活動データ
タイム
14:36
距離
33.8km
のぼり
2704m
くだり
2705m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 熊牧場を過ぎた斜度のキツイ登り坂は今回雪が無くあっさりと登れました。阿房トンネルを過ぎて釜トンネルから沢渡までは下りの圧雪でちょっと運転に気を使いました。 中房線は冬期通行止中のため、宮城ゲート以降は徒歩となります。手前の臨時臨時駐車場に車を停めました。 【天気】 1日目 晴れ 2日目 曇り〜小雪 【コース状況】 宮城ゲート〜中房温泉 最初は日陰に積雪があり、2kmくらいを過ぎると圧雪が続くようになりました。今のところ凍結箇所はほとんどありませんでした。 中房温泉〜合戦小屋 最初から30〜40cm程度の積雪、標高を上げるに従って積雪が増えました。最初からアイゼンを装着しても良いくらいでした。 合戦小屋〜燕山荘 積雪は多いところで恐らく1m以上で、トレースを外すと踏み抜きます。トレースを外さなければ踏み抜く事は無いと思います。 燕山荘〜燕岳 稜線上なので雪は飛ばされて積雪は少な目、岩が出ている場所もあり、アイゼンを引っかけないように。 稜線上には赤旗が設置してあり、トレースもあるので道迷いは無いと思いますが、降雪直後だとトレースが無くラッセルを強いられるかもしれません。 【感想/記録】 先週のクリスマスイブは車の商談で山行はできず。年末から年始はアルプスの山小屋で年末は夕日を、新年は初日の出を見るつもりでしたが、新年のお天気はどうも荒れ模様と爆風でダメそう。登山日を前倒してもお天気は良さそうですが、風が強い予報。そこで一番風が弱そうな燕岳へ燕山荘に宿泊して登ることに。中房温泉はコストパフォーマンスが悪いので、安曇野市内の宿に前泊し、宮城ゲート手前の駐車場からスタート。 ■1日目 活動時間:9時間24分 活動距離: 17.44km 高低差: 2,009m 累積標高上り/下り:2,217m/265m 消費カロリー: 3589kcal 予定通り宿を5時半前に出るも、車の窓ガラスが凍りつき霜取りに時間を取られてしまった。宮城ゲート手前の駐車場には6時過ぎに到着するも、もうほぼ満車でした。片隅に駐車して準備をして出発できたのは6時半。歩き始めは林道の日陰に雪が残る程度でしたが、しばらくすると林道は圧雪状態。これなら最初から冬靴でもよかった。 林道を歩いていると空が明るくなって、予報通りお天気は晴れで眺望に期待が持てそうです。でも稜線に出ると爆風の予報なので、燕岳に登頂できるか不安材料もあり。退屈な林道歩きの中で前方に見える雪を頂いた白い稜線。美しいと思っていたら雪煙が舞い上がっていました( ̄◇ ̄;)。やはり風は強そうです。10時前に中房温泉に到着したら、ちょっと休息し冬靴に履き替えストックを出して出発。 ここからが登山道ですがほんの最初だけは雪は薄かったもののすぐに雪道に。あまり雪は無いと思っていたので、アイゼンはつけませんでが、第一ベンチでアイゼンを装着し出発。雪はドンドン深くなりますが、しっかりしたトレースがあり、歩きやすいです。10時半前に合戦小屋に到着するとストックをしまい、ピッケルを出しアウターとバラクラバを着て出発。 森林限界を超えると爆風かと思っていたら時折風が吹く程度で、ちょっと肩透かしでした。遠くに見えるに燕山荘へ近づくために、最後の急登の尾根を登るのは息が辛く大変でした。快晴で大天井岳の稜線や槍ヶ岳も見えて、お天気の良い日に来て良かった。14時20分過ぎにようやく燕山荘に到着するとそこはもう稜線上、やっぱり強風が吹き一気に寒くなります。でも裏銀座の山々や槍ヶ岳、穂高連峰まで一望でした。 燕山荘の陰でアウターを一旦脱ぎ、化繊のインサレーションジャケットを着込み、グローブを交換してと書くと簡単そうですが、強風極寒の中で分厚いグローブをはめて作業を行うのは大変。燕山荘にザックをデポして、燕岳を目指します。稜線上は強風のため雪が少なく、夏道や岩が出てアイゼンだとちょっと歩き辛い。風は強いけど今回はグローブのおかげで、指は冷たく無く行動でき、無事山頂に到着。立山連峰、後立山連峰の一部、裏銀座、穂高連峰、南アルプス、富士山、八ヶ岳連峰まで一望できました。 寒かったけど山頂でしばらく撮影しながら滞在して、名残惜しいですが下山開始。燕山荘には15時45分に戻りました。宿泊の受付していると夕日を撮影できなくなりそうなので、アイゼン、ピッケルをしまってから今度はちょっと場所を移動して夕日を撮影。でも強風と寒さに耐えて撮影するのは寒くて大変で、早く燕山荘に入りたかった。 燕山荘の中は外と比べると暖かく快適、食事は美味しいともう極楽。一度中に入ったらもう外には出られなくなりました(笑)。夕食後は赤沼オーナーから雪山の厳しさや、雷鳥やコマクサを題材に自然の大切さをスライドを交えた講話や、美しい燕岳での写真を見せて頂き、燕岳へは何回でも来たいと思いました。疲れたので8時過ぎには就寝、疲れていたのかよく寝られました。 ■2日目 活動時間:5時間17分 活動距離:15.82km 高低差:1,949m 累積標高上り/下り:149m/2,091m 消費カロリー: 2050kcal 2日目は5時過ぎに目が覚めましたが、6時からの朝食にはまだ早いので布団の中でうつらうつらしていました。5時半には起床し乾燥室のウェアを取り込んで出発の準備を開始。6時からの朝食を食べて外でご来光を待ちます。寒さに対応した装備を調え、ご来光の撮影をしましたが、お天気は雲が多くて残念。撮影中は昨日と同様に風が強く寒くて撮影が大変でした。撮影後はストックを出して合戦尾根を下りますが、ここも昨日よりも風が強くて雪煙が舞います。改めて下る方向を見下ろすと斜度がキツくて登るのが大変だった訳です。