とちうばし→麻布山

2018.01.14(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 25
休憩時間
1 時間 19
距離
15.3 km
のぼり / くだり
1589 / 1586 m
3 5
7
10
3
2 31

活動詳細

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1月14日(日)は、センター試験2日目。長男が受験中で、家でただヤキモキしているのも何なので、この日は山にお参りしに行くことにしました。で、思いついたのが麻布神社奥宮。野鳥の森ルートで今までに3回行ったことがありますが、あいにく現在は天竜スーパー林道が冬季通行止め。じゃあ今回はお参りなワケだし、表参道から行こうじゃないの、ということで水窪ダムに向かいました。 今は水窪湖となっているあたりは、ダムができる前には小又、瀬戸尻、戸中といった集落があり、森林鉄道が走っているような山村だったと水窪ダムのところにある「栃生会 湖底に消えた思い出の村」という絵地図に描かれています。絵地図によるとどうもその「戸中」という集落から麻布山への道があったようで、説明はありませんがこれが麻布神社への参詣道だったのではないかと。水窪ダムに車を停め、林道を3km歩いた末「とちうばし」にたどり着いた私なのでした。ほとんど人が歩かない、という意味では灰縄山以来のバリエーションルートかな。いざ出発です! [ムダに危険な目に!] とにかく今回のルートの要注意ポイントは「トラバースへ誘うピンクテープ」です。いかにも方向転換を促すような2重巻きのテープがあり、右側にトラバースする踏み跡があり、その先にまたピンクテープがありました。今回ハッキリしたルートが分からなかったこともあり「今はこっちなのかな?」と思って誘いに乗ってしまったのですね~。で、「どうもここは違うな」というところに今度は尾根に向かって直登しろとばかりにピンクテープがあり「楽しそうな岩場だな~」と思ってそちらに吸い込まれてしまったのでした。 岩場がシッカリしていれば楽しい登りになると思うのですが、ま~とにかく岩がボロボロでした。つかんだ先から崩れていきます。もちろん手でつかんで崩れるのだから、足を載せても崩れます。写真のところにも書きましたが、本当にいちどつかんだ岩と足元の岩が同時に崩れ、四つん這いのまま下に滑り落ちました。意外と自分は冷静で、滑り落ちながら「うーん、止まらんなあ」などと思い、斜め下を見てシッカリしていそうな木に狙いを定め、足の爪先を立てて滑るスピードと方向をコントロールしながら、がしっとその木(の根元)をつかんで事なきを得ました。とにかく子供の合格祈願に来たのに「滑って落ちて」遭難とか、シャレになりません。しばらく慎重につかむ岩を選びながら登り続けると、そのうちちゃんと地面に根を張った木をつかめるようなエリアとなり、無事尾根までたどり着くことができました。子供には標高1600mの神社にお参りに行ってエライ苦労したということまでは話しましたが、もちろん滑り落ちたことは内緒です(笑)。 [その他の登山道] 全体的に踏み跡は薄いですが、登りでは上に書いたウソピンクテープを除いて道を間違えるようなことはありませんでした。一方、下りでは1ヶ所見事に尾根筋を間違えてしまいました。地図を見てもあの尾根がいちばん間違いやすいと思いますが、他にも「え、どっちだ?」と思う尾根の分岐はありました。ただし、今回は上の方には雪が積もっていて自分の足跡があったので迷わずに済みました。特に雪がない場合、下りの尾根の分岐には注意です。 それにしても距離3kmで1000m以上登る急坂で、これが参詣道なんて、水窪の人ってどんだけ健脚なの?と驚くこと請け合いです(笑)。 [眺望] 今回のルートでいちばん景色がいいのは、間違いなく戸中山です。ただ、ここは野鳥の森から前黒法師山に向かうルート上にあるので、今回歩いた「とちうばし」~麻布山間で考えると唯一眺望があるのが「眺」の札がある標高1500m地点です。ただし野鳥の森から麻布山に向かう途中にある崩壊地の方が眺めがよく、なんとも残念な感じ。 [服装] Garminの温度センサを忘れたので温度は不明。戸中山で弁当を食べた時には風がないにもかかわらず手がかじかんで箸を持つのにも苦労したので、氷点下5℃とかそんな感じだったんじゃないかな。風はほぼ無風。服装はいつものミレーのアミアミアンダーウェア、バートンのポーラテックT、ペンドルトンのウールシャツ、ユニクロのウルトラライトダウン、C3fitのタイツ、マムートのパンツ…で昼食時以外は問題ありませんでした。昼食時も薄手のランニング用グローブを付けて箸を持ったあとは大丈夫でした。 [SDカード(TдT)] 今回カメラ用のSDカードを忘れたので、仕方なくニコンは置いていき、iPhone7のカメラを使いました。戸中山から見えた山々には結構雪が付いていて、あれをアップで収められなかったのは心残りですね~。でもまぁ登山道などの写真はiPhoneでもそこそこの写真が撮れて助かりました。ニコンD7000はSDカードスロットが2つあるので、対策としてもう1枚SDカードを買い、予備として2つ目のスロットに常備することにしました。 [今回の山行まとめ] 今回選んだ登山道は眺望もほぼなく、午前中は日も当たらず、頂上近い稜線に出るまではスギの植林帯、加えて延々と続く急登…と、まぁ廃れるのも仕方ないねぇというルートではありました。ただ、登っている間に何とも言えない充実感があったのです。それはきっと叶ってほしい願いがあって、そのために汗をかいている…という充実感だったように思います。ああ、だから山のてっぺんには神社があって、そうでなくても人が山に登るのは「頂上を制覇したい」とか「キレイな景色が見たい」とか、そういう願いのために汗をかいているそのことこそが充実感につながっているからなのかな、と考えたりしていたのでした。

黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 前日の麻布山のてんくら予報。6時まではC判定、9時からはAでした。いつも思うけど、てんくらの風速の予想値って、大ゲサですよね?
前日の麻布山のてんくら予報。6時まではC判定、9時からはAでした。いつも思うけど、てんくらの風速の予想値って、大ゲサですよね?
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 6時33分、駐車場を出発。しばらく歩きながらいつものニコンで写真を撮っていたら「デモモード」の表示が。しまったあ~、SDカードが入ってない!(泣) 仕方ないのでニコンを置きに車に戻ってきました…。本日の写真はすべてiPhone7で撮ったもの。
6時33分、駐車場を出発。しばらく歩きながらいつものニコンで写真を撮っていたら「デモモード」の表示が。しまったあ~、SDカードが入ってない!(泣) 仕方ないのでニコンを置きに車に戻ってきました…。本日の写真はすべてiPhone7で撮ったもの。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ちなみに4時34分、浜松の自宅を出発、水窪ダム到着は6時16分。
ちなみに4時34分、浜松の自宅を出発、水窪ダム到着は6時16分。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 水窪ダムから8分で林道分岐点に来ました。
水窪ダムから8分で林道分岐点に来ました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 おお、明日からまた工事!ま、水窪町内の看板で本日通行可なのは確認済みですが、「とちうばし」周辺に駐車場所はなかったような気がするので、本日は水窪ダムに駐車、林道を約3km歩くことにします。
おお、明日からまた工事!ま、水窪町内の看板で本日通行可なのは確認済みですが、「とちうばし」周辺に駐車場所はなかったような気がするので、本日は水窪ダムに駐車、林道を約3km歩くことにします。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 深南部ばかり歩いていると、もう林道3kmとか、全然気になりませんね~、Go!Go!(笑)
深南部ばかり歩いていると、もう林道3kmとか、全然気になりませんね~、Go!Go!(笑)
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 奥に見えている右側の山が奈良代山(1624m)。
奥に見えている右側の山が奈良代山(1624m)。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 真ん中奥の山は、これから登る麻布山の頂上…ではなくて、今日歩くルートと野鳥の森ルートの合流点あたりです。まぁほぼ山頂なんですけど。
真ん中奥の山は、これから登る麻布山の頂上…ではなくて、今日歩くルートと野鳥の森ルートの合流点あたりです。まぁほぼ山頂なんですけど。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 林道脇、滝が凍ってました。標高は500mほどのはずなのに、寒いのですね~。
林道脇、滝が凍ってました。標高は500mほどのはずなのに、寒いのですね~。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ここには3月27日まで工事と書いてあってよく分からん…=3 1月31日からしばらく休みで、3月からまた工事とか、そんな感じなのかな。日曜日は通れるだろうから、まぁいいですけどね~。
ここには3月27日まで工事と書いてあってよく分からん…=3 1月31日からしばらく休みで、3月からまた工事とか、そんな感じなのかな。日曜日は通れるだろうから、まぁいいですけどね~。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 遠くに「とちうばし」が見えてきました。
遠くに「とちうばし」が見えてきました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ここが通行止めの原因となっている崩落箇所。別に崩落が進む様子はなさそうで、通行止めになるのは工事車両が入るからだと思われます。
ここが通行止めの原因となっている崩落箇所。別に崩落が進む様子はなさそうで、通行止めになるのは工事車両が入るからだと思われます。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 「とちうばし」にやって来ました。
