北条古道・薬尾寺池・八丁岩・東尾根道

2018.01.20(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 52
休憩時間
53
距離
19.6 km
のぼり / くだり
1103 / 1079 m
36
1
3 34
2 25
17

活動詳細

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まだYAMAPの会員じゃなかった頃、北条神社から本丸・千畳敷郭址へ直登するというルート(北条古道)の情報を集めるのに苦労しました。 現在のハイキングコースは展望台付近へ通じるものがほとんど、本丸跡にはFM大阪の送信所があるだけで展望もありません。従って、忘れられたルートになっているものと推測、夏場に挑戦して撤退したことがトラウマとなり、慎重になり過ぎていました。 情報を集めるうちに「竹林で自殺があって烏が目玉を突いていた」とか、余計な知識が入る始末。ますます足が遠のき、最初の計画から半年以上を費やしての決行。 しかし、当時、YAMAPの会員だったら、もっと早く歩いていたかもしれません。本丸直登ルートなので、道は明瞭に残されています。途中の竹林を除けば、とても快適な山歩きを楽しめます。春はきっと視界に美しい桜が広がることでしょう。 八丁岩と岩井谷池 かつてはバス停からも見えたという生駒山系で最大クラスの岩塊です。山頂部に坐しており、砦があったとされています。バブル期に周囲の山が売られ、ゴルフ場建設や住宅建設が計画されましたが、いずれも頓挫して周囲は長らく開発放棄地となって荒れ放題。 そこに様々な植物が自生して、まさに「天国と地獄」の様相を呈していました。毎年、初夏にはさまざまなリスクを覚悟で訪問していましたが、その楽しみは消滅。悲しい限りです。昨年6月に岩井谷池の土手で見たササユリ、水辺を優雅に泳ぐ純白の水鳥。もう二度と見ることはありません。YAMAPに記録しておいて、「ヨカッタなぁ」とつくづく思いました。 八丁岩へは北田原や羽衣橋からの往復をおススメします。東尾根道はかなり荒れており、途中で道迷いポイントがあります。慣れていないと尾根道へ復帰できません。くろんど園地への北上はご注意ください。

