絶壁の上の住吉神社。

2015.09.12(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 34
休憩時間
2 時間 1
距離
6.9 km
のぼり / くだり
721 / 729 m
1 5
16
14
6
11
10
47
8

活動詳細

すべて見る

山には行ってたのにしばらくサボってしまい、 久々の活動報告になります。 これまで何度も登りに来た横倉山。 今回は初めてソロで登りに来ました。 目的は噂に聞いていた、絶壁の上の住吉神社参り。 鎖で上り下りするという、しばてんの大好物。 場所がよくわからなかったため、今回初めてのチャレンジです。 朝8時には登山口手前の駐車場に到着して準備。 登山口近くには織田公園があり、クララというネコが住み着いています。 かつてソーヤ達と登りに来た際、頂上まで付いて来たネコで、 今年の5月に生まれた子猫6匹のうちの一匹の里親になりました。 いつもなら呼ばなくても人懐っこく現れるのに、 織田公園内の小屋周辺をウロウロしても姿がありません。 寝てるか、どっか散歩に出掛けてるんだろうと、登山開始。 勝手知ったるお山ですから、鎖の岩場、安徳天皇侍従の墓、 ゴツゴツの兜嶽、遥か眼下の越知の町と仁淀川、横倉宮裏手の馬鹿試し等、 数々の名所を楽しみながら、お目当の住吉神社へ。 横倉山の再奥にあるコケの広場「空池」手前の分岐に住吉神社への看板が。 分岐を左に入って林を抜けると説明看板付きでありました。 鎖が下がっていて、大きく落ち込んだ視線を再び上げると、 高い岩の穂先に祠が見えます。 下りの鎖の高さは20mほどあるでしょうか。 以外に、鎖に掴まらなくても下りられました。 鞍部まで下りて、祠のある岩を3点支持で登ります。 祠の反対側はめまいがするほどの絶壁。 眼下には越知の町と霧見ダムを挟む仁淀川のうねりが一望です。 やっと来れたここは、しばてんにとって、 横倉山のベストスポットになりました。 住吉神社から迂回路を通って空池へ。 前回来た時と違って草が伸び放題で、コケはあれども見た目はイマイチ。 ここは春先がベストのようです。 ここから途中通過した「安徳天皇御陵参考地」に寄ります。 登山口の織田公園のオーナー織田氏が宮内庁より管理委託を受けて整備されているので、 いつ訪れても完璧な清掃がなされています。 山の頂上にこんな空間に出会うと、身が引き締まります。 ぐるっと一回りしたところで、かの織田氏が掃除の真っ最中。 1年前、織田公園に迷い込んできたクララをずっと世話して来られたのも織田氏です。 里親に譲り受けたウチの「リン」の報告をするも、 寂しそうな表情で織田氏から伝えられた衝撃の事実とは! 来週に続く! いやいや、冗談を言ってる場合ではありません。 何と、7月のある日を境にクララがいなくなってしまったと言うではあーりませんか! クララが産んだ子猫6匹とも、早々に里親に引き取られてしばらくしての事。 織田氏によると、 「人懐っこく登山客について山に上がって行っても、自分で帰って来るのに帰らない事を考えると、  たぶん、後から登った登山客が首輪を付けてるネコと遭遇して迷い猫と思い、  親切心から連れて帰ってしまったんじゃないかなぁ。」 との事。 一昨年に14年飼っていた愛猫を亡くした私が思うに、 死を看取ることができれば、まだ寂しさにも耐えられますが、 ある日突然姿を消して帰らなかった時のポッカリ空いた心の空白を埋めるには、 さらに長い時間が必要です。 今日帰るか、明日帰るかと、また、どこかで獣に襲われて助けを求めてるんじゃないかと、 毎日毎日心配でいられません。 織田さんの奥さんも、どれほど寂しい思いをされていることでしょう。 今回は朝早かったのでリンを連れて来られなかったけれど、 織田さんのもとにクララの娘リンを連れてまた来ます、と、 なぐさめにもならない挨拶でその場を失礼いたしました。 せめてどこかで、連れ帰られた方の元で幸せに暮らしていることを願うばかりです。 人懐っこさが裏目に出てしまったのでしょうか。 クララの事がショックだったのと、 往路で百均で買った老眼鏡を何処かに落として来てしまってたので、 復路はピストンで眼鏡を探しながら帰る事に。 眼鏡は見つけられないまま登山口到着。 帰りの車中からずっと、この文章を書きながらも、 ずっとクララの事が頭から離れません。 いつ行っても、ニャーニャーと何か言いながら、 足元にコロンと寝っ転がって甘えて来たクララ。 せめてもの救いは、 クララの娘が我が家にいてくれている事でしょうか。 楽しかった活動報告が湿っぽくなってしまいましたが、 山に行ってるといろんな事と出会います。 これも山行の経験の一つと、思うようにします。 さて、次は何処の山に登ろうか。(暗っ!)