「とちうばし」にやって来ました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 前にここで写真を撮ったことがありますが、あの時はバイクからなので、渡るのは初めてです。鉄製の重い橋なので、あまり揺れませんでした。
前にここで写真を撮ったことがありますが、あの時はバイクからなので、渡るのは初めてです。鉄製の重い橋なので、あまり揺れませんでした。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 渡りきったところ。いきなり道がないように見えますが、
渡りきったところ。いきなり道がないように見えますが、
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 実は右側に道があります。これはさすがにガイドブック「南アルプス・深南部」にて確認済み。
実は右側に道があります。これはさすがにガイドブック「南アルプス・深南部」にて確認済み。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 尾根に向かって急斜面の九十九折りです。一筋縄ではいかなさそうですが、意外と道はハッキリしています。
尾根に向かって急斜面の九十九折りです。一筋縄ではいかなさそうですが、意外と道はハッキリしています。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ガイドブックにある「2つ目の廃小屋」。小屋の後ろに見える尾根に登る道が分からなくて適当に登りましたが、実は小屋の前を通ると行き過ぎで、手前にちゃんとマーキングがありました。
ガイドブックにある「2つ目の廃小屋」。小屋の後ろに見える尾根に登る道が分からなくて適当に登りましたが、実は小屋の前を通ると行き過ぎで、手前にちゃんとマーキングがありました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 尾根に登ってしまえば、ちゃんと道がありました。え、道なんて見えないって?(笑)
尾根に登ってしまえば、ちゃんと道がありました。え、道なんて見えないって?(笑)
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ルートから少し外れたところに「今の」麻布神社がありました。
ルートから少し外れたところに「今の」麻布神社がありました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ガイドブックによると「伊勢湾台風(1959年)で倒壊した山頂の本殿をここに移して建てられたもの」だそうです。もちろんここでも二礼二拍手一礼。ここまでお参りに来るなら片道1時間ということになりますね。
ガイドブックによると「伊勢湾台風(1959年)で倒壊した山頂の本殿をここに移して建てられたもの」だそうです。もちろんここでも二礼二拍手一礼。ここまでお参りに来るなら片道1時間ということになりますね。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ここは尾根上なので、特に道がハッキリしています。
ここは尾根上なので、特に道がハッキリしています。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 珍しく平らなところに出ました。用兵地平、「与平次という人が住居を構えた場所」らしい。
珍しく平らなところに出ました。用兵地平、「与平次という人が住居を構えた場所」らしい。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 平らなのは一瞬で、すぐにまた急登です。標高差1200mはダテではありませぬ。
平らなのは一瞬で、すぐにまた急登です。標高差1200mはダテではありませぬ。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 とにかく今回のルートの要注意ポイントはココ!思わせぶりな二重ピンクテープがあり、右へのトラバース方向に踏み跡とピンクテープが見えました。尾根直登コースにも薄い踏み跡はあるものの、ピンクテープはなく、これにまんまと騙されました。
とにかく今回のルートの要注意ポイントはココ!思わせぶりな二重ピンクテープがあり、右へのトラバース方向に踏み跡とピンクテープが見えました。尾根直登コースにも薄い踏み跡はあるものの、ピンクテープはなく、これにまんまと騙されました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 右へトラバースすると、麻布山に向かう尾根は遥か頭上に遠ざかってしまい、道に突然このような看板が現れます。ピンクテープはここに誘導するためのもの?地図を見てもこれ以上トラバースしてどこかにたどり着くとは思えません。
右へトラバースすると、麻布山に向かう尾根は遥か頭上に遠ざかってしまい、道に突然このような看板が現れます。ピンクテープはここに誘導するためのもの?地図を見てもこれ以上トラバースしてどこかにたどり着くとは思えません。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 で、ここにもピンクテープがあり、なんだか登れそうに見えたんですよね~。この道を歩く人が何人いるか分かりませんが、絶対にココは登らず、トラバースを引き返して尾根を登って下さいね!
