空木・木曽駒縦走 1/3日目APC0.98

2015.09.19(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 25
休憩時間
2 時間 7
距離
10.9 km
のぼり / くだり
1943 / 266 m
2
1 39
1 14

活動詳細

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今期最後のアルプス山行として、2泊3日で空木・宝剣・木曽駒の縦走に行って来ました。 前回の槍・笠縦走の反省を踏まえつつ、余裕のある日程を組みました。 今回は空木平、檜尾の避難小屋泊での山行。これまで80回くらい山行をしてきた中で、初めての山小屋以外泊です。中央アルプスは木曽駒下以外での幕営は禁止ですが、避難小屋が満員のときのため、テント(モンベル・ステラリッジ4型)を購入して、携行しました。4人分のシュラフ、マットと合わせて16万円程。なかなか手痛い出費です。 今回のルートは木曽駒下以外の水場の情報が不確かだったため、全部で24Lの水を持って行きました。必然的にザックは重くなり、私のは24㎏、息子のは11㎏になりました。計ってはいませんが、妻のは15㎏以上、娘のは5㎏以上ありそうでした。 木曽駒・宝剣・空木という逆ルートも考えましたが、荷物の重い1日目に危険な宝剣南陵を、危険度の増す下りで通過するのを嫌い、今回のルートにしました。空木までの登りは辛そうですが、安全優先です。 さて、前置きが長くなりました。 菅の台の駐車場に着いたのが6時頃。まだシルバーウィークも初日とあってか、全体の3分の1くらいは空いていました。 登山届けを出し、出発は6時半。スキー場方面へ少し車道歩きをすると、空木岳への登山口(池山尾根ルート)が現れました。1時間ちょっと暗い山道を歩いて、林道終点に到着。ピストンの場合はここに車を止めるようです。遭対協の方々が何人かいて、ここでも登山届が出せるようでした。大型連休だけ特別なのかもしれません。 さらに1時間と少し歩くと池山避難小屋の付近に水場がありました。ここまでに消費した分の水を補充します。今日宿泊予定の空木平には沢が流れており、煮沸すれば飲めるとの噂は聞きましたが、念のためです。 今日ののルートの山場は大地獄・小地獄と呼ばれるところ。痩せ尾根で道が狭く、鎖場も何カ所かあります。注意して進めばなんてことはないですが、今回は荷物が重いので、体重を持っていかれないように気を付けて進みます。普段重い荷物を持ちなれない妻が鎖場で後ろに仰け反りそうになり、少しヒヤッとしました。小1の娘は無難にクリアしていました。 今回は重い荷物のせいでいつも以上に登りが応えます。休憩を取って体を回復させつつ、空木平小屋に着いたのが14時過ぎでした。 シルバーウィークで混んでいるかと思いきや、小屋にいた先客はたったの1人。後から学生グループ6人と、ソロの方1人が来ましたが、20名収容に対して12名という快適ぶりでした。実は他にも2組計3名が小屋に来ましたが、テントの方がいいと、テントを張っていました。本来テントは禁止なので空いているなら小屋に泊まるべきだと思うのですが・・・ ソーセージ、チーズ、バン、赤ワインなどの夕食を終え、就寝は19時前。疲れてぐっすり眠れると期待していましたが、寒くて夜中に何度も目が覚めました。我々のシュラフはモンベルのアルパインダウンハガー800 #5でリミット温度が5℃ですが、もう一段階温かいものが欲しいと思いました。(そうすると夏は暑くなるのですが…) ところで、空木平避難小屋は幽霊が出るという噂のあるところ。夜中1人で寝ているとバキッ!ボキッ!という激しい怪奇音が響き、怖くて外へ飛び出したという話がネットにありました。私も夜中目覚めたとき、それほど大きな音ではありませんでしたが、確かに木の折れるような音が屋根の方から断続的に聞こえました。ただ、それが幽霊だったのかどうかはわかりません。 コースタイム:7:10 行動時間:7:00+昼飯0:30 APC値:0.98

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