オムシャヌプリ（西峰・東峰）

２年前の厳寒期に一人で野塚岳経由して、オムシャヌプリ（西峰）へ行きました。 その時は野塚岳から先が、寒さと、ものすごい爆風で、みるみる体力が削りとられ、さらにハイマツ踏み抜き地獄によりさらに気力・体力がなくなって、オムシャヌプリ（西峰）は踏めたが東峰に行くなんて考えもせずにすぐ引き返しました。自分の車にたどりつけた時には本当にホットした記憶が鮮明に残っています。 今回は目標としていた。東峰までに行くとこができました。風が弱く（といっても普通に吹雪きでした。日高の山としては弱い）応援してくれた友人の力によって、東峰まで行けたと感じました。 ２年前の装備も大幅に改善しました。防寒対策、早くて十分なエネルギーの摂取方法など自分なりに工夫しました。 厳寒期の日高の稜線歩きの寒さと爆風のレベルは普通ではないです。今回が特別に良い条件だったと思います。 ３月になると、日照時間も増え、天気も安定し、気温もあがり、雪の状態も良くなるの知っていますが、厳寒期の日高の冬山が好きなんです。これからも毎年登ります。 同じ日に、日高の山で滑落死した方がいたようです。ご冥福をお祈りします。