活動データ
タイム
07:55
距離
16.0km
のぼり
1707m
くだり
1709m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る山開き2日目、7月2日の夜中0時過ぎにスバルライン5合目に到着! 料金所のおじさんに、シカが横切るから注意してね!と言われた通り、シカに遭遇!ロービームにすると避けてくれました。 第1駐車場?にもまだ空きがあり、真っ暗で、警備員もいない。同じスバル車の隣が空いていたので並べて駐車! 5合目に人影はなく、観光バスが大挙して押しかける時期とは違う!やはり、混雑を避け、マイペースで登るには梅雨明け前がベスト!晴れていれば、言うことなし。梅雨の雲は、比較的低いと言われ、上に行けば雲海が広がる晴れ間が臨める。 空には雲もあるが、星がすごい!見知っているカシオペア座さえ、見失うことに驚く。とりあえず、トイレに行ってから車に戻り、準備。ここのトイレは無料で水洗、きれいで手洗い場もある。ありがたい。外は、気温13℃!やはり肌寒い。 頂上で寒い中、御来光待つの嫌だなと思い、遅く出たが、ちょっと遅すぎたかな?と思いつつ、0:40に出発! すぐに入山料(富士山保全協力金)の受付があり、\1,000-を支払い、缶バッチと領収書を受け取る。 「下山道は全く使えない」「山小屋はやってないからトイレもないよ」「雪がまだ4mくらい残ってる」と言われ、富士登山情報サイト「あっぱれ!富士登山」の最新情報で確認した内容と違うので、聞き返すと、「よくわかんない」との返答…、え~!とりあえず、行こ! まずは、登山道入り口まで若干の下り道をサクサクと歩く。登山道入り口に工事現場のようなチカチカした明かりが近づくと、おじさんが一人、ライトで誘導してくれました。おつかれさまです。 登山道に入ると、スピーカーから富士登山の案内みたいな内容が、3カ国語で流れている。真っ暗だが、ここはまだ木々が生い茂っている。 すぐに6合目に到着!前はここの安全指導センターで、地図と注意事項の書いた用紙を配っていたが、今日は外には誰もいない。 何人かの登山者がいたが、挨拶をして、先に進む!この辺りが森林限界なのか、樹木がない荒涼とした登山道を登り始める。右に左にと曲がり続く九十九折の道をひたすら登っていく。 山頂方面を見上げると、点々とした明かりが続いており、それぞれの高さに山小屋が並んであるのがわかる。 とりあえず、いちばん近いライト、おそらく7合目を目指して登る。 7合目直下までは、階段状か坂道に整地された登山道が続く。周りに雪もなく、呼吸もまだ余裕がある。 7合目直下から岩場になる。ここで小休止!ここまで出会った人は8人ほど。この山小屋前でも自分独り。 5分ほど休憩したが、誰も来ない。動かないと寒いので、手袋をはめ、さらに上を目指す。 ここからは岩場が続く。ルートは主に左右が鎖で仕切られているので、その間を時には這うように、また、仕切りの鎖に掴まりながら急斜面を登る。山小屋も増え、ちょっと登ると次の山小屋があるので、細目に休憩でき、トイレも入れるようになっている。5合目のおっさん、ひどいよ! やっとのことで、8合目、太子館到着!標高も3,000mを超えた。 でも、ミナナロ3,776mってことは、後700m!まだ半分じゃん。しかもここからは空気も薄くなるため、ここからが本番か?soyjoy&amino vitalなどで休憩し、\200払って初有料トイレ!(100円玉10枚持ってきたが、結局、ここでしか使わなかった。) 気を奮い立たせ、出発!岩場もあるがザラザラとした砂礫が多くなる。8合目の次は9合目かと思うが、次の山小屋も、そのまた次の山小屋も8合目の表示!さらには本八合目との表示があり、わかっていても、おいおいと思ってしまう。標高3,380m。八合目の名の元、300m以上登らされた訳だが、残り1/4、気付くと、空も明るくなってきた。 休憩してる人も5人ほどと今までとは違う。眼下には雲海が続いていて、空と雲との切れ間が赤く染まっている。 頭痛はないが、少し吐き気がする。ヘッドライトを消し、ゆっくりと登り始める。 再び岩場が続く。薄い酸素についていけず、体が動かない。少し登っては立ち止まり、また登って深呼吸を繰り返す。休めば復活するが、すぐに足がパンパンに!休み休み、騙し騙し、一歩ずつ足を引き上げる。 9合目の鳥居が見え、振り返ると御来光が登りそうだったので、岩場に腰を下ろして、朝日の方向を見ながら、御来光を待つ。そして御来光!頂上ならバンザイという声が聞こえてくるだろうが、静かに迎えるのも良い。暖かいコーヒーがあれば最高だが、とりあえず、ゼリーを飲み干す。 この時間が一番寒く感じ、レインウェアの下に、何枚かを着込んだ。頂上に向けて歩いていると、御来光を拝んだ人たちが、行列のように降りてくる。疲れて登れなく休憩しているのを、譲ってくれたのかと思って、お礼を言ってくれる人もいるが、逆に譲ってくれる人もいる。その言葉には甘え、体にはムチ打って、すいませんと言いながら岩盤をよじ登る。 擦れ違い様に、こんにちはと挨拶すると、すごい外国人が多いことに気付く。さすが世界遺産! 頂上直下の鳥居を潜り、頂上に到着。お鉢巡りをする人はほとんどいないようで、ほとんどの人たちが下山に向かう。陽が登り、暖かくなってきた。今日は、風が穏やかで、天気も良い。来て良かったとやっと思う。少し休憩しながら、体力と時間に余裕があるので、富士宮口の頂上方面に行ってみることにした。 剣ヶ峰に登れるかどうか、さらに1周できるかどうかわからないけど、とりあえず、行ってみることに!
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