雨のおかげ？チョット雪の締まった杉山へ

今日は友人とその知人と3人で、宍粟市北部、段ヶ峰の西側に位置する杉山（1088mピーク）に行ってきた。 百千家満で右折して、車は千町へのつづら折りの上り坂を登っていくが、完全な雪道、慎重に運転した。 上千町集落の一番奥に車を停め、準備をして林道を歩く。 雪は大分土曜日の雨で解けたみたいだけど、今朝の冷え込みで道路に薄っすらついた雪の下は分厚い氷。 時々ずるっと滑って歩きにくい。3名中2名が完全に背中からすってんと転んだ。 笠杉山への道を分けたあと、積雪は10cmほどだがスノーシューを着ける。この方が安心。 大規模林道を横切って山道に入り、クジラ岩を過ぎたあと、少しショートカットして右手の尾根を直登し、 稜線に上がる。 ここからはもうほとんど上り下りの無い雪の中を、馬酔木の群生をよけながら歩く。 松の木や大岩のある山上庭園を過ぎ、展望が開けると向こう側に真っ平らな段ヶ峰やフトウガ峰が見える。 今日は時折ガスで隠れたり、日がさしたり、雪がちらちら舞ったりだが、段ヶ峰頂上は見える。 じっと見るけど、登山者はいなさそう。 あと一頑張りで杉山頂上到着。展望はきくが、風が冷たい。ぶわぁーとブリザードが来た。 写真だけ撮って、すぐに下山を開始。今日はピストンではなく、西側のわりと急な尾根を下る。 下りはみんなてんでに好きなところを下っていく。作業道まで下りて、立ったまま昼食。 大規模林道まで下りたら、オフロード車が３台駆け抜けていった。 途中から登りのルートに合流して、ノンストップで駐車地まで。 まほろばの湯に寄って、体を温めてから帰宅した。 今日は時間的にも、獲得標高も、雪の状態も、大汗の出ない気温も、我々にはすべて良かった。