【多摩川の源流探訪】笠取山

2015.09.05(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 4
休憩時間
1 時間 21
距離
10.3 km
のぼり / くだり
857 / 857 m
1 23
1 4
1 31
56

活動詳細

すべて見る

今週は笠取山へ。 笠取山は東京都水道局が管理するの水源の山で多摩川の源流があるとの事、 川崎で生まれ育ち、都内で暮らす身としては一度は見ておきたい多摩川最初の一滴。 またガイドブックやネット等で笠取山が紹介されるとき必ずや登場する頂上直下の急坂をこの目で見るべく、 いつものようにAM3:30に都内を出発。 先々週の乾徳山に続き今回も勝沼ICで降り、大菩薩ライン経由で作場平駐車場へ。 作場平口からは綺麗に整備された歩きやすい登山道。 沢の音を聞き、苔むした森の中をマイナスイオンを浴びながら、 本日のターゲット、多摩川の最初の一滴が見れる「水干」を目指します。 笠取小屋から15分ほどで本日の隠れターゲット「分水嶺」に到着。 ここの場所に降った雨が多摩川、荒川、富士川の3河川に分かれる最初の地点、雨の行方を左右する場所。 地味なポイントですが非常に興味深い場所でした。 分水嶺から数分でいよいよ笠取山を捉えることができ、名物の急登一本道が登場。 穏やかで女性的な山容の笠取山に男気溢れる急登一本道、そのギャップが良い感じです。 急登はなかなかの傾斜ですが距離が短いので難なくクリア、急登を越えるとすぐに山頂となります。 山頂からの眺望はゼロ、リアルタイム天気予報をも覆す霧&曇り男の実力が発揮されます。 (先々週の乾徳山のようには上手くいきませんね。) 山頂からはいよいよクライマックスの「水干」を目指します。 山頂から急斜面を下ると「水干」に到着。 ここが多摩川の源頭、つまり最初の一滴が生まれる場所になります。 晴れの日が続くと干上がっている事が多いようですが、前日の雨のためか今日はポタポタと絶えず湧き水が。 川崎で育ち釣り等で大変世話になった多摩川、そして都民となり毎日多摩川からの水を使う身となった自分としては、 この一滴を見れたことはとても感慨深く貴重な経験となりました。 「水干」からはピストンで下山。 整備された歩きやすい登山道をサクサクと下り駐車場へ到着。 笠取山は東京都水道局が管理している水源の山だけあり、整備が良く行き届いていて安全な山でした。 親子連れや女性でも安全に楽しく山行が楽しめるかと思います。 また湧き水が豊富に湧き、大小幾つもの沢が流れる、緑と水が豊かな大変美しい山でもありました。 先人達の努力、水道局員さんの日々の管理から得られる貴重な都民の水。 頭では理解していましたが、こうして源流の森を歩いてみると自然の大切さ、有り難さを改めて実感する貴重な山行となりました。 あっ、あとキノコも沢山な山でもありましたw

