めざせ！雲取　「苔むした静かなロングトレイル奥秩父主脈縦走路」４日目

９／２２（火）祝日 （将監小屋～飛龍山～雲取山～鴨沢？） 今日は最終日 雲取山に登り、鴨沢まで下る１０時間の予定・・・ ５：１８ 早目に出発する 今日は、ほぼ横移動、途中、飛龍山に登り最後に雲取に登るだけ 山腹を巻く横移動・・・ 朝日が差してきた４日間で一番天気が良さそうだ。。 少しだが紅葉が進んでいる 沢や危険個所には立派な橋や木道が設置されている 横移動なのでペースを上げて進む ７：１８禿岩の分岐着 近そうなので、荷を置きピストンしてくる 行って正解！岩のピークの絶景 ずっと歩いてきた稜線が見える・・・それも今日でお仕舞いと思うと何だか寂しい気がしてくる この分岐から少し先に飛龍山への登り口がある 山腹を巻く道もあるのだが、やはりピークを目指す。。 ピークからまた登山道に戻る道があるが、地図だと破線・・・ でも、これだけの縦走路、破線だが大丈夫だろう？ ７：５６飛龍山２０７７ｍ着 カッコいい名前の山絶景かと思いきや樹林の中の展望のない地味なピークだった。。 このピークで朝食 ピークから破線ルートは笹の中だが、踏み跡は意外としっかりあった。。 だが、滑りやすい土の急下降、気を着けながら下ると、直ぐにまき道と合流した。 ここからは自分が決めているゴールの山、雲取の取り付き三条ダルミまでの横移動 快適な道で、ザレている場所や深い沢には木道が設置されている 歩きやすい道、ペースが上がる ９：５６狼平着 笹原の美しい場所 ずっと緩やかな下りの横移動・・・ １０：４２三条ダルミ着 このペースだと１２時前には余裕で雲取山頂に着くので、予定通り鴨沢に下山できそうだ。 さあ・・・ 最後の山だ！登れば雲取山、自分のゴールだ！ そう思うと足取りが軽い 一歩一歩踏みしめながら高度を上げていく・・・ ２日目は地獄だった でも、快晴とまでは言わないが、1回もカッパは着なかった これで雨でも降ったら絶対に音を立てて心が折れたことだろう！ 歩き通したかった奥秩父主脈縦走路 同じ工程を歩く何人かと楽しい出会いもあった・・・ 毎日抜きつ抜かれつ・・・ 同じ目的を持つ運命共同体のような・・・ それでいて慣れあわない・・・微妙な距離感 とても心地よかった 空が開けてきた・・・ あとちょっと もうすぐゴールだ！ １１：２８雲取山２０１７ｍ着 登りきったところが山梨県のピークだった。。 着いた 荷物を置いておい東京都と埼玉県のピークに向かう・・・ １１：３２雲取山２０１７．１ｍ着 無事歩き通すことが出来た。。 同じ日に同じ場所からスタートした数人 必然的に同じ工程になる だが、ここでお別れである 皆、それぞれの時間で、それぞれの方向に進んでいった・・・ 雲取は２回目だが、秩父側から登り、長沢背稜の埼玉方面に下山したので有名な鴨沢ルートは初めて通る よくガイドブックや雑誌に載っている雲取の最後の斜面の写真 その景色を見たくて、とりあえず鴨沢方面へ下り始めた・・・ 下り始めると 青空に写真以上の美しい雲取の斜面を見せてくれた このまま下れば１６：００の奥多摩駅行のバスに間に合う でも・・・ 途中、奥多摩小屋のテン場を通るとき、「ここからの富士山の眺めは最高だよ！」という工程が一緒だった女性の言葉を思い出した。。 食料は１食分残っている 急いで帰る理由も無い・・・ 何だかもう少しだけ山に居たくなり泊っていくことに決めた。。 今回の山行をゆっくり振り返りたいし・・・ 山で、ほんのチョッと互いの時間が重なる そんな出会いが好きだ 今回も色々な出会いがあった。。