オレの後ろに立つと危ないぜ(ハードボイルド? な三峰山山行)

2018.02.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 45
休憩時間
9
距離
9.4 km
のぼり / くだり
721 / 722 m
12
1 24
24

活動詳細

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数日前、オレは小さな郵便受け📪からネコを引きずり出す夢を見た。 毛並みの長い白と焦げ茶の斑らなネコ🐈で、丸々とよく太っている。オマエよくこんな狭いところに入っていたなぁ、夢の中でオレはそう感心していた。 いったい、この夢は何を象徴しているのだろうか? 夢は深層心理を反映しているというが、オレはフロイトじゃないので知る由もない。 また、夢に出てきたネコの種類を知ったところで何の意味もないが、ネットで検索してみた。 オレの夢に出てきたネコは、ノルウェージャンフォレストキャットという品種のネコだった。 ノルウェージャンフォレストキャット? もちろん、そんな品種だとは知らなかったが、これに間違いない。 その名のとおりノルウェーが原産で、森の妖精と言われ、北欧の神話にも登場するらしい。 オレはネコが好きで、イヌ派、ネコ派のどちらかと聞かれれば、迷わずネコ派と答えるが、いわゆる、愛猫家ではない。 1日24時間のうち、ネコのことを考えている時間は5分もなく、山のことを考えている時間の100分の1にも満たない。 たぶん、おっぱいのことを考えている時間よりも短いだろう。 しかし、オレは山の夢を見ないし、おっぱいの夢も見ない。 それなのに、なぜ夢にネコが出てきて、郵便受けから引きずり出さなければならなかったのだろうか…。 この話、何か山と関係あんのか? ねぇよ。 他人のくだらねぇ夢の話を聞かせて、時間を無駄にさせてしまったな。 だが、ハードボイルドに夢の話は付き物だ。 だから、書いたまでだ。 さぁ、本題に入ろう。 飽き性のオレは一度登ったことがある山は、近場を除き、再び登ろうとなかなか思わない。経験の浅いオレには、未踏の山がまだまだ多く残されているからだ。 そんなオレをもってしても毎年飽きずに登っている山がいくつかある。 そのひとつが冬の三峰山だ。 どうだ、ありきたりだったか? 先週末、どれだけヤマップに三峰山のレポがアップされていたことか。 だが、それだけ多くの人を魅了する山ということだろう。 今シーズン、オレはまだ三峰山に登っておらず、今日登ることにしたのだ。 数日前から、気象庁は低気圧の影響で北日本を中心に、またもや大荒れの天気になると発表していた。三峰山のてんくら登山指数もC判定だ。 もしかすると、麓の御杖村辺りの道路も積雪があるかもしれない。 だが、オレはクルマを乗り換え、四駆スタッドレスという最強の武器を手に入れた。だから、怖いものなしだ。 オレは迷わず、霧氷バス🚌で三峰山へ向かうことにした。 エッ、一瞬、耳👂を疑ったか? フフッ、忘れたか。オレがMr.オーバースペックと呼ばれていることを。 (安全第一です⛑ 公共交通機関に優るものなしです、ハイ😓) 霧氷バスが出る近鉄・榛原駅には、多くの登山者が押し寄せていた。霧氷バスは相変わらず盛況だ。 霧氷バスに乗って登山をすると、登り始めはだいたい同じバスに乗り合わせた人達と、何度も顔を合わせることになる。 アイゼンの装着やウェア調整等、人それぞれタイミングが微妙に異なるため、余程歩行ペースに大差がないかぎり、しばらくは抜きつ抜かれつの状態となるのだ。 そして、今日オレは最もオーソドックスな登り尾ルートで登ることにしたのだが、序盤はオレと同世代と思しき男女3人組、親子と見受けられる女性ペア、そして、アウトドアライターの高橋庄太郎をちょっと若くしたようなヤロウ(以下、タカハシと称す)と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げることとなった。 (たぶんデッドヒートと思っているのは、私一人だけですが😓) この中で最もペースが速いのは、タカハシだ。 自分でも高橋庄太郎に似ているのを意識しているのかアウトドアリサーチのキルティング帽を被り、薄っすらと口髭をたくわえている。 若さゆえスピード感のある歩みで、最後尾からスイスイとオレ達3組を追い抜いていった。 だが、ヤツはツボ足だ。やがてアイゼンを装着しなければならず、多少のリードはチャラになる。 オレはそう読んでいたが、しばらくした後、やはりアイゼンの装着で最後尾に回る。 そして、親子女性ペアはオレのすぐ後ろ7、8mをキープして歩いていたが、どういうわけか遅れを取り出した。 同世代3人組はオレの前を先行して歩いていたが、ウェアリング調整で停滞した。この間にオレが追い抜いた。 この結果、オレ、同世代3人組、親子女性ペア、タカハシの順で、しばらく歩き続けることとなったのだ。 だが、おわかりだろう。 正直、オレは歩くペースが遅い。 ウェアリング調整をしている間に、3人組を追い抜いたはいいが、アッという間に追いつかれ、すぐに道を譲るのもバツが悪く、必死であがいていたのだ。 そうこうするうちに、オレのカラダに異変が生じてきた。 追い抜かれまいと気張ったのが影響したかどうかわからないが、オレは後ろの銃口から空砲をブッ放したくて堪らなくなってきたのだ。 このメタファーの意味、わかったか⁈ 要は放屁だ。 屁の我慢の限界が近づいてきていたのだ。 だが、後続する同世代3人組とは射程距離が近過ぎる。無闇に空砲を撃つわけにはいかない。 もちろん、オレにはサイレンサーを装着して 空砲を撃つという選択肢も残されてはいたが、撃った後、火薬の残り香で後続グループに気づかれる恐れがある。 やはり、ここは慎重に事を運ばねばならないだろう。 オレは追い抜いて間もないが、同世代3人組、そして、親子女性ペアに道を譲る選択をした。 しかし、まだ安心はならない。 空砲と間違えて実弾を発射してしまうと大変なことになる。 幸いにもオレはまだそんな誤射の経験はないが、加齢とともに誤って実弾を発射してしまうことがあるらしい。 現に、オレは山の先輩が誤って実弾を撃ってしまったときに居合わせたことがある。 それは正月のことで、先輩はウンがついて、この上ないラッキーだと嘯いていたがな…。 話しが逸れちまったな。 デッドヒートは、これでジ・エンドだ。 オレが追いつけるワケねぇしな。 それで、その後、オレはマイペースで三峰山に登頂したってことさ。 霧氷はまぁ、80点といったところか。 だが、てんくらC判定は見事に外れてくれ、風も弱く素晴らしいブルーバックのもと霧氷が映えてオレは満足した。 ところで、空砲はどうしたのかって? 撃ったぜ、もちろん。 誤解を招かないように断わっておくが、断じて実弾は込めてないぜ。 それでは、あばよ。 追伸 今回も山とは関係のない話をグダグダと書き連ねてしまいました✍️ 最後までご覧いただいた方に深く感謝申し上げます🤗 前半はちょっとオシャレに? 後半はちょっと? お下劣になり、失礼しました🙇‍♂️ 最後になりましたが、夢判断ができる方がおられましたら、ネコの夢の意味を教えてください😽

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