厳冬季（暴風）の稲村ヶ岳

今シーズン（積雪期）3度目の稲村ヶ岳です。今日はいつもより遅めのスタートです。（他人のトレースを利用使用とする甘い考えがバレバレです）登山口にはすでに3台駐車しています。かなりの積雪量ですが、少なくても3人の先行者がいるはずです。さてスタート地点から、チェーンスパイクを装着していざスタート。順調に標高を上げて行きます。法力峠まではアイスバーンが有ります、だんだんと雪質も安定して圧雪状態に、チェーンスパイクが良く効きます。そのまま稲村小屋を通過して大日キレットまで、この地点で先行者は4人目の前にいます。ここでストックからピッケルに持ち代えて宝剣を目指す事に、分岐点に入るとここからは先行者がいないので、ラッセルを覚悟して脚を進める事にしました。深いところで腰ラッセル、後続者も無く１人で宝剣を経由して山頂デッキまで、かなりの時間を浪費して山頂に到着した頃にはデッキには、団体さんがすでに到着していてかなり混雑している。ラッセルしている間に、抜かれたようだ。暴風気味なので早々に山頂をあとにして帰路につく事に、稲村小屋でピッケルからストックに持ち代えて登山口までノンストップ。結局アイゼンは使用せず、チェーンスパイクで終始大丈夫でした。今日もほどよく疲れた。いい山行でした。