活動データ
タイム
07:13
距離
15.7km
のぼり
1062m
くだり
1065m
活動詳細
すべて見る久しぶりの好天に誘われて、北信五岳のひとつの黒姫山に登ってきました。 黒姫山は様々なコースがあり、私は戸隠側から登る黒姫山西新道からのアッタクでチャレンジする事に.... 最初は緩やかな登りで古池まで快調に進んでいきました。 古池を半周するといよいよ登りが始まります。 徐々に斜度がきつくなり始め良い感じのペースをつかむと新道の分岐に.... この辺りは戸隠の特産品である竹細工の材料となるネマガリタケの群生地になっていました。 ここから更に急登となり息絶え絶え森の中を登っていくと突然視界が開けます。 しらたま平と呼ばれここからは森林限界の笹薮の中、絶景の景色を楽しみながら足を進めていきました。 頂上の手前ではゴロゴロとした岩の間を進んでいき、およそ3時間少しで無事登頂する事が出来ました。 頂上では360度の大絶景を楽しむ事が出来、我がホームグラウンドの後立山連峰はもとより、その向こうに劔・立山を望む事が出来たり、槍ヶ岳、遠くには御嶽山から南アルプスまで一望する事が出来ました。 ここで、何時もの男飯を.... 久しぶりの男飯はもちろん最高のお味でした!!! 頂上の空気を存分に満喫していると神戸から来られた登山者の方とお話が弾み、色々と情報交換をする事が出来ました。 更には行動食であろう「ういろう」までご馳走になり山の出会いの楽しさを改めて実感した頂上の時間でした。 「ピッカリおやじの山歩き」というお名前でブログをやっておられるという事で色々と情報を共有しお互いの安全を祈念してそれぞれの下山口へと下山する事にしました。 黒姫山は成層火山で頂上は外輪山上にあり外輪山から下っていくとカルデラの中に七つ池や大池といった湿地の中の池が点在、その奥に本来の頂上であったであろう御巣鷹山(小黒姫)がドーンと鎮座していました。 キレイな風景になごみを惜しみながらで残して西登山道下山していくと.... あまり整備はされていない....というか目印がなければ間違いなく迷ってしまうような登山道を下っていきます。 下るにつれ登山道が泥濘に覆われ極めて歩き難く慎重に足場を探しながら足を進めました。 徐々に大きな岩も増え始め.... 天狗岩辺りは滑り易い巨岩が登山道となり滑って落下しないように細心の注意を払いながら通過していきました。 泥濘にうんざりしながら下っていくと朝通った新道の分岐に到着、ここから少し下り林道を黙々と下りおよそ2時間で無事下山する事が出来ました。 気が付くと登行距離が16km弱と中々の距離でしかも泥濘だらけで右往左往しての下山だったのでかなり足に負担が掛かってしまいました。 やはり我がホームの北アルプスは完璧なほどに整備されておりある意味黒姫山の登山道が自然な感じなのかもしれないな....と実感し、整備されている登山道に慣れている私の弱さと甘さを実感出来た登山でもありました。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。