斜度がキツいだけあって、あっという間に合戦小屋に到着。アウターとインサレーションジャケットを脱ぎ薄手のグローブも交換し出発。 ここからはまた長い樹林帯に突入しますが、無風で気温も高くなったためか、やっぱり暑くなったので軽装にしたのは正解でした。下からは年末年始を燕山荘で過ごそうする方々とのすれ違い待ちで、結構何回も待たされました。第3ベンチ付近は登る人々が休息していて大渋滞でした。すれ違い渋滞が過ぎると、雪に覆われた登山道は、岩がないのでアイゼンとストックを使ってガンガン下っていけます。中房温泉登山口に到着すると、休息中に昼食を食べて冬靴からのウインターポートIIへ履き替えて出発。 最後はまた退屈な長い林道を下ります。時間が遅くなってきたので登ってくる人も少なく閑散としています。途中からは小雪が舞うちょっと残念なお天気になりましたが、もう帰るだけなのでアウターも着ずに歩き通しました。最後はお猿さん達がいましたが、人に慣れしているせいか結構近寄っても逃げません。燕岳には今年3回、燕山荘は2回宿泊しましたが、燕岳は期待を裏切りませんね〜。燕山荘は冬季営業でもスタッフの方々は親切で、食事は美味しく過ごしやすく、人気のあるのも分かります。眺望の良さと駐車場の確保の苦労が記憶に残ります(笑)。 【注意点や反省点】 昨年は宮城ゲートからの林道は雪が無くアウトソールが固い冬靴だとかなり歩きづらいので、荷物にはなりますがキーンのウインターポートIIで歩きました。でも林道に雪が多かった今年は冬靴でも大丈夫でしたね。林道は燕山荘や中房温泉へ資材を運ぶ車を通すために、軽く除雪してあります。時々この資材運搬の車が通ります。 年末年始の燕山荘はかなり混み合うようなので、駐車場の確保がさらに大変そうです。静かな山行を楽しみたい方は年末年始は外した方が良いかも。 前泊したビレッジ安曇野は和室でちょっと古さを感じましたが、清潔でWi-Fiも使え快適でした。 SUUNTO Ambit3とYAMAP(iPhone)とは最初100m程の標高差があり。もちろんYAMAPが正しく、GPSを搭載していてもこんなに差があるとAmbit3は使えない。標高差の乖離は標高が上がると激しく200m近くになりましたが、合戦小屋で正常な値に。樹林帯では電波が弱くてうまく受信出来なかったのでしょうか。 合戦小屋には簡易トイレがありペーパーもあったようです。 ウールのグローブは懐で温めたので今回は暖かく(木下藤吉郎か)、冷たくはありませんでした。3本指のオーバーミトンでは作業がしづらいですが、風速計を操作したり行動食を食べてみたりと慣れる努力をしてみました。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 2,082 1,131 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 466 225 スタンド(1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 17 13 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 402 28 ウォーキングの距離(km) 31.9 24.4 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 41,546 30,934 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 58〜127 58〜105 体重 64.1 -> 62.9
動画
活動の装備
- その他(Other)ポーラーエクストリームDFパンツPWP13A0011(Men's)
- スント(SUUNTO)SUUNTO AMBIT3 PEAK
- その他(Other)iPhone8 スペースグレイ
- ミレー(MILLET)ドライナミック メッシュ NS クルー
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ベノム アッズ
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)タイフォンアウトドライEXTグローブ
- その他(Other)ハンドシューペーター マウンテン
- その他(Other)ウェザーテックライトオーバーグローブLブラック235701
- オークリー(Oakley)★ オークリーOAKLEYサングラスFLAKJACKETフラック ジャケット 03-897
- マムート(MAMMUT)Climb Jacket AF Men
- オリンパス(OLYMPUS)OLYMPUS標準ズームレンズED12-40mmF2.8防塵防滴マイクロフォーサーズ用M.ZUIKOED12-40mmF2.8PRO
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 3000
- モンベル(mont-bell)LXF-12アイゼン
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)ダイアティッシマ35
- サーモス(THERMOS)山専用ステンレスボトル FFX-500
- その他(Other)ポールワーズ POLA EXTREAM DF ジャケット
- モンベル(mont-bell)GORE-TEX アルパインスパッツ
- その他(Other)Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
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