活動データ
タイム
06:04
距離
10.3km
のぼり
857m
くだり
857m
活動詳細
すべて見る今週は笠取山へ。 笠取山は東京都水道局が管理するの水源の山で多摩川の源流があるとの事、 川崎で生まれ育ち、都内で暮らす身としては一度は見ておきたい多摩川最初の一滴。 またガイドブックやネット等で笠取山が紹介されるとき必ずや登場する頂上直下の急坂をこの目で見るべく、 いつものようにAM3:30に都内を出発。 先々週の乾徳山に続き今回も勝沼ICで降り、大菩薩ライン経由で作場平駐車場へ。 作場平口からは綺麗に整備された歩きやすい登山道。 沢の音を聞き、苔むした森の中をマイナスイオンを浴びながら、 本日のターゲット、多摩川の最初の一滴が見れる「水干」を目指します。 笠取小屋から15分ほどで本日の隠れターゲット「分水嶺」に到着。 ここの場所に降った雨が多摩川、荒川、富士川の3河川に分かれる最初の地点、雨の行方を左右する場所。 地味なポイントですが非常に興味深い場所でした。 分水嶺から数分でいよいよ笠取山を捉えることができ、名物の急登一本道が登場。 穏やかで女性的な山容の笠取山に男気溢れる急登一本道、そのギャップが良い感じです。 急登はなかなかの傾斜ですが距離が短いので難なくクリア、急登を越えるとすぐに山頂となります。 山頂からの眺望はゼロ、リアルタイム天気予報をも覆す霧&曇り男の実力が発揮されます。 (先々週の乾徳山のようには上手くいきませんね。) 山頂からはいよいよクライマックスの「水干」を目指します。 山頂から急斜面を下ると「水干」に到着。 ここが多摩川の源頭、つまり最初の一滴が生まれる場所になります。 晴れの日が続くと干上がっている事が多いようですが、前日の雨のためか今日はポタポタと絶えず湧き水が。 川崎で育ち釣り等で大変世話になった多摩川、そして都民となり毎日多摩川からの水を使う身となった自分としては、 この一滴を見れたことはとても感慨深く貴重な経験となりました。 「水干」からはピストンで下山。 整備された歩きやすい登山道をサクサクと下り駐車場へ到着。 笠取山は東京都水道局が管理している水源の山だけあり、整備が良く行き届いていて安全な山でした。 親子連れや女性でも安全に楽しく山行が楽しめるかと思います。 また湧き水が豊富に湧き、大小幾つもの沢が流れる、緑と水が豊かな大変美しい山でもありました。 先人達の努力、水道局員さんの日々の管理から得られる貴重な都民の水。 頭では理解していましたが、こうして源流の森を歩いてみると自然の大切さ、有り難さを改めて実感する貴重な山行となりました。 あっ、あとキノコも沢山な山でもありましたw
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。