和名倉山・笠取山・東仙波 AM6:00 作場平駐車場着。勝沼ICから大菩薩ラインを越え到着。
AM6:00 作場平駐車場着。勝沼ICから大菩薩ラインを越え到着。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取山は水源の山。多摩川の源流「水干」を目指します。
笠取山は水源の山。多摩川の源流「水干」を目指します。
和名倉山・笠取山・東仙波 作場平登山口。
作場平登山口。
和名倉山・笠取山・東仙波 登山口の向かいには綺麗なバイオトイレ有。
登山口の向かいには綺麗なバイオトイレ有。
和名倉山・笠取山・東仙波 登山口からは沢沿いの林道歩き。東京都が管理しているだけあって整備が行き届いています。
登山口からは沢沿いの林道歩き。東京都が管理しているだけあって整備が行き届いています。
和名倉山・笠取山・東仙波 暫く歩くと一休坂分岐着。急坂と書いてありますが一休坂方面へ向かいます。
暫く歩くと一休坂分岐着。急坂と書いてありますが一休坂方面へ向かいます。
和名倉山・笠取山・東仙波 整備された登山道が続きます。沢の音を聞きながら気持ちよく歩を進めます。
整備された登山道が続きます。沢の音を聞きながら気持ちよく歩を進めます。
和名倉山・笠取山・東仙波 さすが水源の山。至る所に沢があり、苔むす登山道が心地よいです。
さすが水源の山。至る所に沢があり、苔むす登山道が心地よいです。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取小屋手前。苔が良い感じ。
笠取小屋手前。苔が良い感じ。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取小屋に到着。早朝の為か誰もいません。
笠取小屋に到着。早朝の為か誰もいません。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取小屋には水源林についての興味深い看板が設置されていました。
笠取小屋には水源林についての興味深い看板が設置されていました。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取小屋の横にもバイオトイレ有。「水干」を目指します。
笠取小屋の横にもバイオトイレ有。「水干」を目指します。
和名倉山・笠取山・東仙波 雁峠分岐。本日のもう一つの目的地。「分水嶺」に向かいます。
雁峠分岐。本日のもう一つの目的地。「分水嶺」に向かいます。
和名倉山・笠取山・東仙波 「分水嶺」に到着。ここも楽しみにしていた場所のひとつ。背後には笠取山が見えます。
「分水嶺」に到着。ここも楽しみにしていた場所のひとつ。背後には笠取山が見えます。
和名倉山・笠取山・東仙波 ここに降った雨は多摩川、荒川、富士川の3河川に分かれるとの事。いわば雨水の行き先を左右する場所。何だかにわかに信じがたく興味深い場所です。
ここに降った雨は多摩川、荒川、富士川の3河川に分かれるとの事。いわば雨水の行き先を左右する場所。何だかにわかに信じがたく興味深い場所です。
和名倉山・笠取山・東仙波 分水嶺の南側に降った雨は多摩川に。(この流れに乗れば実家に帰れますw)
分水嶺の南側に降った雨は多摩川に。(この流れに乗れば実家に帰れますw)
和名倉山・笠取山・東仙波 東側に降ると荒川へ。(この流れに乗れば自宅に帰れますw)
東側に降ると荒川へ。(この流れに乗れば自宅に帰れますw)
和名倉山・笠取山・東仙波 西側に降ると富士川に。
西側に降ると富士川に。
和名倉山・笠取山・東仙波 分水嶺から暫く歩くと笠取山名物の山頂への急坂一本道が目前に。あいにく靄っていますが、この景色を見れてテンションがあがります。
分水嶺から暫く歩くと笠取山名物の山頂への急坂一本道が目前に。あいにく靄っていますが、この景色を見れてテンションがあがります。
和名倉山・笠取山・東仙波 小休憩の後、急坂に向かいます。
小休憩の後、急坂に向かいます。
和名倉山・笠取山・東仙波 見たまんまの急坂です。傾斜もあり結構疲れます。
見たまんまの急坂です。傾斜もあり結構疲れます。
和名倉山・笠取山・東仙波 同行Ngも一休み。しかし結構な傾斜です。。
同行Ngも一休み。しかし結構な傾斜です。。
和名倉山・笠取山・東仙波 登り切りましたー。なかなかの高度感。ガスってますが良い感じ。
登り切りましたー。なかなかの高度感。ガスってますが良い感じ。
和名倉山・笠取山・東仙波 山頂到着!今日はガスって眺望ありません。先々週の乾徳山のように上手くはいきませんね。。今日は晴れの予報だったのに残念(私、霧&曇り男ですからね)
山頂到着!今日はガスって眺望ありません。先々週の乾徳山のように上手くはいきませんね。。今日は晴れの予報だったのに残念(私、霧&曇り男ですからね)