生駒山・神津嶽・大原山 久しぶりの飯盛山。「大島町」ってどこ? 北條じゃなかったの? 道間違えました。
久しぶりの飯盛山。「大島町」ってどこ? 北條じゃなかったの? 道間違えました。
生駒山・神津嶽・大原山 あ、「大島町」思い出した。北条公園は朝よりも夕方の方がイイですね。特に日没前はノスタルジックな雰囲気に浸れます。
あ、「大島町」思い出した。北条公園は朝よりも夕方の方がイイですね。特に日没前はノスタルジックな雰囲気に浸れます。
生駒山・神津嶽・大原山 『明治十六年ごろ、不動尊を信仰していた初代の横谷宗吉氏は干天がつづいて、農民らが困っているとき、雨乞いをして慈雨に恵まれ、多くの信者ができてきたので、現地に居を移し、明治三十九年八月には庭先に「役行者石碑」を建てた』(郷土史カルタ『大東のふるさと』ウォークより引用)
『明治十六年ごろ、不動尊を信仰していた初代の横谷宗吉氏は干天がつづいて、農民らが困っているとき、雨乞いをして慈雨に恵まれ、多くの信者ができてきたので、現地に居を移し、明治三十九年八月には庭先に「役行者石碑」を建てた』(郷土史カルタ『大東のふるさと』ウォークより引用)
生駒山・神津嶽・大原山 あ、しまった。北条神社へ来てしまった。里山ガーデンに行かなくちゃ。
あ、しまった。北条神社へ来てしまった。里山ガーデンに行かなくちゃ。
生駒山・神津嶽・大原山 おじさんが道を整備されてました。「スイセンまだ咲いてますか」と尋ねると「咲いてるよ」との返事。大急ぎで堰堤の下へ。
おじさんが道を整備されてました。「スイセンまだ咲いてますか」と尋ねると「咲いてるよ」との返事。大急ぎで堰堤の下へ。
生駒山・神津嶽・大原山 咲いてた。。。ヨカッタ。前日、歩いた「やぎさん」の活動日記で、イノシシが食い荒らしてるとの情報。とても心配していました。
咲いてた。。。ヨカッタ。前日、歩いた「やぎさん」の活動日記で、イノシシが食い荒らしてるとの情報。とても心配していました。
生駒山・神津嶽・大原山 黄葉が素晴らしかった大イチョウは、すっかり葉を落として小さな新芽がついていました。
黄葉が素晴らしかった大イチョウは、すっかり葉を落として小さな新芽がついていました。
生駒山・神津嶽・大原山 北條神社へ戻ります。
北條神社へ戻ります。
生駒山・神津嶽・大原山 神社、山ノ神、弁財天龍王と順番にご挨拶して「カラスが目玉、、、」の北条古道へ。「カラスが目玉、、、」が気になる方は、「北条古道 飯盛山」でググってくださいね~。
神社、山ノ神、弁財天龍王と順番にご挨拶して「カラスが目玉、、、」の北条古道へ。「カラスが目玉、、、」が気になる方は、「北条古道 飯盛山」でググってくださいね~。
生駒山・神津嶽・大原山 堰堤越えて竹林に突入。尾根道へ向かいます。
堰堤越えて竹林に突入。尾根道へ向かいます。
生駒山・神津嶽・大原山 尾根の先端部に着きました。ほぼ一直線に登ります。足元はフッカフカの落ち葉。このルートは飯盛山本丸への最短ルートです。
尾根の先端部に着きました。ほぼ一直線に登ります。足元はフッカフカの落ち葉。このルートは飯盛山本丸への最短ルートです。
生駒山・神津嶽・大原山 「じゅりーさん」が駆け下っても大丈夫なように、折れ枝を脇へ寄せておきました。でも、頭上には注意ですよ。今日はノコギリを持っていません。
「じゅりーさん」が駆け下っても大丈夫なように、折れ枝を脇へ寄せておきました。でも、頭上には注意ですよ。今日はノコギリを持っていません。
生駒山・神津嶽・大原山 最初の休憩ポイントです。ここからジグザグに急坂を登ります。落ち葉でズルズル~。
最初の休憩ポイントです。ここからジグザグに急坂を登ります。落ち葉でズルズル~。
生駒山・神津嶽・大原山 石垣が残っています。石切場の施設があったのかも。飯盛城の遺構にしては、新しい感じがします。
石垣が残っています。石切場の施設があったのかも。飯盛城の遺構にしては、新しい感じがします。
生駒山・神津嶽・大原山 雨乞紀念碑に到着。道からは背を向けて立っています。
雨乞紀念碑に到着。道からは背を向けて立っています。
