大山(弥山北尾根)

2018.01.28(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 57
休憩時間
3
距離
5.8 km
のぼり / くだり
803 / 826 m
4 41

活動詳細

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大山に登ってきた。 ここ数日のどか雪と低温で、山だけではなく、里も凍てつく世界になっていた。 庄原辺りから雪上ラリーのような道路状況。大山道路もあちこちで車が上がらず、停止していた。一部にロードヒーティーングが施してあるが、チェーンを履くか、四駆でないと走行不可。 南面の三ノ沢側から槍尾根を登る予定にしていたが、条件が悪いので大山寺側に転身。 南光河原より、常行谷を挟んで弥山夏道に平行して伸びる北尾根を登った。 雪が深い上に真っ暗で見通しがきかず、米子西工業高校の小屋を通り過ぎて、川沿いに進んでしまい30分のアルバイトをした。 引き返して尾根を探す。まず、急勾配の尾根の取り付きにて弱層テストを行う。スコップとスノーソーを使って約30センチ角に切り出し、雪面にインパクトを与えた。 結果、手首、肘では雪の層のズレは生じず、腕の力数回でズレが生じた。約1メートルの新雪の層と古い粗目雪の層の間に滑り面がある。白い斜面を気をつけて、忠実に尾根を辿ることにして登山を継続する。 急な雪壁の先にちょっとした岩の層があって、ワカン登攀となった。 以降も厳しいラッセル(ワカン装着で膝くらい)によって、取りつきから夏道合流地点まで5時間近くを要した。夏道には多くの登山者が登っていた。 六合目避難小屋でアイゼンを装着。猛烈な吹雪に跳ね返されて八合目で行動を打ち切る。時折ホワイトアウトになる中、下山した。アルプスと違って今日の大山の吹雪は耐えられるレベル。気温もさほど下がっていないようだった。 にわか計画ながら、いろいろな要素が含まれて気持ちの良い山行だった。

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