で、ここにもピンクテープがあり、なんだか登れそうに見えたんですよね~。この道を歩く人が何人いるか分かりませんが、絶対にココは登らず、トラバースを引き返して尾根を登って下さいね!
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 とにかく岩がもろくて、つかんだり足を載せたりすると次々崩れていきます。3点確保したつもりでもつかんだ岩が取れた瞬間に足元も重さに耐えかねて崩れ、1度本当に滑落しかかりました。
とにかく岩がもろくて、つかんだり足を載せたりすると次々崩れていきます。3点確保したつもりでもつかんだ岩が取れた瞬間に足元も重さに耐えかねて崩れ、1度本当に滑落しかかりました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 左:ナダクマシロ山(1418m)、右:常光寺山(1438m)。この状況は少々マズイと思い、一応「生前最後に見た風景」になるかもということで、1枚撮っておきました。
左:ナダクマシロ山(1418m)、右:常光寺山(1438m)。この状況は少々マズイと思い、一応「生前最後に見た風景」になるかもということで、1枚撮っておきました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 いったん降りようとしましたが、足場の状況が確認できないので、おいそれと岩の上に足を置けません。登る方が手で掴んだ岩を目で確認できるだけマシ、ということで、ここは登ることにしました。
いったん降りようとしましたが、足場の状況が確認できないので、おいそれと岩の上に足を置けません。登る方が手で掴んだ岩を目で確認できるだけマシ、ということで、ここは登ることにしました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 割りとシッカリした足場が確保できたので、改めて見える風景を写真に収めます。ナダクマシロ山の左に五丁坂頭山の稜線と門桁山の頂上(1375m)。
割りとシッカリした足場が確保できたので、改めて見える風景を写真に収めます。ナダクマシロ山の左に五丁坂頭山の稜線と門桁山の頂上(1375m)。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 木が生えている区間までたどり着きました。灰縄山もそうでしたが、岩と違って木は地面に根を下ろしているぶん信頼してつかむことができます(枯れてなければ)。つかんだ木がシッカリしていれば、最悪足場は崩れても大丈夫。
木が生えている区間までたどり着きました。灰縄山もそうでしたが、岩と違って木は地面に根を下ろしているぶん信頼してつかむことができます(枯れてなければ)。つかんだ木がシッカリしていれば、最悪足場は崩れても大丈夫。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 やった~、本来の道に戻ってきました。さっきの黄色い看板の標高が1026m、ここの標高が1123m、約100mの崖を登り切りました!まったくムダな苦労をしたものです。
やった~、本来の道に戻ってきました。さっきの黄色い看板の標高が1026m、ここの標高が1123m、約100mの崖を登り切りました!まったくムダな苦労をしたものです。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ガイドブックにある「朽ちかけた鳥居」を無事通過。思わず雄叫びを上げました。I'm alive!
ガイドブックにある「朽ちかけた鳥居」を無事通過。思わず雄叫びを上げました。I'm alive!