生駒山・神津嶽・大原山 いよいよ問題の竹林へ突入。
いよいよ問題の竹林へ突入。
生駒山・神津嶽・大原山 見ちゃダメ! サッサと通り過ぎましょうね。
見ちゃダメ! サッサと通り過ぎましょうね。
生駒山・神津嶽・大原山 複雑な地形です。谷を越えてさらに尾根の先端部へ回り込みます。
複雑な地形です。谷を越えてさらに尾根の先端部へ回り込みます。
生駒山・神津嶽・大原山 マッチが落ちていた。念のため持ち帰って捨てました。
マッチが落ちていた。念のため持ち帰って捨てました。
生駒山・神津嶽・大原山 人工的な平坦部に到着。ここは飯盛城の遺構址と思われます。
人工的な平坦部に到着。ここは飯盛城の遺構址と思われます。
生駒山・神津嶽・大原山 この先で道の両側が深く切れ落ちています。本丸前の堀切跡です。
この先で道の両側が深く切れ落ちています。本丸前の堀切跡です。
生駒山・神津嶽・大原山 サクラの苑に到着。かつての千畳敷郭址です。正面がFM大阪送信所。
サクラの苑に到着。かつての千畳敷郭址です。正面がFM大阪送信所。
生駒山・神津嶽・大原山 「あっちだよ」と右手をあげて案内しています。
「あっちだよ」と右手をあげて案内しています。
生駒山・神津嶽・大原山 示す方向は飯盛山展望台。冬枯れですね~。殺風景ですが、これもまたイイ。
示す方向は飯盛山展望台。冬枯れですね~。殺風景ですが、これもまたイイ。
生駒山・神津嶽・大原山 ちょっと霞んで残念な空模様でした。
ちょっと霞んで残念な空模様でした。
生駒山・神津嶽・大原山 「水でも飲もう」と上を向くと、天井にへばりついた蜘蛛発見! あ~、びっくりした。
「水でも飲もう」と上を向くと、天井にへばりついた蜘蛛発見! あ~、びっくりした。
生駒山・神津嶽・大原山 東大阪新生駒線14号鉄塔から見る飯盛山。びっしり生えていた笹竹はすっかり伐採されていました。しばらくは大丈夫でしょう。
東大阪新生駒線14号鉄塔から見る飯盛山。びっしり生えていた笹竹はすっかり伐採されていました。しばらくは大丈夫でしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 うーん。この橋は何度渡ってもコワイ。今回も四つん這いで渡りました。力が入り過ぎて、右肩のスジを痛めた。
うーん。この橋は何度渡ってもコワイ。今回も四つん這いで渡りました。力が入り過ぎて、右肩のスジを痛めた。
生駒山・神津嶽・大原山 湿生花園もすっかり冬景色。
湿生花園もすっかり冬景色。
生駒山・神津嶽・大原山 自然林のアーチを歩いて下田原~北田原へ。目指すは八丁岩です。
自然林のアーチを歩いて下田原~北田原へ。目指すは八丁岩です。
生駒山・神津嶽・大原山 その前に薬尾寺池で休憩。先着のハイカーにどこへ行くのか聞かれて、「北田原の八丁岩へ」と答えると「ソレドコ?」みたいな反応でした。
その前に薬尾寺池で休憩。先着のハイカーにどこへ行くのか聞かれて、「北田原の八丁岩へ」と答えると「ソレドコ?」みたいな反応でした。
生駒山・神津嶽・大原山 土手に腰を掛けてラーメンタイムです。
土手に腰を掛けてラーメンタイムです。
生駒山・神津嶽・大原山 オニギリがペッちゃんこ。今日は荷物少ないんだけど。。。
オニギリがペッちゃんこ。今日は荷物少ないんだけど。。。
生駒山・神津嶽・大原山 食後は鉄塔巡視路に合流して、一旦は下田原へ、清滝街道から磐船街道を繋いで北田原の農道を北上、八丁岩を目指します。「北田原 八丁岩」でググれば、有名な景勝地だとわかりますよ。
食後は鉄塔巡視路に合流して、一旦は下田原へ、清滝街道から磐船街道を繋いで北田原の農道を北上、八丁岩を目指します。「北田原 八丁岩」でググれば、有名な景勝地だとわかりますよ。
生駒山・神津嶽・大原山 清滝街道の説明板です。江戸期の道標が残っています。山道よりも厄介。やっぱり道を間違えました。
清滝街道の説明板です。江戸期の道標が残っています。山道よりも厄介。やっぱり道を間違えました。
生駒山・神津嶽・大原山 正面に見える鉄塔の付近が八丁岩と思われます。なんか雲行きが怪しい。迷ってる場合じゃない。
