中津森/荒川ダム→板敷渓谷→中津森隊道取付き→南尾根→中津森→北尾根→荒川ダム

2018.02.13(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 15
休憩時間
44
距離
9.8 km
のぼり / くだり
1054 / 1054 m
2 6
1 47

活動詳細

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2018/02/13(火) 中津森(なかつもり) 標高:1,475m 所在地:山梨県 グレーディング: 名山: 山域:奥秩父山塊 天気:晴れ 登山第九十七弾! ☆☆☆約1ヶ月前の山行です。散々、山登って、記録つけるの怠っていました、すみません。 これから、コツコツ書いてなんとか今に追いつかせようと思います💦☆☆☆ 前日、御前山7つ縦走っていう、アホなことやって、今日も登山日和♫ Sさんに、大山誘われたけど、ヤビツ峠ちと遠いのと夕方から用事あって、時間的に厳しいのでソロ登山に。 場所は、前から気になっていた中津森〜水ヶ森周回にすることに決定‼️ この辺りの山塊は、地図見るとわかるのですが、稜線どかーんって感じではなく、山がボコボコある感じ。 しかし、この中津森が一癖も二癖もあるんですよ。 地図見た感じ、ルートは3つ。 1つ目は、北東ルート。 これが一番楽で、山頂の中腹まで林道があり、傾斜も緩そう。けど、荒川ダムから遠い、、 2つ目は、北西尾根ルート。 これは、3つのルートの内真ん中の立ち位置。可もなく不可もなし。 3つ目は、南尾根ルート。 こいつは、取付きはダムから一番近く、山頂までの距離も近い。唯一気になるのは、取付きから尾根まで、地図でも分かるほど急な斜面。 審議の結果、3つ目の南尾根ルートで行くことに決定。 ということで、平日の閑散とした昇仙峡を通過し、誰もいない荒川ダムへ。 湖畔の駐車場に車を停めスタート‼️ まずは舗装路を歩き、中津森の麓を目指します。 荒川ダムは、川上は湖面が凍っていました。 しばらく歩くと中津森隊道に着きます。 しかし、ここで「板敷渓谷」の看板を発見。どうやら渓谷の奥に滝がいるらしい、、これから登山だけど、滝も気になるところなので、さっそく寄り道🤣 道路から逸れて、滝を目指します。 道は整備された登山道みたいな感じ、けど、今日の場合はこれがアイスバーン状態で、アイゼン付けるのもめんどくさく、結局押し切った。(案外、滝まで遠かった、、) メインの滝は、完全な氷瀑ではなかったけど、8割氷瀑になっていて、かなりご立派でした。 アイゼン付けなかったので、近くまで行きませんでしたが、それでも迫力ありでした‼️ 有名?なのか、わかりませんが、オススメな滝でした^ ^ さて、本題に戻って、中津森です。 南尾根ルートは決めていたけど、取付き点はよくわからず来てしまった。 見た感じ、トンネル入口周囲で登れそうなところは無さそう。 ということで、トンネル出口の方を捜索。そしたら、登れそうなルンゼを発見。というかここしかない笑笑 急そうだけど、尾根も見えてるし、短区間だと思われたのでアタック。 最初の1/3は落ち葉と雪のミックスで、四つん這いなって登った。 けど、徐々に斜度が急になってきて、四つん這いの限界を迎える😵 ホールドがわりの、岩や木の根を探すけど、少ない😅すると、何やらロープらしきものが垂れてる‼️ 自分はあまり人工物を使わない変なプライドあったけど、今回ばっかりは頼らないと登れない‼️ 片手にぐるぐる巻きにして、少しづつ登る。 ロープは、10mくらいで次々にあり、やはり人は入ってるみたい。 けど、登りつめると、左手の岩稜地帯にロープが伸びている。 最短距離で尾根を目指すとルンゼの直登だけど、ロープはそっち方面にはないし、ホールドも少なさそう。 ということで、この時は藁にもすがる思いでロープを頼っていたので、ロープに従って岩稜地帯に足を踏み入れた。 これがまた、癖のある危険地帯で、落ち葉で滑るし、岩に手をかけて体重乗せるとボロって崩れるところもある。 木の幹も飛び移れるような距離になく、かなりヒヤヒヤしました。