チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 30
休憩時間
0
距離
4.9 km
のぼり / くだり
1081 / 118 m
4 13
DAY 2
合計時間
12 時間 43
休憩時間
26
距離
13.3 km
のぼり / くだり
1209 / 2167 m
44
47
2 29
2 57

活動詳細

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5月1日~2日、山の仲間7人で残雪季の「鹿島槍ヶ岳」に行って来た。ルートは「赤岩尾根」から入り初日は「高千穂平」でテント泊し、翌日山頂ピストンで下山するコース。「大谷原」の駐車場に7時過ぎに着くと「雨」がシトシト降っている~。 メンバーのテンションは当然下がり気味。どうするか考えたがとりあえず今日のテン場まで行こうと7時42分、雨具装備で歩き出す。しばらくすると東の空はかすかに明るくなってきた。明日は晴れかも。ゲンキンなものでここでテンションちょっとアゲアゲになる。 西俣出会の「堰堤トンネル」に着いた頃には雨はあがった。一休みし残雪の残る「赤岩尾根」を登り始めた。雪岩、梯子、階段混じりの急登にテン泊装備の重みが肩に食い込む。歩き初めて4時間と20分、12時丁度「高千穂平」に到着した。 上空はガスに覆われ見えないが幸い風は無い。一段下がった這松に囲まれた平地にテント二張りの設営を終える。山小屋と違って自販機がないのでアルコール無しの「夜」となりました。深夜に暴風雨が強くなり寝付かれずに朝を迎える。少々寝不足の目をこすりながら4時起床、気合いを入れて出発準備。相変わらず上空はガスが立ち込めている。テントの張り綱を締め直し5時02分テン場を後に山頂めざし出発。出発してすぐに核心部の「赤岩ノ頭トラバース」に差し掛かった。雪崩の危険もあるので2人づつに分かれ被害を最小に食い止める。三か所のトラバースを越え「冷乗越」に上がると上空が開け「剣岳」、「立山連峰」の大展望が広がる。「冷池山荘」で一休みし先へ進む。ここからは快適な稜線歩きが始まるのだがとにかく手前の「布引山」がでっかく迫ってくる。急登をジグを切って「布引山」の上に出ると今度は本峰がさらにでっかく迫ってくる。歩き初めて4時間12分、9時14分ついに「鹿島槍ヶ岳・南峰」の頂きに到着した。感無量、360度の大展望が迎えてくれた。「北峰」は手の届く所に見えたが今回はパスし頂上でしばらく展望を堪能して9時36分山頂を後にした。「冷池山荘」で少しゆっくり休み再びあの「核心部」の通過に差し掛かる。朝とは違い「雪」は緩んでいる。雪崩、滑落には細心の注意を払い通過した。13時過ぎ「高千穂平」のテント場に到着。休憩、昼食、テントの撤収と忙しい。14時10分テン場を後に、雪が緩んで「踏み抜き」多発地帯を下る。「西俣出会」に近づく頃には「ショウジョウバカマ」の花が解けた雪の間から顔を覗かせていた。林道をしばらく歩き17時08分「大谷原」の駐車場に到着し終了した。

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