正面に見える鉄塔の付近が八丁岩と思われます。なんか雲行きが怪しい。迷ってる場合じゃない。
生駒山・神津嶽・大原山 予定通り北田原の田園風景を縦断します。5~6月がおススメのコースです。
予定通り北田原の田園風景を縦断します。5~6月がおススメのコースです。
生駒山・神津嶽・大原山 うぇー。岩井谷池がなくなってるやんけ~。初夏は水鳥が優雅に泳ぎ、土手には凛々しいササユリが咲いていたのに。。。大ショック。お気に入りの場所が一つ消えた。
うぇー。岩井谷池がなくなってるやんけ~。初夏は水鳥が優雅に泳ぎ、土手には凛々しいササユリが咲いていたのに。。。大ショック。お気に入りの場所が一つ消えた。
生駒山・神津嶽・大原山 冬枯れでも何かしらの植物が目を楽しませてくれます。
冬枯れでも何かしらの植物が目を楽しませてくれます。
生駒山・神津嶽・大原山 台石が残っていました。祠があったのでしょうか。八丁岩の根元には何かが祀られていると云いますが。
台石が残っていました。祠があったのでしょうか。八丁岩の根元には何かが祀られていると云いますが。
生駒山・神津嶽・大原山 予定通りの時間に八丁岩に到着。曇っていて生駒山は見えませんでした。
予定通りの時間に八丁岩に到着。曇っていて生駒山は見えませんでした。
生駒山・神津嶽・大原山 八丁岩のプレートが小さく写っています。これで、スケールが分かりますよね。生駒山系でダントツの大きさです。
八丁岩のプレートが小さく写っています。これで、スケールが分かりますよね。生駒山系でダントツの大きさです。
生駒山・神津嶽・大原山 岩の上で飲食は禁物。なので、ちょっと離れた場所で水を飲みました。
岩の上で飲食は禁物。なので、ちょっと離れた場所で水を飲みました。
生駒山・神津嶽・大原山 岩井谷池への工事車両が通行するのでしょうか。イシクラゲが大群落し、地面を這うように茎を伸ばしていた植物が消えました。
岩井谷池への工事車両が通行するのでしょうか。イシクラゲが大群落し、地面を這うように茎を伸ばしていた植物が消えました。
生駒山・神津嶽・大原山 周りが不自然な枯れ方をする中で、唯一赤い実をつけていました。自然はたくましいですね。
周りが不自然な枯れ方をする中で、唯一赤い実をつけていました。自然はたくましいですね。
生駒山・神津嶽・大原山 以前の道が使えないので、回り込んでここから尾根道へ取り付きます。
以前の道が使えないので、回り込んでここから尾根道へ取り付きます。
生駒山・神津嶽・大原山 三等三角点・八丁岩にタッチ。一転して尾根道は倒木だらけ。ここも頭上に折れた木が囲んでいます。
三等三角点・八丁岩にタッチ。一転して尾根道は倒木だらけ。ここも頭上に折れた木が囲んでいます。
生駒山・神津嶽・大原山 木漏れ日が気持ちの良い区間もありますが、倒木が増えました。
木漏れ日が気持ちの良い区間もありますが、倒木が増えました。
生駒山・神津嶽・大原山 かつて京阪電車のハイキングコースだった名残り。まるで亡霊のように立っています。
かつて京阪電車のハイキングコースだった名残り。まるで亡霊のように立っています。
生駒山・神津嶽・大原山 小川を渡って尺治川ハイキング道へ合流。久々の長丁場で疲れました。東尾根道の途中でガックリペースが落ちた。
小川を渡って尺治川ハイキング道へ合流。久々の長丁場で疲れました。東尾根道の途中でガックリペースが落ちた。
生駒山・神津嶽・大原山 「がんぴ」へ行く予定を「やんぴ」して、お昼に沸かしたお湯でロイヤルティーを楽しむ。おいしゅうございました。
「がんぴ」へ行く予定を「やんぴ」して、お昼に沸かしたお湯でロイヤルティーを楽しむ。おいしゅうございました。

活動の装備

  • ソト(SOTO)
    レギュレーターストーブ
  • その他(Other)
    スポルディング偏光クリップサングラスCP-9SM[フリップアップ]

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