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 相変わらずの急登ですが、命の危険がないだけで御の字です。この後もヘンな場所にピンクテープがありました。灰縄山でも平山明神山でもウソテープがありましたが、あれ、どういう理由で付いてるんですかね?取っていいんなら取るけど、何か理由があるのかも知れんしなあ。
相変わらずの急登ですが、命の危険がないだけで御の字です。この後もヘンな場所にピンクテープがありました。灰縄山でも平山明神山でもウソテープがありましたが、あれ、どういう理由で付いてるんですかね?取っていいんなら取るけど、何か理由があるのかも知れんしなあ。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 本日の日の出ポイントはココ。もうすぐ9時という時間になってやっと!です。
本日の日の出ポイントはココ。もうすぐ9時という時間になってやっと!です。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 標高1330m、登山道に雪が現れ始めました。
標高1330m、登山道に雪が現れ始めました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 結構高いところまで雪がなかったのに、現れたと思ったらどんどん増えてきました。
結構高いところまで雪がなかったのに、現れたと思ったらどんどん増えてきました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 木々の間から中央アルプスと御嶽(3067m)が。右手前は奈良代山~奥布山(1741m)~シャウヅ山(1835m)の稜線。
木々の間から中央アルプスと御嶽(3067m)が。右手前は奈良代山~奥布山(1741m)~シャウヅ山(1835m)の稜線。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 今回の新兵器はこれ、モンベルのチェーンスパイク。滑って登りにくくなってきたので装着。
今回の新兵器はこれ、モンベルのチェーンスパイク。滑って登りにくくなってきたので装着。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 「眺」と書いた場所に出てきました。
「眺」と書いた場所に出てきました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 が、微妙~(笑)。真ん中の右が灰縄山(1437m)、その左が京丸山(1469m)。左端に高塚山(1621m)も見えます。
が、微妙~(笑)。真ん中の右が灰縄山(1437m)、その左が京丸山(1469m)。左端に高塚山(1621m)も見えます。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ここからはもうなだらかな尾根の登りです。自然林に日が当たり、今までの鬱憤を晴らすかのように美しい風景が広がります。
ここからはもうなだらかな尾根の登りです。自然林に日が当たり、今までの鬱憤を晴らすかのように美しい風景が広がります。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 もうここは頂上の稜線です。
もうここは頂上の稜線です。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 なんかよく分からない動物の足跡。
なんかよく分からない動物の足跡。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ここが野鳥の森ルートとの合流点。よく知っている廃小屋のある場所に着きました。水窪ダムから見えていたのもこのあたり、ということになります。
ここが野鳥の森ルートとの合流点。よく知っている廃小屋のある場所に着きました。水窪ダムから見えていたのもこのあたり、ということになります。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 えーと、麻布神社はどこ?
えーと、麻布神社はどこ?
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 野鳥の森ルートをほんの少し登山口側に歩いたところに麻布神社の奥宮跡地がありました。合格祈願で改めて二礼二拍手一礼です。ちょっとセンター試験の開始時刻に間に合わなかったけど許せ(笑)。
野鳥の森ルートをほんの少し登山口側に歩いたところに麻布神社の奥宮跡地がありました。合格祈願で改めて二礼二拍手一礼です。ちょっとセンター試験の開始時刻に間に合わなかったけど許せ(笑)。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 夏にも秋にも、1ヶ月前にも来ましたが(笑)、いつ来てもいい場所です。
夏にも秋にも、1ヶ月前にも来ましたが(笑)、いつ来てもいい場所です。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 一応三角点までやって来ました。標柱が面白いことに。標柱の上だけ足跡がないし。
一応三角点までやって来ました。標柱が面白いことに。標柱の上だけ足跡がないし。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 麻布山頂上(1685m)です。前黒法師山やバラ谷の頭がここより高いので目立ちませんが、実は蕎麦粒山や高塚山より高いんですよね。
麻布山頂上(1685m)です。前黒法師山やバラ谷の頭がここより高いので目立ちませんが、実は蕎麦粒山や高塚山より高いんですよね。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 山頂の東屋。今回はここから少し下って、戸中山を折り返し地点にしましょう。
山頂の東屋。今回はここから少し下って、戸中山を折り返し地点にしましょう。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 というワケで、楽しく動物の足跡を追いながらほぼ雪に埋まった階段を下り、戸中山(1610m)に到着です。
というワケで、楽しく動物の足跡を追いながらほぼ雪に埋まった階段を下り、戸中山(1610m)に到着です。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 戸中山のガレ。
