富士スバルライン口より往復&お鉢巡り

2014.07.02(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 55
休憩時間
1 時間 18
距離
16.0 km
のぼり / くだり
1707 / 1709 m

活動詳細

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山開き2日目、7月2日の夜中0時過ぎにスバルライン5合目に到着! 料金所のおじさんに、シカが横切るから注意してね!と言われた通り、シカに遭遇!ロービームにすると避けてくれました。 第1駐車場?にもまだ空きがあり、真っ暗で、警備員もいない。同じスバル車の隣が空いていたので並べて駐車! 5合目に人影はなく、観光バスが大挙して押しかける時期とは違う!やはり、混雑を避け、マイペースで登るには梅雨明け前がベスト!晴れていれば、言うことなし。梅雨の雲は、比較的低いと言われ、上に行けば雲海が広がる晴れ間が臨める。 空には雲もあるが、星がすごい!見知っているカシオペア座さえ、見失うことに驚く。とりあえず、トイレに行ってから車に戻り、準備。ここのトイレは無料で水洗、きれいで手洗い場もある。ありがたい。外は、気温13℃!やはり肌寒い。 頂上で寒い中、御来光待つの嫌だなと思い、遅く出たが、ちょっと遅すぎたかな?と思いつつ、0:40に出発! すぐに入山料(富士山保全協力金)の受付があり、\1,000-を支払い、缶バッチと領収書を受け取る。 「下山道は全く使えない」「山小屋はやってないからトイレもないよ」「雪がまだ4mくらい残ってる」と言われ、富士登山情報サイト「あっぱれ!富士登山」の最新情報で確認した内容と違うので、聞き返すと、「よくわかんない」との返答…、え~!とりあえず、行こ! まずは、登山道入り口まで若干の下り道をサクサクと歩く。登山道入り口に工事現場のようなチカチカした明かりが近づくと、おじさんが一人、ライトで誘導してくれました。おつかれさまです。 登山道に入ると、スピーカーから富士登山の案内みたいな内容が、3カ国語で流れている。真っ暗だが、ここはまだ木々が生い茂っている。 すぐに6合目に到着!前はここの安全指導センターで、地図と注意事項の書いた用紙を配っていたが、今日は外には誰もいない。 何人かの登山者がいたが、挨拶をして、先に進む!この辺りが森林限界なのか、樹木がない荒涼とした登山道を登り始める。右に左にと曲がり続く九十九折の道をひたすら登っていく。 山頂方面を見上げると、点々とした明かりが続いており、それぞれの高さに山小屋が並んであるのがわかる。 とりあえず、いちばん近いライト、おそらく7合目を目指して登る。 7合目直下までは、階段状か坂道に整地された登山道が続く。周りに雪もなく、呼吸もまだ余裕がある。 7合目直下から岩場になる。ここで小休止!ここまで出会った人は8人ほど。この山小屋前でも自分独り。 5分ほど休憩したが、誰も来ない。動かないと寒いので、手袋をはめ、さらに上を目指す。 ここからは岩場が続く。ルートは主に左右が鎖で仕切られているので、その間を時には這うように、また、仕切りの鎖に掴まりながら急斜面を登る。山小屋も増え、ちょっと登ると次の山小屋があるので、細目に休憩でき、トイレも入れるようになっている。5合目のおっさん、ひどいよ! やっとのことで、8合目、太子館到着!標高も3,000mを超えた。 でも、ミナナロ3,776mってことは、後700m!まだ半分じゃん。しかもここからは空気も薄くなるため、ここからが本番か?soyjoy&amino vitalなどで休憩し、\200払って初有料トイレ!(100円玉10枚持ってきたが、結局、ここでしか使わなかった。) 気を奮い立たせ、出発!岩場もあるがザラザラとした砂礫が多くなる。8合目の次は9合目かと思うが、次の山小屋も、そのまた次の山小屋も8合目の表示!さらには本八合目との表示があり、わかっていても、おいおいと思ってしまう。標高3,380m。八合目の名の元、300m以上登らされた訳だが、残り1/4、気付くと、空も明るくなってきた。 休憩してる人も5人ほどと今までとは違う。眼下には雲海が続いていて、空と雲との切れ間が赤く染まっている。 頭痛はないが、少し吐き気がする。ヘッドライトを消し、ゆっくりと登り始める。 再び岩場が続く。薄い酸素についていけず、体が動かない。少し登っては立ち止まり、また登って深呼吸を繰り返す。休めば復活するが、すぐに足がパンパンに!休み休み、騙し騙し、一歩ずつ足を引き上げる。 9合目の鳥居が見え、振り返ると御来光が登りそうだったので、岩場に腰を下ろして、朝日の方向を見ながら、御来光を待つ。そして御来光!頂上ならバンザイという声が聞こえてくるだろうが、静かに迎えるのも良い。暖かいコーヒーがあれば最高だが、とりあえず、ゼリーを飲み干す。 この時間が一番寒く感じ、レインウェアの下に、何枚かを着込んだ。頂上に向けて歩いていると、御来光を拝んだ人たちが、行列のように降りてくる。疲れて登れなく休憩しているのを、譲ってくれたのかと思って、お礼を言ってくれる人もいるが、逆に譲ってくれる人もいる。その言葉には甘え、体にはムチ打って、すいませんと言いながら岩盤をよじ登る。 擦れ違い様に、こんにちはと挨拶すると、すごい外国人が多いことに気付く。さすが世界遺産! 頂上直下の鳥居を潜り、頂上に到着。お鉢巡りをする人はほとんどいないようで、ほとんどの人たちが下山に向かう。陽が登り、暖かくなってきた。今日は、風が穏やかで、天気も良い。来て良かったとやっと思う。少し休憩しながら、体力と時間に余裕があるので、富士宮口の頂上方面に行ってみることにした。 剣ヶ峰に登れるかどうか、さらに1周できるかどうかわからないけど、とりあえず、行ってみることに!