もし滑落しようものなら下まで30mくらい?落ちそうで、タダでは済まない。 一昨年の八ヶ岳縦走ばりに死の恐怖を感じました。 一歩一歩、コツコツ進んで、ようやく安全地帯まで行けた時には疲れがどっと出ました。 ログを見ると大した距離ではないですが、危険が詰まった区間で、もう二度と行きたくないです笑笑 尾根に乗るとまぁ歩きやすい。 滑落の危険がないってだけで、こんなにも違うのかって感じました。 山頂は、のっぺりしていて、登っても中々見えてこない。 予想以上に時間かかってようやく到着しました。 山頂には、ちっちゃな手書き看板のみ。 最初は、水ヶ森に行く予定だったけど、滝で時間潰して、崖で時間と精神使って、もう登る気力なかったので、北西尾根ルートで下山することにしました。 北西尾根ルートは、結構雪残っていて、また、登りの南尾根ルートと違って、斜度が緩そうだからって油断していたら、滑る滑る。 地図見ながら歩いていてもよくわからない地形でてきて、途中から地図見るの諦めました。 途中、何箇所か、西側に伸びている尾根があって、そっから林道に出れないかと思いましたが、法面ある可能性も否定できないので、一応、一番距離があるけど、傾斜緩そうなルートを心がけました。 それでも、林道近くなると急斜面になり、かなり慎重におりて、なんとか法面開始して林道に出れました(°▽°) ふ〜一安心。ここまでくれば帰れる! 帰り途中、引き込まれそうになった尾根の末端はどうなっていたか確認しながら歩いていたのですが、どこまでいっても法面かフェンスのみ。 1箇所だけ、頑張れば下れるかな〜っていうルンゼありましたが、おそらく自分が歩いた下山ルートが唯一のマシな道だったと思います。 ってなわけで、取付き点に戻ってきて、えげつない傾斜の斜面を登ったんだなぁと再確認。 とにかく無事に帰ってこれて良かったです。 中津森なんて、マイナー山行く方はいないかもしれないですが、もし登られるならルートはちゃんと確認した方がいいと思います。 〜追記〜 RICOHが販売してるTHETAという360°写真が撮れるカメラで撮影 初代THETAなので画質悪いですが、山頂の雰囲気が写真よりも伝わると思うので、良かったら見てください‼️ https://theta360.com/s/gTXZa9OmRJmcs1gGpyXpk14Z2

弥三郎岳(羅漢寺山) 冬の荒川ダム。
弥三郎岳が見える。
冬の荒川ダム。 弥三郎岳が見える。
弥三郎岳(羅漢寺山) 水ヶ森
どのピークか定かではないです。
水ヶ森 どのピークか定かではないです。
弥三郎岳(羅漢寺山) 湖面に空が反射して綺麗。
本当、いい天気。
まだこの頃はよかった。
湖面に空が反射して綺麗。 本当、いい天気。 まだこの頃はよかった。
弥三郎岳(羅漢寺山) 湖に続く道路。
昔は、この先に何かあったんですかね。
湖に続く道路。 昔は、この先に何かあったんですかね。
弥三郎岳(羅漢寺山) 川上は凍ってました。
川上は凍ってました。
弥三郎岳(羅漢寺山) 人気のない荒川ダム。
静かです。
人気のない荒川ダム。 静かです。
弥三郎岳(羅漢寺山) 中津森が見えてきた。
おそらく山頂は見えてない。
中津森が見えてきた。 おそらく山頂は見えてない。
弥三郎岳(羅漢寺山) 登る前に、なんか滝がありそうなので寄り道。
「板敷渓谷」初めてきいた。
登る前に、なんか滝がありそうなので寄り道。 「板敷渓谷」初めてきいた。
弥三郎岳(羅漢寺山) おお、、序盤の小さな滝でも凍っている。
期待大。
おお、、序盤の小さな滝でも凍っている。 期待大。
弥三郎岳(羅漢寺山) 排水溝からは、槍のような氷柱ができていた。
排水溝からは、槍のような氷柱ができていた。
弥三郎岳(羅漢寺山) 沢筋を上がる。
なかなか遠そう。
沢筋を上がる。 なかなか遠そう。
弥三郎岳(羅漢寺山) 渓谷なだけあって滝が多い。
渓谷なだけあって滝が多い。
弥三郎岳(羅漢寺山) 地面は完全アイスバーン。
チェーンスパイクかアイゼンが必要でした、、
地面は完全アイスバーン。 チェーンスパイクかアイゼンが必要でした、、
弥三郎岳(羅漢寺山) メインの滝到着!