戸中山のガレ。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 戸中山からの景色:左から黒沢山(2123m)、中ノ尾根山(2296m)、光岳(2591m)、合地山(2149m)、上河内岳(2803m)、信濃俣(2332m)、不動岳(2172m)、鎌崩岳(2075m)。合地山の左奥に赤石岳(3120m)。
戸中山からの景色:左から黒沢山(2123m)、中ノ尾根山(2296m)、光岳(2591m)、合地山(2149m)、上河内岳(2803m)、信濃俣(2332m)、不動岳(2172m)、鎌崩岳(2075m)。合地山の左奥に赤石岳(3120m)。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 こちらはパノラマ撮影。黒沢山の左には中央アルプス・御嶽、そして木々の間に熊伏山(1653m)。鎌崩岳の右も木に隠れていますが丸盆岳(2066m)。
こちらはパノラマ撮影。黒沢山の左には中央アルプス・御嶽、そして木々の間に熊伏山(1653m)。鎌崩岳の右も木に隠れていますが丸盆岳(2066m)。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 眺望を求めてもう少し先まで歩いてみます。
眺望を求めてもう少し先まで歩いてみます。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 大した眺望が得られないので、元の場所に戻ってきました。登りの途中で樹林越しに見えた中央アルプス・御嶽と奈良代山~奥布山~シャウヅ山。
大した眺望が得られないので、元の場所に戻ってきました。登りの途中で樹林越しに見えた中央アルプス・御嶽と奈良代山~奥布山~シャウヅ山。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 光岳から丸盆岳まで。ニコンがないのでアップの写真が撮れず、残念!
光岳から丸盆岳まで。ニコンがないのでアップの写真が撮れず、残念!
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 黒沢山から丸盆岳にプラスして右端に前黒法師山(1782m)を加えたミニパノラマ写真。
黒沢山から丸盆岳にプラスして右端に前黒法師山(1782m)を加えたミニパノラマ写真。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 今回の昼食は、セブンイレブン天竜船明店にて購入したハムチーズチキンカツ&ハンバーグ弁当。今回の新兵器その2は、写真には写っていませんがハクキンカイロ。これと一緒に弁当を入れてたら、ほんの少しは保温できたように思いますが、容器が温められることで、異臭が食べ物に付着してしまいました。うーん、冬のコンビニ弁当は難しいな…。
今回の昼食は、セブンイレブン天竜船明店にて購入したハムチーズチキンカツ&ハンバーグ弁当。今回の新兵器その2は、写真には写っていませんがハクキンカイロ。これと一緒に弁当を入れてたら、ほんの少しは保温できたように思いますが、容器が温められることで、異臭が食べ物に付着してしまいました。うーん、冬のコンビニ弁当は難しいな…。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 もうついでにここでコーヒーも頂きます。ハラいっぱいになってしまったので、結局ここでは豆大福は食べませんでした。
もうついでにここでコーヒーも頂きます。ハラいっぱいになってしまったので、結局ここでは豆大福は食べませんでした。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ガレの向こうに前黒法師山、丸盆岳。
ガレの向こうに前黒法師山、丸盆岳。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ここは冬の間は、樹林越しではありますが南側にも眺望があります。京丸山・灰縄山・竜頭山が見えていますね。
ここは冬の間は、樹林越しではありますが南側にも眺望があります。京丸山・灰縄山・竜頭山が見えていますね。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 前黒法師山。
前黒法師山。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 熊伏山・御嶽・中央アルプス・奈良代山・奥布山。熊伏山の左に、これまた木に隠れながら恵那山(2191m)、大川入山(1908m)が。
熊伏山・御嶽・中央アルプス・奈良代山・奥布山。熊伏山の左に、これまた木に隠れながら恵那山(2191m)、大川入山(1908m)が。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 11時を過ぎたし、そろそろ帰路につきます。まずは麻布山への登り。
11時を過ぎたし、そろそろ帰路につきます。まずは麻布山への登り。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 再び東屋に戻ってきました。
再び東屋に戻ってきました。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 麻布山の素晴らしい頂上も見納めです。ここへはスーパー林道が開通するまでしばしお別れかな。
麻布山の素晴らしい頂上も見納めです。ここへはスーパー林道が開通するまでしばしお別れかな。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ここに「麻布神社本社方面」と書いてあるので、ここから下山します。
ここに「麻布神社本社方面」と書いてあるので、ここから下山します。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 チェーンスパイクがないと、とても降りられなかったでしょうね。そもそも登ってこれなかっただろうけど(笑)。
チェーンスパイクがないと、とても降りられなかったでしょうね。そもそも登ってこれなかっただろうけど(笑)。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 自分が登ってきた時の足跡を発見!
