剱岳 早月尾根日帰り

2015.09.16(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 54
休憩時間
1 時間 5
距離
14.4 km
のぼり / くだり
2350 / 2333 m
2
2 52
2 33
2 49

活動詳細

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前日入りではなく当日深夜からの乗り込み。 現地到着がやや遅れ6時頃馬場島、6時24分開始。 平日というのもあってか、登山口から一番近い奥の駐車場でも比較的余裕がありました。 登山口から1~2km辺りは泥濘んだ場所が数か所。ここ数日北陸は比較的天候が安定していたので、日当たりが悪い箇所の泥濘みが取れにくいのではないかと思います。 また、全体的にですが、特に下の方は段差の傾斜がきついのでストックは有った方が良いと思います。 2500m辺りまでは非常にハエの数が多く鬱陶しいです。帽子一体型の虫除けフェイスネットをつけてる方も居ました。 2200m地点の早月小屋までは木々の間を、小屋を過ぎて2500m辺りから森林限界を超えハイマツ中心の風景になります。 2700m辺りからハイマツも少なくなり、ひたすら岩を登るような箇所になります。この辺りからロープや鎖場も増えてくるのですが、素手で扱うと摩擦や岩に当たる等、怪我をしやすいのでグローブか軍手は有った方が良いかもしれません。 この辺りのルートには◯☓や矢印のペイントでルート指示がされています。上りでは比較的分かりやすいのですが、下りの場合、向き的にペイントが見辛く、ルートを外れても数mはあたかも行けそうな感じになっていたり、正規ルートが岩をよじ登った向こう側にあり視覚的に見えていない等、道を外しやすいので、少しでもおかしいと思ったらペイントを探すのが重要です。 前半にも書きましたが、下りは傾斜がきつく、足元が砂利となっている箇所も多いので勢いで滑り落ちる可能性も高いです。膝の負担になりますが重心を低くしてゆっくり降りたほうが良いです。 下りに入った辺りから急速にガスが吹き始め、見通しはかなり悪くなったものの見返りも有りました。 足元の茂みで何かゴソゴソ動いたので何だろう?と思って立ち止まって観察していたらライチョウが出てきました。 50cm程の至近距離!しかもつがい! 特に逃げる様子も無く、悠々と砂浴び。近くで見ると結構ずんぐりとしてて可愛いです。 一頻り観察し、刺激しないようゆっくりと先に進むとハイマツの中に去っていきました。 まさかこんな至近距離に出るとは思っていなかったので、スマホカメラしか持っていなかったのが悔やまれます… 2500m辺りまでくると、ガスの量は相変わらずだが、谷底から上がってこなくなり見通しはほぼ問題なくなりました。 新年のCMでありがちな、高い山から低い山に雲海が流れるような光景も見られましたが、スマホのバッテリーがなくなりかけていたので撮影することも叶わず… 最後に…基本的に整備が成されているルートではありません。 自然のまま人が歩いてきた所が道として出来上がった程度の状態なので、転倒や滑落には特に注意してください。

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