富士山 スバルライン手前のメロディロード!あたまを雲の上に出し~♪
スバルライン手前のメロディロード!あたまを雲の上に出し~♪
富士山 富士吉田口5合目 入山料1,000円でバッチもらえました。
富士吉田口5合目 入山料1,000円でバッチもらえました。
富士山 6合目 通過
6合目 通過
富士山 7合目 日の出館 ここから岩場が続く
7合目 日の出館 ここから岩場が続く
富士山 8合目 太子館 (聖徳太子 富士山登ったそうな!)
8合目 太子館 (聖徳太子 富士山登ったそうな!)
富士山 元祖室8合目 (8合目という場所が続き、え~!またと思う)
元祖室8合目 (8合目という場所が続き、え~!またと思う)
富士山 本8合目 空が明るくなってきた
本8合目 空が明るくなってきた
富士山 御来光 9合目付近
御来光 9合目付近
富士山 御来光見た人達が続々と下山!擦れ違いで時間かかりました
御来光見た人達が続々と下山!擦れ違いで時間かかりました
富士山 頂上直下!あと少し
頂上直下!あと少し
富士山 下界はほとんど見えず。でも、空は快晴?
下界はほとんど見えず。でも、空は快晴?
富士山 雪、例年より多いようですが、登山道にはないです。
雪、例年より多いようですが、登山道にはないです。
富士山 火口
火口
富士山 日の出すぐは寒かったですが、今はぽかぽか陽気です。
日の出すぐは寒かったですが、今はぽかぽか陽気です。
富士山 富士宮口!除雪途中、山小屋も埋まっていました
富士宮口!除雪途中、山小屋も埋まっていました
富士山 富士宮口、7/10開通予定目指して作業中
富士宮口、7/10開通予定目指して作業中
富士山 剣ヶ峰、左側の柵沿いに登りました
剣ヶ峰、左側の柵沿いに登りました
富士山 剣ヶ峰途中、この坂、かなりハード!
剣ヶ峰途中、この坂、かなりハード!
富士山 剣ヶ峰、三角点
剣ヶ峰、三角点
富士山 剣ヶ峰!3775.63m!富士山頂の山頂
剣ヶ峰!3775.63m!富士山頂の山頂
富士山 残雪の火口を横切らないと1周できず
残雪の火口を横切らないと1周できず
富士山 剣ヶ峰を振り返る!早朝でもあり、雪面が固い
剣ヶ峰を振り返る!早朝でもあり、雪面が固い
富士山 簡易アイゼン!もしくはダブルストックがないとかなり不安
簡易アイゼン!もしくはダブルストックがないとかなり不安
富士山 1周完了、富士吉田口からはお鉢めぐり危険のロープが!
1周完了、富士吉田口からはお鉢めぐり危険のロープが!
富士山 ピッタリ7:00!ゲイター装着し、これより下山!8合目より下山道使えました
ピッタリ7:00!ゲイター装着し、これより下山!8合目より下山道使えました
富士山 6合目への登り口!夜中も警備の方が1人いました。下山時に撮影!
6合目への登り口!夜中も警備の方が1人いました。下山時に撮影!
富士山 壁の石が崩れたようです。迂回と言っても、すぐ隣!長い下りでクタクタ&ガクブル♪
壁の石が崩れたようです。迂回と言っても、すぐ隣!長い下りでクタクタ&ガクブル♪
富士山 頂上より1時間40分程!やっと富士吉田口に帰ってきました。若干の登り返しでヘトヘト!
頂上より1時間40分程!やっと富士吉田口に帰ってきました。若干の登り返しでヘトヘト!

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