自分が登ってきた時の足跡を発見!
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 「眺」ポイントに来ました。なぜか登りの時より眺めがよいです。左から京丸山・灰縄山・竜頭山・ナダクマシロ山・常光寺山。竜頭山~灰縄山の手前に五丁坂頭山(1368m)~門桁山。
「眺」ポイントに来ました。なぜか登りの時より眺めがよいです。左から京丸山・灰縄山・竜頭山・ナダクマシロ山・常光寺山。竜頭山~灰縄山の手前に五丁坂頭山(1368m)~門桁山。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ちょっと痩せ尾根。別に危なくはないです。
ちょっと痩せ尾根。別に危なくはないです。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 振り返ったところ。自然林もこのあたりまでです。
振り返ったところ。自然林もこのあたりまでです。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 雪が少なくなったのでチェーンスパイクをいったん外したのですが、登山道がカチカチに凍っていて靴がまったくグリップせず、2回連続でコケました。こりゃダメだ~ということで再びチェーンスパイクを装着。
雪が少なくなったのでチェーンスパイクをいったん外したのですが、登山道がカチカチに凍っていて靴がまったくグリップせず、2回連続でコケました。こりゃダメだ~ということで再びチェーンスパイクを装着。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 鳥居まで戻ってきました。この少し先で、登りの時に通っていないエリアに突入します。
鳥居まで戻ってきました。この少し先で、登りの時に通っていないエリアに突入します。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 案の定間違えた~(笑)。
案の定間違えた~(笑)。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 地図を見たらいかにも間違えそうな尾根に入り込んでいました…。トラバースもタイヘンそうなので素直に登り返します。
地図を見たらいかにも間違えそうな尾根に入り込んでいました…。トラバースもタイヘンそうなので素直に登り返します。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ハァハァ、正しいルートまで戻りました。ここの区間、何だか鬼門だわぁ。写真もピンボケだし。
ハァハァ、正しいルートまで戻りました。ここの区間、何だか鬼門だわぁ。写真もピンボケだし。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 ここが登りの時に間違えたポイントのトラバース方向。かすかに付いている踏み跡の先にピンクテープが見えます。
ここが登りの時に間違えたポイントのトラバース方向。かすかに付いている踏み跡の先にピンクテープが見えます。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 こちらが正規ルートである尾根道。見渡す限りピンクテープは見えませんが、別にフツーに歩けました。何の問題もありません。
こちらが正規ルートである尾根道。見渡す限りピンクテープは見えませんが、別にフツーに歩けました。何の問題もありません。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 登山道の大半は植林帯ですが、帰りは下りな上、日が射していて気分よく歩けます。もうここからは登りでも通った道だし。
登山道の大半は植林帯ですが、帰りは下りな上、日が射していて気分よく歩けます。もうここからは登りでも通った道だし。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 なぜか西尾根をずっと下るのではなく、いったん南の尾根に降りて、その後トラバースするポイントがあります。理由はよく分かりませんが、このあたりには鹿よけのネットがあるのでそれと関係があるのかも。
なぜか西尾根をずっと下るのではなく、いったん南の尾根に降りて、その後トラバースするポイントがあります。理由はよく分かりませんが、このあたりには鹿よけのネットがあるのでそれと関係があるのかも。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 尖っている山があるので気になって写真を1枚撮りました。調べたところ日本ヶ塚山(1107m)でした。昔ヨメと登った数少ない山のひとつ。
尖っている山があるので気になって写真を1枚撮りました。調べたところ日本ヶ塚山(1107m)でした。昔ヨメと登った数少ない山のひとつ。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 鹿よけネットの間を抜けます。もともと扉のようになっていたのか、金網が落ちていて行き帰りとも足を引っ掛けました(笑)。足元に注意です。
鹿よけネットの間を抜けます。もともと扉のようになっていたのか、金網が落ちていて行き帰りとも足を引っ掛けました(笑)。足元に注意です。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 行きに道が分からなかった「2つ目の廃小屋」に到着。ホラ、小屋の手前(登山口から見て)にマーキングが。
