活動データ
タイム
03:43
距離
4.9km
のぼり
755m
くだり
751m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る読む前のご注意 ※全体的に失笑したり鼻につく表現がございますが気にしないようにしましょう。 ※途中ではぁ⤴?とか思うかもしれませんが我慢して読みましょう。 ■プロローグ 高知でキツイ里山の代名詞といえば、いの町の「鷹羽ヶ森」という山が地元では有名。 海抜ほぼ0メートルから1000メートル近くまで上げる高低差と見所のない植林の道はメンタルと足を削る。 しかし、その鷹羽ヶ森のほうが、まだ楽とだと思える里山が高知市近郊に存在する。 それが地元有志によって拓かれた大滝山だ。 私は過去、秋から初冬に2回、厳冬期に1回無酸素登頂した経験がある。 いずれも紙一重のキツイ登頂だった。 そして、今年も挑戦する決意を固めた。 だが今回の挑戦前に大きな問題が発生。 年末から6kg体重増加という不幸なアクシデントが私の腹部を中心に襲ったのだ。 ■第1章 遙かなる登山口 身体のキレ(腹まわり)が落ちているなら経験で補ってやろう…いやコレまでの経験を活かす絶好のチャンス。 そう自分を奮い立たせ登山口へと車を走らせる。 この山の登山口はオーベルジュ土佐山の隣にあるため、下山後30秒で温泉地という山好き温泉好きにはたまらない立地。 しかし今回は、その好立地が大きく災いする。 ぬくぬくに暖房の効いた車を降りた途端、吹き付ける寒風に身体は震え、My Sonは縮み上がる。 登山口を目の前にして大滝山なんざどうでもエエわ今すぐ温泉に浸かりたいんぢゃ!という絶望的な衝動に支配されてしまった。 まさかの登山口撤退かと思われたとき運命が私の窮地を救う。 温泉営業時間10:30~ 現在時刻8:00で営業時間外。 温泉浸かりたい呪縛から一気に解き放たれた。 ここで挑戦を終わらせてはいけないという天の導きを感じた一瞬だった。 もし、ここで温泉に浸かれてしまっていたら今の私はなかっただろう。 ■第2章 遙かなる山頂 序盤のキツイ登りも想定内、むしろ安定したペースで進む事ができる。 林道の出会いを越えて尾根に出れば後は少し楽になる…はずだった。 腹部中心6kg増のアクシデントという負荷は思ったより強く確実に足をひっぱりはじめる。 経験値を超える重力の罠にはまり始めたとき山頂が見えた。 遠い…絶望的に遠い。 尾根に出ていながらこの距離感。 私は発作的に今すぐ下山してカスタードプリンを食べたい気分に襲われてしまった。 ここをオレの大滝山山頂にしようぜーあまーいあまいプリン美味しいよー 誘惑は益々大きくなる。 しかし私は鋼の意志で誘惑をはねつける事に成功した。 もし、ここで今すぐ下山してカスタードプリンを食べてしまっていたら今の私はなかっただろう。 ■第3章 遙かなる道 鋼の意志で誘惑に打ち勝ち、激登りやガレ場、鎖場等を華麗なステップでクリア。 今回も無事、大滝山無酸素登頂を達成。 だが山頂は通過地点でしかない。 無事下山して家族の元に帰るまでが登山なのだ。 そーいや、このお山ったら山頂から反対方向に15分ほど向かうと林道に下りちゃうことができるって思い出す。 私は発作的に恐ろしいほどの面倒くささと驚愕のダルさに襲われ、のせっちさんに迎えに来てもらいたくなった。 迎えに来てもらおーぜー、まだ中村には帰ってないやろー楽ちんやしええやんかー。 しかし私は超人的な精神力でそれをはねつける事に成功した。 もし、ここで体裁悪いけど楽ができりゃそれでいいやつって、のせっちさんに迎えに来てもらっていたら今の私はなかっただろう。 ■エピローグ ケガというアクシデントで復帰一発目の舞台がピョンチャンオリンピックというプレッシャーを乗り越えて金メダルを勝ち取った羽生結弦選手。 彼の気持ちが真の意味で解るのは腹部中心6kg体重増という絶望的なアクシデントを乗り越え、数々の誘惑に打ち勝ち、大滝山という大舞台を制覇した自分だけだろう。 しかし、まだ挑戦は終わらない。 理想体重という栄光を手に入れるまで。 コメント書き込み時のご注意 ※なんやコレとか羽生選手にあやまれとかダサいとかデブとかハゲとかの誹謗中傷はガラスのチキンハートが砕けるの止めてあげてください。 ※基本やればできる子やと思うので、褒めて伸ばしてあげましょう。 ぢゃ、またYAMAPで
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