残雪の蓬莱から冠雪の蓬莱を望む(長命寺山-奥島山-ケンケン山-尾山)

2018.02.18(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:18

距離

15.6km

のぼり

840m

くだり

839m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 18
休憩時間
17
距離
15.6 km
のぼり / くだり
840 / 839 m

活動詳細

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最初にお断りしておきますが、今回のGPSログは特に前半は派手にやらかしているので、引用の際はご注意ください。 雪山モード解除でネタ歩きに戻りますと書いた後、昨日雪が降ったようではあるのですが、多少誘惑に駆られるも、予定通り長命寺に行ってきました。主な目的地は沖島です。この島は、琵琶湖の島の中で最も大きく、しかも住民がおられます。淡水湖の中に有人島があるのは世界的にも珍しいそうで、日本ではここだけだといいます。ただ、それだけだと物足りないので、前に長命寺山をくっつけました。そのせいで後で苦しむとも知らずに。 近江八幡駅を降りると、田畑には雪が積もっています。その中をバスに乗り、長命寺バス停で降りたのは私だけ。ここからスタートなのですが、沖島行きの船の時間の都合で、2時間余りで堀切港に着かなければいけません。予定ルートでは7kmちょっとなので、間に合うはずなのですが、あまり余裕はなく、808段あるという石段を登り始めました。10分ほどで西国31番の札所である長命寺に到着。雪の中に佇むいいお寺でした。 さて、ここから山頂に行く筈が、道がわからずしばらく迷います。長命寺の方に質問したところ、一旦寺を出て車道を降りたところから入れるとのこと。この箇所には通行止めの掲示がありましたが、そのまま通過。道は、見事に雪道です。ただ、深く積もっているわけでもなく、凍結もしていないので、軽アイゼンも不要です。 さて、しばらく登ると長命寺山頂上への分岐があります。ガイドブックでは往復5分とか書いてあったのでふらふら向かったら、雪のせいか道もはっきりしないし、行きだけで5分くらいかかってしまいました。ここで素直に往復すればよかったのに、少しでも時間を稼ごうとショートカットを試み、結果、ひどい目にあいました(時間がかかっただけですけど)。 その後も、はっきりしているような、そうでもないような道を、先行するシカの足跡を追うように多少足速に進み、奥島山山頂を通過。この辺りから、沖島はちらちら見えます。ただ、数箇所道がわかりづらい所はあり、多少適当に通過しました。なかなか距離が稼げず焦り始めた頃に渡合分岐到達。ここで今日最初で最後の他の登山者に遭遇。下から登ってこられて、「通行止めみたいだけれど行けますか」と。きちんと装備なさった年配のグループだったので、つい、行けますよと言ってしまいましたがよかったかな。足跡をつけてきたのは確かですが、一部迷いの種を蒔いてきたかも。 その後、予定では348mピーク(山の名前がわかりません)を東から巻く筈が、少しでも紛れを減らそうと西を巻き、休暇村への分岐を降ります。この辺、緩い下りは走ってます。舗装路に降りた時点で、船の時刻の20分前。ViewRangerの表示では残り2km。このぎりぎり具合は、長命寺や頂上でのタイムロスが響いたかと必死で歩き、平坦地は小走りで。なんとか数分前に堀切港に到着。 沖島通船は、片道500円で、船内の自販機で切符を買います。往復で購入できますが、往復券が出るのではなくて、2枚出てくるので、忘れず2枚取らないといけません。私はうっかり取り忘れました。沖島まで約10分。船はほとんど揺れません。 沖島は、人口300人くらいで、主な産業は琵琶湖での漁業だそうです。このため、戸数と同じくらいの船があるといいます。また、自動車はなくて、主な交通機関は自転車、特に三輪自転車が目立ちます。レトロな町並みを見たくて訪れる人も多いそうです。資料館があったので入ろうとしたのですが、靴を脱がなければいけなかったので後回しに。 島には、頭山、ケンケン山(正式名は見景山らしい)、尾山(別名宝来ヶ嶽、蓬莱山)があり、今日は後のふたつに登ります。ケンケン山への道標は随所にあり、これに従って登っていくと、お花見広場に着きました。どうやら登山道は山頂を通っていないようですが、さっき痛い目に遭ったので、今日は山頂を諦めることに。その後、ホオジロ広場を経て見晴らし広場到着。どうやらここが尾山の頂上だそうですが、琵琶湖東岸はよく見えるも、比良山系はここからは見にくい。山名標は見当たらず。 下山は、ここからまっすぐ降りる道標があったので、それに従います。すぐに三角点発見。道は大体わかりやすく、ほどなく湖岸に降りました。少し歩いて厳島神社。波打際に鳥居があります。来た道を戻って沖島小学校。木造の味のある建物ですが、平成の建造物らしい。この段階で、12時の船に間に合いそうだったため、食事も買い物もせず、資料館も後日として、帰路につきました。本当は14時の船がちょうどよいのですが、それだと堀切港で1時間以上待つことになるため、さっさと帰ることになりました。 うーん、ネタレポだと言い訳で文章が長くなる私。 このレポートはヤマレコのミラーです。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1382924.html

