活動データ
タイム
07:30
距離
9.5km
のぼり
748m
くだり
1240m
活動詳細
すべて見る昨年の同時期に十勝岳に登頂し、翌日は大雪山・旭岳の登頂を目指していたものの、旭岳は断念。 今回、1年前のリベンジを果たすために、再び北海道へ遠征し、北海道最高峰の旭岳登頂を目指しました。 登頂予定日は生憎の天気でした。 ロープウェイで姿見駅まで登ると、視界がゼロで真っ白の状況。 しかし、天気予報を見てもこの日以外では好条件が見当たらず、登山を決行しました。 ここで登山届を記入。この日は自分以外に3~4組が登頂計画をしていたようです。 今回、条件が良ければ山頂からのスキー滑走も考えていたこともあり、昨年度のスノーシューではなく、今回は山スキーを導入。もちろん山頂手前はガチガチの雪面であることを予測し、12本爪アイゼンも持参しました。 先ずは姿見駅から旭岳石室へ向かいます。雪面はフカフカのパウダーで結構深い。シールを貼ったスキーはこういうシーンでは威力を発揮します。スキーでも膝下まで沈むので、スノーシューやワカンでは大変だったことでしょう。 当然、トレースもなく、ガスガスで視界が効かないため、GPSを頼りに進んで行きます。 ルートを少しづつ訂正しながら、石室へ到着。ここで先行していた2組の登山者に会います。他の登山者は全員スノーシューで、自分だけが山スキーでした。 ここから傾斜がきつくなり、シールが効かなくなります。ここでスキーアイゼンを装着。しばらくはこれで登れました。 6合目からはスキーアイゼンでも登れないほどの傾斜となったため、スキーを外し、12本爪アイゼンをスキーブーツに装着。スキーはシートラにしました。 ここからは雪面はガチガチ。アイゼンが良く効きますが、烈風、猛吹雪でなかなか前に進めません。歩くよりも立ち止まる時間の方が長くなっていきます。相変わらず視界が効かず、平衡感覚が失われ、目眩や吐気が止まらない厳しい状況です。 先行していた登山者1組が早々と引き返してきました。後続の登山者1組も、自分に追いつかず、引き返したようでした。 標高を上げる度に益々風が強くなり、吹雪が体中に当たりました。ルートも分かりずらく、ニセ金庫岩の場所もはっきりしませんでしたが、GPSを頼りに山頂に向かいました。 そして、山頂標識がようやく見えました!ほっとする瞬間です。 他の人達が続々と撤退する中、北海道最高峰、大雪山旭岳の登頂に成功!この日の登頂者は自分のみでした。 頂上はガスで何も見えません。そして風速15m、零下20度、新雪で雪崩の危険性もあったので山頂からのスキー滑走は中止し、早々と歩いて退散しました。 下山は登りよりも楽でしたが、ルートを見失うと大変なことになるので、登ってきたルートを忠実にたどりました。下山途中でガサゴソ音が聞こえたので誰か居るのかと思いましたが、キタキツネでした。こんな寒い中で活動していることに驚きです。 そして姿見駅に無事戻ってきました。午後3時40分。ここで体力があればスキー滑走で下山もできましたが、予想以上に疲労しており、また、午後4時の最終のロープウェイがあったので、無理せずにロープウェイに乗って下山しました。 旭岳に登頂できたので、これで日本百名山94座目となりました!それも困難な条件で価値ある登頂、素直に自分を褒めたいと思います。 この日は麓のホテルに滞在し、翌日は山スキー三昧! 一日旭岳スキーコースを楽しみました。天気は良くなかったものの、雪質がフカフカ、パウダーで存分に楽しむことができました。
活動の装備
- ティートンブロス(Teton Bros.)JAC Jacket
- シナノ(SINANO)Fast-BC PRO
- グリベル(GRIVEL)エアーテック・オーマチックSP
- ティートンブロス(Teton Bros.)TB Pant
- その他(Other)Dynafit TLT Speed Radical
- その他(Other)Dynafit Baltoro
- アトミック(ATOMIC)バックランド BACKLAND 兼用靴 16-17
- ビーシーエー(bca)トラッカー3
- カシオ(CASIO)PRW-3510-1JF
- アルバ(arva)OVOAXE
- モンベル(mont-bell)ZERO POINT ランドナーパック 40
- ビーシーエー(bca)ビーシーエー ステルス300
- ファイントラック(finetrack)パワーメッシュインナーグローブ
- ファイントラック(finetrack)スキンメッシュソックスクルー
- ガーミン(Garmin)eTrex30J
- パタゴニア(patagonia)M's Nano-Air Hoody
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