行きに道が分からなかった「2つ目の廃小屋」に到着。ホラ、小屋の手前(登山口から見て)にマーキングが。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 「とちうばし」です。「とちゅう」じゃないので「戸中橋」じゃなくて「栃生橋」なのかな。
「とちうばし」です。「とちゅう」じゃないので「戸中橋」じゃなくて「栃生橋」なのかな。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 「とちうばし」から。
「とちうばし」から。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 渡り切りました。行きとは違い、橋に日の光が当たっています。
渡り切りました。行きとは違い、橋に日の光が当たっています。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 あとは林道~舗装路を3km歩いて終了です。
あとは林道~舗装路を3km歩いて終了です。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 水窪湖の湖水の色がキレイです。寸又峡の大間ダムのところに比べてだいぶ緑色ですね。
水窪湖の湖水の色がキレイです。寸又峡の大間ダムのところに比べてだいぶ緑色ですね。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 左側の山のように見えるのが、実は自分が歩いてきた麻布山の西尾根で、ちょうどさっき鹿よけのネットがあったあたりが頂上のように見えています。
左側の山のように見えるのが、実は自分が歩いてきた麻布山の西尾根で、ちょうどさっき鹿よけのネットがあったあたりが頂上のように見えています。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 なんだか林道に向かって倒れそうな木がありました。戸中山林道ゲートに車やバイクを停めている間にコイツが倒れたら、結構厄介なことになりそうです…。
なんだか林道に向かって倒れそうな木がありました。戸中山林道ゲートに車やバイクを停めている間にコイツが倒れたら、結構厄介なことになりそうです…。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 林道分岐点まで来ました。ここからは舗装路。
林道分岐点まで来ました。ここからは舗装路。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 舗装路ではありますが、なかなか美しい道です。
舗装路ではありますが、なかなか美しい道です。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 水窪ダムに戻ってきたら、すごくたくさんの車が停まっていてビックリ!どうやら釣り客のようです。webで見ると、冬の間はワカサギが釣れるのだとか。
水窪ダムに戻ってきたら、すごくたくさんの車が停まっていてビックリ!どうやら釣り客のようです。webで見ると、冬の間はワカサギが釣れるのだとか。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 なぜか釣り客の車はすべて路駐で、この駐車場所にはぽつねんと私の車だけが停まっていました。「落石注意」と書いているのと何か関係が?(笑) とりあえず13時59分、登山終了です。
なぜか釣り客の車はすべて路駐で、この駐車場所にはぽつねんと私の車だけが停まっていました。「落石注意」と書いているのと何か関係が?(笑) とりあえず13時59分、登山終了です。
黒法師岳・前黒法師岳・不動岳 14時8分撮影、水窪ダム上から麻布山方面。うーん、打越峠まで行ってこれたかなあ?水窪なのでシメの温泉はなし!15時59分自宅着。
14時8分撮影、水窪ダム上から麻布山方面。うーん、打越峠まで行ってこれたかなあ?水窪なのでシメの温泉はなし!15時59分自宅着。

活動の装備

  • マムート(MAMMUT)
    SOFtech TREKKERS Advanced Pants Men
  • その他(Other)
    ユニクロ ウルトラライトダウンジャケット
  • バートン(BURTON)
    Burton AK Power Grid Crew Shirt True Black
  • その他(Other)
    Pendleton Men's Guide Shirt
  • ゴールドウィン(Goldwin)
    インパクトエアーロングタイツ
  • ミレー(MILLET)
    ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
  • その他(Other)
    MAKAVELIC SIERRA SUPERIORITY BIND UP BACKPACK
  • ガーミン(Garmin)
    ForeAthlete 230J
  • サロモン(SALOMON)
    X ULTRA MID 2 GTX
  • モンベル(mont-bell)
    チェーンスパイク

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