活動データ
タイム
18:00
距離
0m
のぼり
0m
くだり
0m
活動詳細
すべて見る雲竜渓谷ハイキングの番外編という事で、氷の滝行の後に立ち寄った湯西川温泉郷の活動日記を。 予定より1時間早く雲竜渓谷ハイキングを完遂し14時過ぎに東武日光を出発。下今市で東武鬼怒川線に乗換え→新藤原→湯西川温泉郷駅、更に温泉郷行きのバスを乗継継ぎ16時頃に温泉郷に到着。温泉郷にはコンビニが無いので、下調べしてきた街唯一のコンビニ的なお店「湯沢屋酒店」で酒とつまみを買い込む。ゆず推しらしくゆずのビール、ゆずハイボール、カクテルが目についた。その中でも人気があり売り切れる事も多いらしい「ゆずのお酒」ラスト1本をゲット。来るべき酒池肉林の宴に心を躍らせ今日のお宿「はたご松屋」へ向かう。 この温泉郷の繁忙期であるかまくら祭開催時期に1人で泊まれる安宿は松屋さんぐらいだろう。素泊まりなら4000円、2食付きで6500~8500円ぐらいである。おそらくこの街で最安値だと思うが、前日でも余裕で予約できた。予約サイトの旅館の写真を見ると、なかなかパンチのあるボロさなのでそれが人を遠ざけているのかもしれない笑 宿に着くとおばさんが出迎えてくれて、ロビーからエレベーター前まで移動する30秒ほどで手際よく注意事項を伝えてくれた。エレベーターへ乗ると、露天風呂紹介のポスターが貼ってあるのだが露天風呂の写真に、もろだし全裸の女性が勢い良く湯浴びをする写真が合成されていて度肝を抜かれる。じゃらんの口コミで女性客に叩かれていたのはコレか、想像以上だと仕事を押し付けてきた後輩ちゃんにご褒美として画像を送りつける。お子ちゃまには刺激が強すぎたのか返事は無かった。 部屋に着くと想像以上の光景にテンションが上がる。きっちり4畳半の部屋に、こたつ(こたつ布団が緑は私的にポイント高い)、ヒーター、布団、テレビ(アナログ!)が配置され、まるで昭和の苦学生の部屋の様。しかし、清掃がいき届いていて清潔感はある。早速こたつに入りテレビをつけると、もう何年も暮らしてきた部屋の様な落ち着き。そして私は4畳半という宇宙に完全に飲み込まれた。 夕飯は17時半に部屋まで持ってきてくれるとの事で、屋上の貸し切り露天風呂を借りる。貸し切りといっても予約は不要。行って空いていれば脱衣所のカギ閉めて独占して使って良いですよという分かり易いシステム。しかし、この露天風呂もDIY精神あふれるパンチのあるルックスで、宿の狭い屋上の片隅に取って付けた様な小さな風呂が置いてあるだけ。まぁ一人で入る分には広々と使える広さ。風呂はボロいが景色は中々素晴らしく、山に沈んでいく夕日を眺めながらハイキングの疲れを癒すことができた。お湯の質も評判は良いようだし、実際良かったと思う。 じっくりと温泉に浸かって部屋に戻ると17時頃、夕飯が来るまで待てないので宴会を開始する。旅先での独り宴会の時間は尊い。17時半になると時間通り、おばちゃんが料理を運んできてくれた。一見してその量に驚く。しし鍋、鹿肉の刺身、鹿肉のミンチを竹に塗って焼いたもの、鯉の刺身、天ぷら、キノの小鉢×2、みそ汁など、1人分の量じゃねぇ。部屋は4畳半なのに至れり尽くせりのVIP待遇。至福。 1時間かけてご馳走を完食したが、しばらくは満腹の向こう側でグッタリ。19時過ぎにようやく動けるようになり、本日のメインイベント「かまくら祭」を見物に出る。宿から会場の平家の里までは500m、徒歩10分ほど。受付で入場料300円払って順路を進む。古民家や会場のあちらこちらに作られた小さなかまくらや木に電飾が施されなかなか奇麗である。そして、平家の里の名物平家鍋を注文すると会場に数か所設置された3,4人は入れそうな大きなかまくらで鍋を食べる事ができる。半分ぐらいのかまくらに人が入っていたが、観光客に容赦なく写真を撮られていた、私も撮った笑 又、順路は雪が踏み固められ普通の靴だと滑って危ないかもしれない。思いもよらず登山靴が役に立つ。会場はそんなに広くないので、のんびりでも20分程度で1周してこれるだろう。 予定外に早くメインイベントが終了してしまったので平家の里前の道を更に歩いてみる。先には、かまくらバーベキューなるものが行われているらしく、そこそこの人で賑わっていた。10分ほど歩いてかまくら祭会場の終点まで来ると、川辺と中州に無数のオレンジ色の光が見えた。怒り狂った王蟲の群れか!と思って肝を冷やしたが、よく見るとミニかまくらキャンドルだったので一安心。雪とキャンドルの組み合わせは鉄板、美しい。。。しかし、この数のかまくらを作って、その一つ一つのキャンドルに灯をつける作業はかなり重労働だよな。 1時間程度でかまくら祭を堪能しつくしたので、会場終点の橋を渡り往路の対岸の人のいない道を散歩。再度湯沢屋酒店で酒を追加してルンルンで宿に帰る。 宿に着いてから、もうひとっ風呂浴び、ビールとゆずのお酒をグビグビ飲んでいたら酔いとハイキングの疲労でいつの間にか布団に沈む。湯西川名物のゆずのお酒はソフトな見た目と飲み口に騙されるがアルコール度数は13%。まじで湯西川のストロングゼロ。殺しにくる。。。 翌朝は6時過ぎにすっきり起床。起床5分で朝風呂を浴びに行く。ちょうど明るくなってきた空に三日月と昇ってくる太陽を見ながらの朝風呂はなかなか最高だった。じっくり30分ぐらい湯船に浸かる。風呂から出て間髪入れず朝ビールをキメる。最高という他ない。7時半ごろに部屋に朝ご飯が運ばれてくる。ご飯にみそ汁、主菜は魚の干物。お米もおいしく朝から茶碗3杯頂く。 朝食後、この日は特に計画を立てていなかったので行き先を考える。昨年の日光旅行の時、コースから少し外れるので行かなかった龍王峡の事を思い出した。帰りのバスの通り道でもあるので、龍王峡ハイキングをしてから東京に帰る事に決定。となると、タイトなスケジュールにはならないので街を1時間ほどのんびり散歩して、10時前の鬼怒川温泉行きのバスで湯西川を後にする。山深く趣のある温泉街でとても気に入ったので来年雪が降ったらまた訪れたい。 また長くなってきたので龍王峡ハイキングについてはまた次回で。。。
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