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取山は3つのピークからなる山のようですので、先ほどの山頂を後に先に進みます。
笠取山は3つのピークからなる山のようですので、先ほどの山頂を後に先に進みます。
和名倉山・笠取山・東仙波 岩尾根を暫く歩くと、もう一つの山頂に。三角点があるのでこちらが正しい山頂でしょうか。
岩尾根を暫く歩くと、もう一つの山頂に。三角点があるのでこちらが正しい山頂でしょうか。
和名倉山・笠取山・東仙波 3つ目のピーク。標識もありません。
3つ目のピーク。標識もありません。
和名倉山・笠取山・東仙波 越えてきた2つのピークが見えます。
越えてきた2つのピークが見えます。
和名倉山・笠取山・東仙波 3つ目のピークを後にし、いよいよ本命の「水干」に向かいます。
3つ目のピークを後にし、いよいよ本命の「水干」に向かいます。
和名倉山・笠取山・東仙波 山頂まで急登だった分、急勾配の下り道。滑って危険です。
山頂まで急登だった分、急勾配の下り道。滑って危険です。
和名倉山・笠取山・東仙波 下りきると水干尾根へ。水干までもう少しです。
下りきると水干尾根へ。水干までもう少しです。
和名倉山・笠取山・東仙波 念願の「水干」(多摩川の源頭)に到着!
念願の「水干」(多摩川の源頭)に到着!
和名倉山・笠取山・東仙波 ポタポタと水が。これが多摩川の最初の一滴になるとは感慨深いです。
ポタポタと水が。これが多摩川の最初の一滴になるとは感慨深いです。
和名倉山・笠取山・東仙波 これが都民の飲み水になるとは。
これが都民の飲み水になるとは。
和名倉山・笠取山・東仙波 水干の標識の上には水神社が祀られています。
水干の標識の上には水神社が祀られています。
和名倉山・笠取山・東仙波 大満足し水干を後に。途中多摩川の最初の流れが見えるポイントがありましたが最初の一滴を見たからスルー。
大満足し水干を後に。途中多摩川の最初の流れが見えるポイントがありましたが最初の一滴を見たからスルー。
和名倉山・笠取山・東仙波 ピストンで戻る途中、笠取山を再度眺められます。ちょうど晴れてきたので最後に綺麗な山容を見ることができました。
ピストンで戻る途中、笠取山を再度眺められます。ちょうど晴れてきたので最後に綺麗な山容を見ることができました。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取山と同行Ng。せっかく晴れてきたのでもう一度登って山頂からの眺望を・・・と考えましたが急登を思い出し退却。
笠取山と同行Ng。せっかく晴れてきたのでもう一度登って山頂からの眺望を・・・と考えましたが急登を思い出し退却。
和名倉山・笠取山・東仙波 分水嶺も後に下山。すっかり晴れ周囲の山々を見渡せました。
分水嶺も後に下山。すっかり晴れ周囲の山々を見渡せました。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取小屋まで戻ってきました。ここで軽い昼食を。小屋からは昭和歌謡が結構な音量で流れており少々不思議な空間に。
笠取小屋まで戻ってきました。ここで軽い昼食を。小屋からは昭和歌謡が結構な音量で流れており少々不思議な空間に。
和名倉山・笠取山・東仙波 下山も整備された登山道でサクサクと。途中大小幾つもの沢や湧き水地帯があり、改めてこの山が水源の山であることを感じることができます。
下山も整備された登山道でサクサクと。途中大小幾つもの沢や湧き水地帯があり、改めてこの山が水源の山であることを感じることができます。
和名倉山・笠取山・東仙波 ここにも湧き水が。苔むした感じも良いです、苔好きにはたまりません。
ここにも湧き水が。苔むした感じも良いです、苔好きにはたまりません。
和名倉山・笠取山・東仙波 水干の一滴や幾つもの湧き水が流れ込み、このような沢になり、いづれ多摩川となり、私達の飲み水になるとは・・・改めて水の有難味を感じます。
水干の一滴や幾つもの湧き水が流れ込み、このような沢になり、いづれ多摩川となり、私達の飲み水になるとは・・・改めて水の有難味を感じます。
和名倉山・笠取山・東仙波 ほぼ満車の駐車場に戻ってきました。観光バスで来られている方もいて結構人気な山なんだと下山して気づきましたw
ほぼ満車の駐車場に戻ってきました。観光バスで来られている方もいて結構人気な山なんだと下山して気づきましたw
和名倉山・笠取山・東仙波 【おまけ:Ngキノコ コレクション】同行Ngがキノコ好きであることが判明。豊かな水源の山だからか色々なキノコが生えていました。
【おまけ:Ngキノコ コレクション】同行Ngがキノコ好きであることが判明。豊かな水源の山だからか色々なキノコが生えていました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。