デカイ!!
メインの滝到着! デカイ!!
弥三郎岳(羅漢寺山) 下の方は完全に凍っている。
下の方は完全に凍っている。
弥三郎岳(羅漢寺山) 氷の下は水が流れていて、迫力あります。
氷の下は水が流れていて、迫力あります。
弥三郎岳(羅漢寺山) 一番滝の近くまで行ったところから。
アイゼンがあれば奥に進んでもよかったけど、ないし、この後登山なので、ここまでにしておいた。
一番滝の近くまで行ったところから。 アイゼンがあれば奥に進んでもよかったけど、ないし、この後登山なので、ここまでにしておいた。
弥三郎岳(羅漢寺山) アイスバーンは下るのが怖い。
アイスバーンは下るのが怖い。
弥三郎岳(羅漢寺山) 慎重に慎重に。
慎重に慎重に。
弥三郎岳(羅漢寺山) 中津森隊道の取り付き点。
中津森隊道の取り付き点。
弥三郎岳(羅漢寺山) ここから侵入。
この後、壮絶な登りが待ち受けているとは、まだ知らなかった。。。
ここから侵入。 この後、壮絶な登りが待ち受けているとは、まだ知らなかった。。。
弥三郎岳(羅漢寺山) 序盤は落ち葉と雪のミックス。
四つん這いで登る。
序盤は落ち葉と雪のミックス。 四つん這いで登る。
弥三郎岳(羅漢寺山) だんだん斜度が上がってきて、岩や木の根などのホールドが必要になってきた。
だんだん斜度が上がってきて、岩や木の根などのホールドが必要になってきた。
弥三郎岳(羅漢寺山) 下を見るともうこんなに登ってしまった。
ここまできたら引き下がれない。
上がるしか選択肢はなくなった。
下を見るともうこんなに登ってしまった。 ここまできたら引き下がれない。 上がるしか選択肢はなくなった。
弥三郎岳(羅漢寺山) 垂れ下がっていたロープ。
これがなかったら登れなかった。。
垂れ下がっていたロープ。 これがなかったら登れなかった。。
弥三郎岳(羅漢寺山) 尾根への最短ルートは右の方のルンゼを直登だが、ホールドが少なく、登れる自信がなかった。
なので、垂れ下がっていたロープを辿って、左の岩場へ足を踏み入れる。
尾根への最短ルートは右の方のルンゼを直登だが、ホールドが少なく、登れる自信がなかった。 なので、垂れ下がっていたロープを辿って、左の岩場へ足を踏み入れる。
弥三郎岳(羅漢寺山) 危険ポイントの連続で写真撮る暇なかった。。
ホールドは少なく、落ち葉と脆い岩で足場も悪い。
久しぶりに「落ちたら死ぬな」っていう緊張感を感じた。
まさか、こんなマイナー山で経験することになるとは、、ww
危険ポイントの連続で写真撮る暇なかった。。 ホールドは少なく、落ち葉と脆い岩で足場も悪い。 久しぶりに「落ちたら死ぬな」っていう緊張感を感じた。 まさか、こんなマイナー山で経験することになるとは、、ww
弥三郎岳(羅漢寺山) うっすら下に道路が見える。
恐ろしい岩場だった、、
まだ油断できないところ。
必死に木に掴まりながら写真撮った。
うっすら下に道路が見える。 恐ろしい岩場だった、、 まだ油断できないところ。 必死に木に掴まりながら写真撮った。
弥三郎岳(羅漢寺山) ルンゼ直登したらあっちに出ていたと思う。
どっちがよかったのだろう、、
ルンゼ直登したらあっちに出ていたと思う。 どっちがよかったのだろう、、
弥三郎岳(羅漢寺山) よし、とりあえずここまでくれば一安心。
めっちゃ怖かった〜
よし、とりあえずここまでくれば一安心。 めっちゃ怖かった〜
弥三郎岳(羅漢寺山) 獣道かわからんけど、踏み跡はある。
というかローピあったくらいだから人は入っている。
獣道かわからんけど、踏み跡はある。 というかローピあったくらいだから人は入っている。
弥三郎岳(羅漢寺山) 斜度は緩む
斜度は緩む
弥三郎岳(羅漢寺山) 雪もちらほら
雪もちらほら
弥三郎岳(羅漢寺山) 「32?」
「32?」
弥三郎岳(羅漢寺山) 山頂到着!