長命寺山・奥島山・尾山 近江八幡駅から近江鉄道バスに乗ります。
近江八幡駅から近江鉄道バスに乗ります。
長命寺山・奥島山・尾山 ちょうど沖島の説明ボードがありました。
ちょうど沖島の説明ボードがありました。
長命寺山・奥島山・尾山 長命寺バス停から。
長命寺バス停から。
長命寺山・奥島山・尾山 この石段を登ります。808段と言うことですが、途中から数えだしたら600段あまりでお寺に着きました。
この石段を登ります。808段と言うことですが、途中から数えだしたら600段あまりでお寺に着きました。
長命寺山・奥島山・尾山 階段はきついですが、なんとも味があります。
階段はきついですが、なんとも味があります。
長命寺山・奥島山・尾山 ようやく到着。
ようやく到着。
長命寺山・奥島山・尾山 重文の三重の塔。
重文の三重の塔。
長命寺山・奥島山・尾山 本堂。
本堂。
長命寺山・奥島山・尾山 高いところにお寺があると思ったら案の定観音様。
高いところにお寺があると思ったら案の定観音様。
長命寺山・奥島山・尾山 太郎坊権現社へ向かう道。
太郎坊権現社へ向かう道。
長命寺山・奥島山・尾山 三上山が見えますね。
三上山が見えますね。
長命寺山・奥島山・尾山 境内にはいくつも巨石が祀られているようで、これもそのひとつだとか。
境内にはいくつも巨石が祀られているようで、これもそのひとつだとか。
長命寺山・奥島山・尾山 お寺の人によると、寺から直接山頂には行けないらしく、一旦寺を出てから車道を降りると、ここの地蔵さんの所から山には入れるということでした。また、ここには通行止めのロープが張られているが、通ることは可能だと。
お寺の人によると、寺から直接山頂には行けないらしく、一旦寺を出てから車道を降りると、ここの地蔵さんの所から山には入れるということでした。また、ここには通行止めのロープが張られているが、通ることは可能だと。
長命寺山・奥島山・尾山 今日は雪山に来るつもりはなかったのに。
今日は雪山に来るつもりはなかったのに。
長命寺山・奥島山・尾山 長命寺山山頂。ただ、この後時間を短縮しようとショートカットを試みて、逆にタイムロスしてしまいました。やはり生兵法は怪我の元ですね。
長命寺山山頂。ただ、この後時間を短縮しようとショートカットを試みて、逆にタイムロスしてしまいました。やはり生兵法は怪我の元ですね。
長命寺山・奥島山・尾山 この岩の所を登っていきます。
この岩の所を登っていきます。
長命寺山・奥島山・尾山 津田山山頂にはお社がありました。
津田山山頂にはお社がありました。
長命寺山・奥島山・尾山 巨石が祀られています。
巨石が祀られています。
長命寺山・奥島山・尾山 三角点を1nmだけ押し込んできました。
三角点を1nmだけ押し込んできました。
長命寺山・奥島山・尾山 この時点では比良は雪か?
この時点では比良は雪か?
長命寺山・奥島山・尾山 沖島が見えます。左から頭山、ケンケン山、尾山(蓬莱山、宝来ヶ嶽)。
沖島が見えます。左から頭山、ケンケン山、尾山(蓬莱山、宝来ヶ嶽)。
長命寺山・奥島山・尾山 この巨石は、天之御中主神だそうです。確か、「あめのみなかぬしのみこと」だったか。
この巨石は、天之御中主神だそうです。確か、「あめのみなかぬしのみこと」だったか。
長命寺山・奥島山・尾山 しばらく写真撮影の余裕がありませんでした。ここを休暇村の方に降ります。
しばらく写真撮影の余裕がありませんでした。ここを休暇村の方に降ります。
長命寺山・奥島山・尾山 やっと舗装道路に降りました。しかし、この時点で残り20分、2km。結構厳しい。急げや急げ。途中、平坦な箇所は走りました。
やっと舗装道路に降りました。しかし、この時点で残り20分、2km。結構厳しい。急げや急げ。途中、平坦な箇所は走りました。
長命寺山・奥島山・尾山 蓬莱山と宝来ヶ嶽のツーショット。
蓬莱山と宝来ヶ嶽のツーショット。
長命寺山・奥島山・尾山 沖島通運の連絡船。
沖島通運の連絡船。
長命寺山・奥島山・尾山 船内から。
船内から。
長命寺山・奥島山・尾山 沖島は一家に一隻くらいの割合で舟があるそうです。
沖島は一家に一隻くらいの割合で舟があるそうです。
長命寺山・奥島山・尾山 さっき登ってきた山が。
さっき登ってきた山が。
長命寺山・奥島山・尾山 とてもアバウトなマップですが、子供達が一生懸命作ったんでしょう。
とてもアバウトなマップですが、子供達が一生懸命作ったんでしょう。
長命寺山・奥島山・尾山 主な交通手段は三輪自転車だとか。
