富士見台タイムアウトで神坂小屋上で撤退！

伊吹山予定を強雨風のため急きょ富士見台に変更して強清水（こわしみず）登山口を目指すが登山口まで600mのところで道路の雪が深くなり路肩わきのひらけたところに駐車してスタートしたのが9時35分この時間でも3時までには十分余裕で下山できると確信して絶好の好天のもとスタートしました。 登山口を過ぎアイゼンの感触を楽しみながら快調に林道交差6本目を過ぎたあたりから徐々に積雪量が深くなりワカンを装着して行動再開しそれに合わせペースが遅くなり始め林道交差最終点から登山道（目印も先行者のトレースもない状態）を地図を頼りになんとか神坂峠まに到着しました。 1時間以上の遅れが出てましたが、ここからは殆ど登りらしい登りがないためそのまま山頂まで1.7kmの看板を見ながら通過し進みましたがこれが大きな判断ミス積雪量の少ない時には何の問題もなかったのですがコースの大半が左側に切れ込んだ急斜面のトラバースで落ちたらとても上がってこれない思いもしなかった難コースに大変身していました。 結局例年の積雪なら40～50分のところ1時間50分かかり神坂小屋着14時になってしまいました。 神坂峠で萬岳荘（ばんがくそう）経由にしていれば1時間ほどで到着できたはずです。 私の障害の膝では深雪のラッセルはまったくできないため深雪全行程3時間近くのラッセルをけんはさん一人に負わせることになり申し訳ない気持ちで一杯です。 けんはさん、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。 山頂は目の前でしたが時間が15時近くになってしまったのとラッセルで脚を使ってしまい疲れが出始めたので下山の途中で日没になっては危険なため撤退を決断し萬岳荘経由で下山しました。 下りは1時間40分ほどで日没前に無事下山完了です。