飯盛山、龍門山(和歌山)

2018.01.06(土) 日帰り

活動データ

タイム

07:04

距離

19.4km

のぼり

1282m

くだり

1295m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 4
休憩時間
57
距離
19.4 km
のぼり / くだり
1282 / 1295 m
1 27
1 17
1 5
37
21
13
26

活動詳細

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青春18切符が1日分残っていた。JRで日帰りできて、できるだけ遠いところ。ただし滋賀や奈良の山はほぼ雪山だろう。という訳で和歌山へ行くことにした。 車中で図書館で借りた本「サピエンス全史(上)」を読む。人類の歴史を俯瞰して記述している、非常に面白い本だ。三ノ宮〜大阪、大阪〜和歌山、和歌山〜名手。今日はトコトンJRだ。読むのは遅い方なのだが、それでも結構読めた。下巻も図書館で予約中だが、100人以上待ちだ。仕方ない。 JR名手という駅で降りる。ここからスタート。紀ノ川に架かる長い鉄橋を渡る。暫く車道を歩いていく。今日は毛糸の手袋とイヤーマフを用意してきた。むっちゃ快適!飯盛山への山道、道標は最小限。何度も道を間違え、登っては引き返すを繰り返す。結構登り、やっとの事で登山口に着く。振り返ると眼下に、紀ノ川が緩やかに蛇行している。いい眺めだ。 飯盛山への登山道は歩く人が少ないのか、少し荒れ気味。道標や赤テープも無いわけではないが、極めて少ない。地図だけでは道に迷いそうで、YAMAPのナビをしょっちゅう確認しながら登る。 不意にPDCAという単語が頭に浮かぶ。PLAN→DO→CHECK→ACTという、有名な生産管理のサイクルだ。山歩きに当てはめるならどうなるんだろうと考える。PLAN→WALK→CAMERA→SNS→INSPIRATIONでPWCSI とでも言うべきか。しかし語呂が悪いなぁ。 このルート、カツラの木が有名だそうだ。雄桂、続いて雌桂を見上げる。新緑や紅葉の頃は特に素晴らしいとのこと。また来たくなる。飯盛山頂へのルートに少し迷いながら、12:30山頂に立つ。辺りは一面に雪が積もっている。昼飯を食べたかったが、どこにも腰を下ろす場所なし。少し歩いて場所を探そう。手がかじかむ中で軽アイゼンを装着する。 小飯盛山を越え、田代峠に到着。ここで飯にしよう。カップヌードルリッチ・フカヒレ味を用意してきた。熱湯を注ぐ。ついでにインスタントコーヒーにも。ちょっと眼を離したのが失敗。コーヒーを淹れた紙コップが倒れてるー!ショックだ!カップ麺は無事だった。助かりし! このカップヌードルリッチ、会社の女子社員から美味しいと聞いていたもの。いただきまーす、とズルズルっといただく。期待が大き過ぎたのが、確かに美味いが、極上の味っていう訳ではない。山で食べるものは何でも美味いので、こういうプレミアムカップ麺は、山より街で食べた方が良かったかも知れない。リッチを食べながら、定番のカップヌードルが食いたくなった。 腹もくちくなったところで再出発、龍門山まであと一息だ。アイゼンを履いた靴が雪を踏みしめる音がする。ググッ、ヌグッ。なんともいえない心地よい音だ。 ところどころ、雪と落ち葉が土と混じり合ってドロドロになっている。落ち葉がアイゼンに刺さり、靴底は雪と落ち葉が合体したもので膨れ上がってしまい、地面をグリップすることができない。アイゼンにまとわりついた野郎共をストックで叩きおとす。少し歩いては叩きおとすを繰り返す。 気づくともう龍門山頂に着いていた。眺望は少しおりた明神岩が良いみたいだ。休む間も無くそちらへ向かう。 明神岩に着く。大きな岩に雪が積もっている。恐る恐る岩の先に立ち、絶景ポイントの写真をパチリ。 既に靴の中は、雪の融けた水が侵入しぐちょぐちょ。早く家に帰って熱い風呂に入ろう!

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