活動データ
タイム
12:27
距離
10.4km
のぼり
1479m
くだり
1485m
活動詳細
すべて見るこの連休は、旦那さんとどこへ行こうかと色々考え、大門沢からの広河内岳、畑薙からの茶臼岳、 奥秩父の破風山・雁坂嶺縦走、小川山・金峰山縦走、赤岳真教寺尾根…うーん、決まらない‼️ しかも危険なところ、夏道知らないところもある。 じゃあ、笹山に行こう‼️ あそこなら尾根道だし、空いてるし、山頂は絶景だし!😆ちなみに笹山ダイレクト尾根とは奈良田から山梨百名山の笹山(黒河内岳)に伸びる標高差1900メートルの尾根です。 1日目、なかなかエンジンがかからない2人はなかなか活動開始できない。 テント泊だし日帰りみたいに明るいうちに下山するというプレッシャーがないので、ダルダル(笑) 結果朝8時スタート😅 前夜から朝にかけて雪が降った後で、麓から雪。 登山口からアイゼンを履くことに。 そしてダイレクト尾根の急なこと‼️ 取り付きから鼻の穴広がりまくりの急登っぷり。 そしてたまに斜度を緩めたかと思うと、その分その先での3倍返し攻撃😣 旦那さん荷物20キロ超え。 私、多分14キロくらい? 踏み抜きを気にしてワカンを履いても斜度がキツすぎて足裏とふくらはぎにキツく、アイゼンで上がることに。 その後もステップを切ることが出来ないサラサラ雪があったり、夏ならばソールの摩擦で無理やり上がれる場所でなかなか足をかけるところもなく、崩れる雪に難儀したり。 軽やかに上を目指す鹿トレースに猛烈に嫉妬したり。 調子が良くても1時間に標高差200メートル強上がれれば良い方。 そうしているうちにもう山頂に行けるタイムリミットは過ぎて、どこで幕営するかということになる。 2250メートルあたりの展望地ならば幕営できそうか、ということで、そこまでは頑張るつもりで歩を進める。 先が明るくなっている、あそこが展望地だろうか。 そう思って気持ちははやるが、物凄い斜度で、崩れる雪にもがいているうちに体力が奪われる。 苦労して登り切ると美しい白根南嶺の尾根。 あぁ、着いた…。 そう思って歩を進めると、思い切り踏み抜く。 踏み抜いた後、湿雪が周りを覆ってしまい足が抜けない。旦那さんに掘り出してもらって抜くことができた。 そこは結局2240メートルあたり。展望地はまだ先。しかし疲れた2人に崖のように見えるその深雪の急登に進む気力はなく、その場に幕営地を整えて テント設営。 日が落ちて身体がどんどん冷えていき、テントへ転がり込んでシュラフを出したら、もう寒くて何もすることが出来ず、朝まで浅い眠りを途切れ途切れに繰り返していました。 今回、オーバーパンツ着用、シュラフはモンベルの♯1と5を二枚重ねにしたのですが、それでも体温がもともと低いので、暖まったのは夜明け近くになってからでした。 夜中物凄い風が吹き、吹雪いたようでした。 しかし旦那さんが設営したテント、ビクともしませんでした。さすが。 翌朝は山頂アタックをするか旦那さんと話し合い、 この雪の具合ではどのくらいで山頂に行けるかもわからず、無理なのではないか、との結論に達し天気も悪かったので撤退する事に。 結露が凍ったテント内でバーナーで湯を沸かし温かい朝食を摂り、元気を取り戻して下山してきました。下山も転げ落ちないようにゆっくりと。最後は凍結していたので登山口までアイゼンが必要でした。 昼過ぎには下山し、温泉、焼肉、と楽しんで、 いつもよりは早い帰宅で湿った装備の片付けまで完了です。 山頂を踏めなかった山行きはもしかしたら初めてかも😅でも心も体もドップリ雪山を満喫した2日間でした‼️
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