【黒斑山】眼前に浅間山ドカーン!

2018.02.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 39
休憩時間
1 時間 14
距離
4.4 km
のぼり / くだり
399 / 400 m
1
19
1 21
38

活動詳細

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《コース》 9:15高峰高原ビジターセンター-11:26/12:20トーミの頭(食事)-13:00高峰高原ビジターセンター 《歩行時間》 登り=2時間11分(高峰高原ビジターセンター-トーミの頭)、下り=40分(トーミの頭-高峰高原ビジターセンター) 午前3時30分、クライミング仲間5人で金沢を出発。北陸自動車道、上信越自動車道を経由して長野県小諸市の車坂峠へと向かう。途中で激しく雪に降られたり、路面が凍結した山道で車が止まりそうになったり、運転してくれた仲間は大変だったと思う。目指すのは、浅間山の外輪山である黒斑山(標高2,404m)と蛇骨岳(同2,366m)。天気と運に恵まれれば、山肌に白い縦縞の入った浅間山を間近に見られるはずだ。 前日のてんくらによれば、登山指数はC、高度2,000m付近の気温はマイナス18〜15度、風速は22〜17m/sという過酷なコンディション。8時40分、予定より1時間以上遅れて車坂峠の高峰高原ビジターセンターに到着。気温はマイナス10度。北陸とは打って変わって、こちらは青空が広がっている。最初はアイゼンを装着したが、撤退してきた人のアドバイスでワカンに履き替える。 9時15分、駐車場を出発し表コースを歩き始める。予想以上に雪が深く、ワカンが威力を発揮する。それにしても風が強く、寒さで耳や指先が痛い。噴石から避難するためのシェルターを通り過ぎ、槍ヶ鞘に着くと、山頂を雲に覆われた浅間山が姿を見せた。雲の合間に白い縦縞が見える。これなら浅間山の全容を目にするチャンスがありそうだ。 中コースとの合流点を過ぎ、11時45分にトーミの頭に到着すると、さらに大きな浅間山がその全貌を現した。特大の縞々プリンである。白い縦縞模様は、噴火により流れた溶岩の跡に雪が積もってできたもの。浅間山の写真は何度も見ているが、写真ではこの迫力は伝わらない。いつの間にか風が弱まり、気温はマイナス15度なのにさほど寒さは感じなくなった。 ここで熱々のお番茶とコッペパンで腹ごしらえ。浅間山の大パノラマを眺めながら食事ができるとは、何と贅沢なことか。素晴らしい眺望に満足したので、黒斑山や蛇骨岳の頂上を目指さず、このまま下山することにした。下りは槍ヶ鞘の手前で右に折れ、中コースをたどる。中コースは登り返しがほとんどなく、一本調子に高度を下げていく。あっという間に車坂峠の駐車場にたどり着いた。 菱野温泉の「薬師館」に立ち寄り、子宝の湯とされる浮島風呂に入浴(入浴料600円)。レトロな雰囲気の趣きのある温泉旅館である。金沢へ帰る途中、小布施の「道の駅オアシスおぶせ」で、栗おこわ、蕎麦、おやきがセットになった信州ふるさとセット(900円)をいただく。午後7時30分に無事帰宅。いつも楽しく山登りができるのは、ジムオーナーご夫妻とクライミング仲間のおかげである。

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