横倉山 登山口。
登山口。
横倉山 平家ゆかりの墓碑-1。
平家ゆかりの墓碑-1。
横倉山 平家ゆかりの墓碑-2。
平家ゆかりの墓碑-2。
横倉山 晴れだが、陽は射してない。
晴れだが、陽は射してない。
横倉山 登る。
登る。
横倉山 花を愛でながら登る。
花を愛でながら登る。
横倉山 木段も登る。
木段も登る。
横倉山 プチ岩稜&プチ鎖場だが、なめてはいけない。
プチ岩稜&プチ鎖場だが、なめてはいけない。
横倉山 左は絶壁。
左は絶壁。
横倉山 見晴らし抜群。越知町と仁淀川の眺望。
見晴らし抜群。越知町と仁淀川の眺望。
横倉山 きわっきわ。
きわっきわ。
横倉山 かむと嶽石鎚神社の祠。
かむと嶽石鎚神社の祠。
横倉山 しばらく行くと、参道脇にまた祠。
しばらく行くと、参道脇にまた祠。
横倉山 ひらひらが趣き。
ひらひらが趣き。
横倉山 石灰岩の道。
石灰岩の道。
横倉山 大好物の細尾根。
大好物の細尾根。
横倉山 平家ゆかりの墓碑-3。
平家ゆかりの墓碑-3。
横倉山 横倉山山頂は、林の中。
横倉山山頂は、林の中。
横倉山 しばてんにしては珍しく、三角点タッチ。
しばてんにしては珍しく、三角点タッチ。
横倉山 いい具合の細尾根には、思わず声が漏れる。
いい具合の細尾根には、思わず声が漏れる。
横倉山 ほど好い、色合い。
ほど好い、色合い。
横倉山 横倉宮、到着。
横倉宮、到着。
横倉山 本殿正面。
本殿正面。
横倉山 説明書き。
説明書き。
横倉山 バカは、馬鹿試し。
バカは、馬鹿試し。
横倉山 降りて振り返るとこんな感じ。
降りて振り返るとこんな感じ。
横倉山 馬鹿試しの先っちょ。
馬鹿試しの先っちょ。
横倉山 バカ諸君のための説明書き。試さない人はバカじゃない。
バカ諸君のための説明書き。試さない人はバカじゃない。
横倉山 牧野富太郎先生発見・命名、横倉の木。
牧野富太郎先生発見・命名、横倉の木。
横倉山 安徳天皇ゆかりの神社です。
安徳天皇ゆかりの神社です。
横倉山 林道からそれて、しばらく降りた先に岩屋神社。
林道からそれて、しばらく降りた先に岩屋神社。
横倉山 馬鹿試しの真下。
馬鹿試しの真下。
横倉山 さらに少し降りたところに、平家穴。
さらに少し降りたところに、平家穴。
横倉山 深さ3mくらい。いつか降りてみたい。
深さ3mくらい。いつか降りてみたい。
横倉山 馬鹿試しはこの上。
馬鹿試しはこの上。
横倉山 途中、安徳天皇御陵参考地への石段。帰りに寄ります。
途中、安徳天皇御陵参考地への石段。帰りに寄ります。
横倉山 さてさて、目的の住吉神社へ。
さてさて、目的の住吉神社へ。
横倉山 説明書き。
説明書き。
横倉山 鎖があった!
鎖があった!
横倉山 降りる。
降りる。
横倉山 高さは20m程度。鎖に掴まらなくても降りられる。
高さは20m程度。鎖に掴まらなくても降りられる。
横倉山 降りた先の、見上げた岩の上に祠が。
降りた先の、見上げた岩の上に祠が。
横倉山 ひょいひょいと登って、住吉神社。
ひょいひょいと登って、住吉神社。
横倉山 祠の向こうは絶壁。ちんさむ。
祠の向こうは絶壁。ちんさむ。
横倉山 登って来た方面と越知の町並みを望む。
登って来た方面と越知の町並みを望む。
横倉山 ちんちんさむさむ。
ちんちんさむさむ。
横倉山 鎖を登り返しながら、
鎖を登り返しながら、
横倉山 祠を振り返る。
祠を振り返る。
横倉山 空池への迂回路。
空池への迂回路。
横倉山 平家ゆかりの墓碑-4。
平家ゆかりの墓碑-4。
横倉山 空池。
空池。
横倉山 コケコッコ〜。
コケコッコ〜。
横倉山 春先の時より下草が深い。
春先の時より下草が深い。
横倉山 ソーヤの大好物。
ソーヤの大好物。
横倉山 狭い範囲でも、シダの種類が豊富。
狭い範囲でも、シダの種類が豊富。
横倉山 太古のロマン風。
太古のロマン風。
横倉山 ミッシリ。
ミッシリ。
横倉山 ギュウギュウ。
ギュウギュウ。
横倉山 いい木肌。
いい木肌。
横倉山 安徳天皇御陵参考地。
安徳天皇御陵参考地。
横倉山 いつ来ても、荘厳な雰囲気。
いつ来ても、荘厳な雰囲気。
横倉山 織田氏の管理が、隅々まで行き届いている。この反対側で偶然、織田氏が掃除されていて、そこでクララの衝撃的な話しを聞くことに。
織田氏の管理が、隅々まで行き届いている。この反対側で偶然、織田氏が掃除されていて、そこでクララの衝撃的な話しを聞くことに。
横倉山 キノコのパン。
キノコのパン。
横倉山 来た道をトレランもどきで引き返す。再度かむと嶽から。
来た道をトレランもどきで引き返す。再度かむと嶽から。
横倉山 駐車場到着。そのまま帰ります。
駐車場到着。そのまま帰ります。

動画

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。