なかなか遠かった!
水ヶ森への縦走は、あの崖でメンタルすり減ったので断念。
カップ麺食べて北尾根から下山!
山頂到着! なかなか遠かった! 水ヶ森への縦走は、あの崖でメンタルすり減ったので断念。 カップ麺食べて北尾根から下山!
弥三郎岳(羅漢寺山) うわあ、雪あるよ、、
うわあ、雪あるよ、、
弥三郎岳(羅漢寺山) 金峰の五丈岩が見える。
ここから奥秩父主脈稜線へは目立った稜線ないので、なかなか入りにくい。
金峰の五丈岩が見える。 ここから奥秩父主脈稜線へは目立った稜線ないので、なかなか入りにくい。
弥三郎岳(羅漢寺山) 黒富士〜升形山あたり
黒富士〜升形山あたり
弥三郎岳(羅漢寺山) 地形図に載っていない谷。
この辺りで地図が信用できないことが判明。
ちなみに後でわかりますが、この谷にそって下ると法面+フェンスで詰みます。
地形図に載っていない谷。 この辺りで地図が信用できないことが判明。 ちなみに後でわかりますが、この谷にそって下ると法面+フェンスで詰みます。
弥三郎岳(羅漢寺山) 地図で下降点の目星幾つかつけて、一番尾根が長いルートを進む。
ただただ、法面ないことを祈る。
地図で下降点の目星幾つかつけて、一番尾根が長いルートを進む。 ただただ、法面ないことを祈る。
弥三郎岳(羅漢寺山) 登りほどではないが、かなりの急斜面。
これまた油断できない。木の幹がある分、まだなんとかなった。
登りほどではないが、かなりの急斜面。 これまた油断できない。木の幹がある分、まだなんとかなった。
弥三郎岳(羅漢寺山) やったー、奇跡的に法面回避!
降りてこれた、、
やったー、奇跡的に法面回避! 降りてこれた、、
弥三郎岳(羅漢寺山) 後は、舗装路なので安心。
法面がどこまであるか答え合わせタイム。
この高さでも、飛び降りるのきついよなあ、、
後は、舗装路なので安心。 法面がどこまであるか答え合わせタイム。 この高さでも、飛び降りるのきついよなあ、、
弥三郎岳(羅漢寺山) 崖っっすね。
危ない危ない。
崖っっすね。 危ない危ない。
弥三郎岳(羅漢寺山) フェンス越しに見事な氷柱。
フェンス越しに見事な氷柱。
弥三郎岳(羅漢寺山) トンネルの氷柱
トンネルの氷柱
弥三郎岳(羅漢寺山) すごく立派。
すごく立派。
弥三郎岳(羅漢寺山) 取り付きの中津森隊道が見えてきた。
遠くから見てわかったけど、えげつない斜度だなあれは
取り付きの中津森隊道が見えてきた。 遠くから見てわかったけど、えげつない斜度だなあれは
弥三郎岳(羅漢寺山) 中津森。
地図見た感じ、山頂は見えていないと思う。
無事帰ってこれて良かった。
中津森。 地図見た感じ、山頂は見えていないと思う。 無事帰ってこれて良かった。

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