主な交通手段は三輪自転車だとか。
長命寺山・奥島山・尾山 沖島仕様の飛び出し坊やですが、車がない(?)ので自転車やバイク(これも少なそうです)に対するもの?
沖島仕様の飛び出し坊やですが、車がない(?)ので自転車やバイク(これも少なそうです)に対するもの?
長命寺山・奥島山・尾山 ケンケン山(正式名は見景山らしい)への道標は結構たくさんあります。
ケンケン山(正式名は見景山らしい)への道標は結構たくさんあります。
長命寺山・奥島山・尾山 古い町並みが残っています。
古い町並みが残っています。
長命寺山・奥島山・尾山 少し登ってから、長命寺山など。
少し登ってから、長命寺山など。
長命寺山・奥島山・尾山 ここを曲がります。
ここを曲がります。
長命寺山・奥島山・尾山 さっきほどではないですが、雪はあります。で、こういう何気ないところが結構きれいです。
さっきほどではないですが、雪はあります。で、こういう何気ないところが結構きれいです。
長命寺山・奥島山・尾山 お花見広場到着。ただし、ここは山頂ではありません。東に向かう道は山頂を迂回するので、山頂に行くには道から外れる必要があるのですが、今日は選択しませんでした。
お花見広場到着。ただし、ここは山頂ではありません。東に向かう道は山頂を迂回するので、山頂に行くには道から外れる必要があるのですが、今日は選択しませんでした。
長命寺山・奥島山・尾山 蓬莱山は雪を頂いていますね。
蓬莱山は雪を頂いていますね。
長命寺山・奥島山・尾山 比叡山も見えます。
比叡山も見えます。
長命寺山・奥島山・尾山 パノラマ写真。
パノラマ写真。
長命寺山・奥島山・尾山 高島方面でしょうか。
高島方面でしょうか。
長命寺山・奥島山・尾山 ホオジロ広場到着。
ホオジロ広場到着。
長命寺山・奥島山・尾山 東側。
東側。
長命寺山・奥島山・尾山 ここもなかなか感じいい。
ここもなかなか感じいい。
長命寺山・奥島山・尾山 みはらし広場。山頂の筈ですが、山名標なし。三角点もあるはずなのに見当たりません(その後見つけました)。
みはらし広場。山頂の筈ですが、山名標なし。三角点もあるはずなのに見当たりません(その後見つけました)。
長命寺山・奥島山・尾山 東岸はきれいに見えるのですが。
東岸はきれいに見えるのですが。
長命寺山・奥島山・尾山 肝腎の蓬莱から蓬莱がもうひとつクリアでありません。
肝腎の蓬莱から蓬莱がもうひとつクリアでありません。
長命寺山・奥島山・尾山 ちょうど小学校に降りる道があったので、このまま南へ降ります。
ちょうど小学校に降りる道があったので、このまま南へ降ります。
長命寺山・奥島山・尾山 さっき見つからなかった三角点発見。
さっき見つからなかった三角点発見。
長命寺山・奥島山・尾山 湖岸まで降りました。
湖岸まで降りました。
長命寺山・奥島山・尾山 厳島神社。
厳島神社。
長命寺山・奥島山・尾山 向こうに小学校が見えます。
向こうに小学校が見えます。
長命寺山・奥島山・尾山 味のある校舎ですが、竣工は平成になってから。木板は貼り付けかも知れません。でも、この島に似合ってますね。
味のある校舎ですが、竣工は平成になってから。木板は貼り付けかも知れません。でも、この島に似合ってますね。
長命寺山・奥島山・尾山 この島は猫が多いことも有名ですが、一匹しか見かけませんでした。
この島は猫が多いことも有名ですが、一匹しか見かけませんでした。
長命寺山・奥島山・尾山 港に帰ってきました。12時の船に間に合いそうです。
港に帰ってきました。12時の船に間に合いそうです。
長命寺山・奥島山・尾山 船窓から。
船窓から。
長命寺山・奥島山・尾山 海なし県の離島としてPRしているそうです。事実、沖島は離島として認定されているとのこと。
海なし県の離島としてPRしているそうです。事実、沖島は離島として認定されているとのこと。
長命寺山・奥島山・尾山 蓬莱山と宝来ヶ嶽。
蓬莱山と宝来ヶ嶽。
長命寺山・奥島山・尾山 で、ケンケンといえばこのキャラクターですよね。英語名はマレットというそうです。ただ、策に溺れて痛い目に遭うと言えば、私はブラック魔王だったのかも??
で、ケンケンといえばこのキャラクターですよね。英語名はマレットというそうです。ただ、策に溺れて痛い目に遭うと言えば、私はブラック魔王だったのかも??

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