本年初の雪山は蛇谷ヶ峰

2018.01.05(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 44
休憩時間
1 時間 29
距離
8.4 km
のぼり / くだり
818 / 819 m
3 29
1 34

活動詳細

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12月中旬、時々お世話になっている土居ガイドの山旅天空倶楽部のホームページに「新年歩き試し」①~⑤の案内を見た。新年のなまった体を引き締めるのに持って来いと思い、その①「くつき蛇谷ヶ峰」に参加申込をした。 今年は1/5が金曜日なのでこの日を休みにして、1/8(月・成人の日)まで休みとして1/9から仕事始めという企業も多いと聞くので、平日とはいえ参加者がそこそこいるのではないかと思っていたが、1/4の土居ガイドからの詳細メールでは参加者はオッサンただ一人だとのこと。参加者が一人でも予定通り催行するとのことなので、土居ガイドには悪いような気もするが、ホッとした。 1/3までの「てんくら」の予報で蛇谷ヶ峰に☂のマークがあったので、その影響があったのかもしれない。オッサンにとっては、ガイドを独占できるのでラッキーなことだ。 7:00過ぎJR茨木駅でガイド車にピックアップしてもらい、名神高速道路・湖西道路を乗り継いで朽木の「くつき温泉てんくう」の駐車場に車を置き、準備を終えて9:10スタート。天候は曇、風はほとんどない。南岸低気圧が南寄りに進路変更したため予想よりも天候が安定、無風の絶好の雪山登山日和となったようだ。しばらくバンガローの立ち並ぶ舗装路を歩くと15分ほどで登山口に着く。このあたりで積雪量は10cmほどか。雪の量は徐々に増えていくが、フカフカの雪でアイゼンは全く必要なし。三日前にも土居ガイドはこのあたりに来たらしいがその時は雪はほとんどなかったらしい。昨日から今朝にかけて降った雪で一気に積雪量が増えたようだ。登山道にトレースはあるもののその上を新雪が覆っている。トレースは新しいものではなく、先行者はいないようだ。沢を渡渉してから勾配は急になり雪の量も一気に増えた。しまった雪ではないのでツボ足のまま進むが、時々雪を踏み抜くこともある。蛇谷ヶ峰山頂手前0.5kmの地点でワカンを装着した。これで雪に大きく沈み込むこともなくなり歩きやすくなった。しばらく登って、それまで前を言っていた土居ガイドが「誰も踏んでいない雪の道を体験してください」と、オッサンに先頭を譲ってくれた。踏み跡の無いフカフカの雪を堪能しつつ山頂まで前を歩かせてもらった。最高の気分を味わうことができた。本日の蛇谷ヶ峰登頂一番乗りだ。 山頂は大きな木が無いので360度の大展望。曇ってはいるものの視界は悪くない。昨年大雪で敗退したリトル比良の岳山が目の前に見える。北の方には赤坂山も。しかし、残念ながら武奈ヶ岳は雲に隠れてその姿を見ることはできなかった。 土居ガイドが準備してくれた温かい豚汁をいただいていると一人の若者が登ってきた。我々に次ぐ今日の3人目の登頂者だ。見ていると、プローブで雪の深さを測っている。管理をしている人かと思って聞いてみたが違うようだ。測定することが趣味なのかもしれない。東側の雪庇付近で2.050mとのことだった。山頂標識付近では約1mほどの積雪だった。 絶景を十分に堪能し、体も冷えてきたので下山開始。下りは早い。休憩も入れて登りは3時間半ほどかかったが、下りは1時間半で駐車場に着いた。結局アイゼンは用意してきたものの使わずじまい。雪が多くてもフカフカで締まっていないとアイゼンを使わないこともあることが分かった。 下山後は「くつき温泉てんくう」で汗を流し、冷えた体を十分に温めて、帰途についた。たっぷりの雪の中、静かな雪山を楽しむことができて、最高の一日となった。

