活動データ
タイム
09:02
距離
13.3km
のぼり
1088m
くだり
1090m
活動詳細
すべて見るチームひまわり、に導かれて九重連山デビュー♪ 久住山、天狗ヶ城、中岳、星生山へ登頂できました SWに九州に戻る際にふるさとの山、久住山に登りたいとつぶやいていたら、チームひまわりのみんなが連れて行ってくれることになりました。 9月22日(火)5:45、満杯の長者原Pを避けて大曲の駐車場(10台程度のうち2台分の空きあり)に停車して6:00出発。 硫黄山の下の鉱山道に合流して、朝陽に照らされる山々と雲海を眺めながら「すがもり越」まで約1時間。すがもり休憩所で最初の休憩。途中に○のマークが多すぎることをチームひまわりの隊長加納君に質問。「これから雪のシーズンになると道が分からなくなるのでマークが多いみたいですよ。」と教えてくれました。この後の登山道も今までに見たことのないような○と→マークに出会います。 すがもり越の前にクマザサに覆われた美しい三俣山が迫ってきます。ミヤマキリシマやシャクナゲの花が見頃の時は渋滞するそうです。今日は数人の方が登っているのが確認できました。東には北千里の向こうに最高点・中岳が望めます。安全登山を祈って「愛の鐘」を3度鳴らして出発。 【愛の鐘は】 昭和37年正月、2パーティーが猛吹雪の北千里でリング・ワンデリング状態(輪形彷徨)になり、9人中7名が死亡、2名が凍傷という九重連山最大の遭難事故が起こっております。凍傷の2名は、当時有人だったすがもり小屋に辿り着き、助かったそうです。その後、このような事故が起こらないように「愛の鐘」が設置されたそうです。 北千里浜に下りて、久住分かれを目指します。たしかにガスが発生したら方向を見失うこともあるかもしれません。前述の遭難事故のこともあり○と→マークが多いのかもしれません。 天狗ヶ城、中岳あたりの稜線からのぞいた朝陽に温かさを感じながらひたすら久住分かれを目指します。この間約1時間。避難小屋のある場所でトイレ休憩とちょっと早い昼食。雲海の向こうに噴煙を上げる阿蘇山が望めます。 【まずは久住山へ】 最初は久住山へ登ります。約30分で到達した頂上は、深田久弥さんが「九重一族の長」と称した久住山は抜群の知名度と人気で賑わっておりました。途中、リンドウがあちこちに咲き誇っております。久住山までの稜線からは北は由布、鶴見、東は祖母山、そして阿蘇山などの山々が望めます。今日は特に遅くまで雲海があり、美しい山々を際立たせておりました。 登山道は緩やかな登りで、頂上付近に多いな岩が点在しておりますが、比較的登り安いと思います。ただ、下りはガレ場で滑りやすいので注意が必要です。 【次に天狗ヶ城へ、そして最高峰・中岳へ】 右手に御池を見ながらまず天狗ヶ城へ登頂、最後に少しだけ急登がありますが、頂上からは由布の双耳の峰が堪能できます。吊尾根と呼ばれる稜線を歩けば九州本土最高峰の中岳に到着。頂上からは自分たちの足取りが確認できるように峰々が連なっております。 御池へ降りて大きな岩の上で休憩。隊長の加納君が下からボルタリングでこの岩を征服。約3メートルの挑戦は周りの人たちの注目を集めておりました。(写真を参照してください) 【最後は星生山へ】 再び、久住別れでトイレ休憩して最後の目的地、星生山へ。途中で星生崎や岩稜帯を楽しんで頂上へ。西千里浜を牧ノ戸を目指す方々の列が続いておりました。また硫黄山の全容が望め、ここが火山帯であることを実感します。星生山が今回の4つの中では一番バリエーションに富んで面白かったです。 久住分かれから北千里浜に下りて、すがもり越経由で大曲Pへ下山しました。 チームひまわりの3人は北千里浜では走っておりました。走ると筋肉がほぐれて楽になるそうですが、私は走らないので検証はできませんでした・・・。乳酸を散らすために走ったら良いと聞いたことがあるので、そのことでしょうか? すがもり休憩所で、無事の山旅への感謝をこめて愛の鐘を再び3度鳴らしました。(動画参照してください) 【九重連山デビューを果たして】 チームひまわりの3人に導かれて無事に九重連山デビューを果たすことができました。天気に恵まれ山々を楽しむことができました。途中、熊本や広島から来られた方とお話をしましたが、この山は愛されているなーと感じます。たくさんの登山口があり、いろいろな山があり、ルートがあり、季節ごとの楽しみがある山だと思いました。そしてふるさとの山はやさしく美しいと思いました。 これからも事故なくたくさんの方々が楽しまれることを願います。 チームひまわりの3人と楽しく無事に登頂できたことに感謝いたします。 ありがとうございました。 締めは、山惠の湯と地元に帰ってからの焼肉。飲みすぎて歩いての帰り自宅を見失いました・・・。 いつもはソロが多いのですが、こうして4人の山旅も楽しいと思いました。次回の帰省の時もつぶやいてみます・・・。
動画
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