蛇谷ヶ峰 下山後に立ち寄る予定の「くつき温泉てんくう」の駐車場に車を置き、しばらく舗装された道を進む。
下山後に立ち寄る予定の「くつき温泉てんくう」の駐車場に車を置き、しばらく舗装された道を進む。
蛇谷ヶ峰 今日登る蛇谷ヶ峰方面。中央部に見える反射板付近が蛇谷ヶ峰山頂付近とのこと。
今日登る蛇谷ヶ峰方面。中央部に見える反射板付近が蛇谷ヶ峰山頂付近とのこと。
蛇谷ヶ峰 ズームアップ。
ズームアップ。
蛇谷ヶ峰 いろんな動物の足跡があちらこちらにある。これはキツネかタヌキか?
いろんな動物の足跡があちらこちらにある。これはキツネかタヌキか?
蛇谷ヶ峰 バンガローが立ち並ぶ中を通って・・・
バンガローが立ち並ぶ中を通って・・・
蛇谷ヶ峰 車両進入禁止となった所から少し先に進むと
車両進入禁止となった所から少し先に進むと
蛇谷ヶ峰 蛇谷ヶ峰への登山口だ。
蛇谷ヶ峰への登山口だ。
蛇谷ヶ峰 しばらく傾斜の緩い登山道を進む。
しばらく傾斜の緩い登山道を進む。
蛇谷ヶ峰 少し下って、
少し下って、
蛇谷ヶ峰 沢を渡渉する。
沢を渡渉する。
蛇谷ヶ峰 ここからはこれまでとは違って勾配がきつくなる。
ここからはこれまでとは違って勾配がきつくなる。
蛇谷ヶ峰 雪の量も一気に増えた。40~50cm程度あるだろうか。先行者がなく踏まれていないフカフカの雪の道を進むのは結構しんどい。時々踏み抜くこともある。
雪の量も一気に増えた。40~50cm程度あるだろうか。先行者がなく踏まれていないフカフカの雪の道を進むのは結構しんどい。時々踏み抜くこともある。
蛇谷ヶ峰 道標の文字がはっきりしないが、蛇谷ヶ峰10kmと書いてあるか・・・?ん?そんなにないだろう!後1kmか・・・。
道標の文字がはっきりしないが、蛇谷ヶ峰10kmと書いてあるか・・・?ん?そんなにないだろう!後1kmか・・・。
蛇谷ヶ峰 このあたりで積雪量は70cm程?
このあたりで積雪量は70cm程?
蛇谷ヶ峰 エビノシッポはあまり育っていない。
エビノシッポはあまり育っていない。
蛇谷ヶ峰 蛇谷ヶ峰0.5km。
蛇谷ヶ峰0.5km。
蛇谷ヶ峰 ここでワカンを装着。
ここでワカンを装着。
蛇谷ヶ峰 木々の間から琵琶湖方面が少し見える。
木々の間から琵琶湖方面が少し見える。
蛇谷ヶ峰 ここで土居ガイドが、オッサンに「誰も踏んでない雪を体験して下さい」と先頭を譲ってくれた。
ここで土居ガイドが、オッサンに「誰も踏んでない雪を体験して下さい」と先頭を譲ってくれた。
蛇谷ヶ峰 全く踏み跡がない。
全く踏み跡がない。
蛇谷ヶ峰 蛇谷ヶ峰0.2km。
蛇谷ヶ峰0.2km。
蛇谷ヶ峰 トレースはあるが昨日以前のものだろう。
トレースはあるが昨日以前のものだろう。
蛇谷ヶ峰 琵琶湖方面も一気に開けた。高島市方面。
琵琶湖方面も一気に開けた。高島市方面。
蛇谷ヶ峰 目の前が山頂。誰もいない。山頂を独占だ。
目の前が山頂。誰もいない。山頂を独占だ。
蛇谷ヶ峰 ツルベ岳?調べて見ると武奈ヶ岳の手前にあるようだ。
ツルベ岳?調べて見ると武奈ヶ岳の手前にあるようだ。
蛇谷ヶ峰 蛇谷ヶ峰902m。まわりは360度の大展望。
蛇谷ヶ峰902m。まわりは360度の大展望。
蛇谷ヶ峰 武奈ヶ岳は雲の中。
武奈ヶ岳は雲の中。
蛇谷ヶ峰 昨年大雪で敗退したリトル比良の岳山が目の前だ。今月20日にリベンジ予定。
昨年大雪で敗退したリトル比良の岳山が目の前だ。今月20日にリベンジ予定。
蛇谷ヶ峰 赤坂山方面。
赤坂山方面。
蛇谷ヶ峰 海津大崎方面。
海津大崎方面。
蛇谷ヶ峰 中央部下1/3の雲の左が多分マキノ高原。左の稜線を上がって右に上がった雲のあたりが多分赤坂山。(間違っていたらごめん🙇)
中央部下1/3の雲の左が多分マキノ高原。左の稜線を上がって右に上がった雲のあたりが多分赤坂山。(間違っていたらごめん🙇)
蛇谷ヶ峰 お湯を沸かして・・・。
お湯を沸かして・・・。
蛇谷ヶ峰 豚汁をいただく。体が温まっておいしかった。
豚汁をいただく。体が温まっておいしかった。
蛇谷ヶ峰 踏み跡がなく、滑らかな雪面が広がる山頂風景。
踏み跡がなく、滑らかな雪面が広がる山頂風景。
蛇谷ヶ峰 と、一人の若者が登って来て雪の深さを測り始めた。管理をしている人かと思ったが、そうではないらしい。彼が測っている辺りで2m5cmとのこと。
と、一人の若者が登って来て雪の深さを測り始めた。管理をしている人かと思ったが、そうではないらしい。彼が測っている辺りで2m5cmとのこと。
蛇谷ヶ峰 ツルベ岳の方向を示す道標に箱が取付けてあり、その中に登山ノートが入っている。
ツルベ岳の方向を示す道標に箱が取付けてあり、その中に登山ノートが入っている。
蛇谷ヶ峰 登頂者がコメントを書いている。
登頂者がコメントを書いている。
蛇谷ヶ峰 赤坂山を背にした霧氷がきれいだ。
赤坂山を背にした霧氷がきれいだ。
蛇谷ヶ峰 標高413mまで下りてきた。
標高413mまで下りてきた。
蛇谷ヶ峰 少しガスが出てきたようだ。
少しガスが出てきたようだ。
蛇谷ヶ峰 土居ガイドに撮ってもらった。
土居ガイドに撮ってもらった。
蛇谷ヶ峰 赤坂山方面のパノラマ写真(合成)。
赤坂山方面のパノラマ写真(合成)。
蛇谷ヶ峰 「くつき温泉てんくう」で汗を流して表に出ると青空だった。
「くつき温泉てんくう」で汗を流して表に出ると青空だった。

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