快晴の北九州マラソン2018

2018.02.18(日) 日帰り

活動データ

タイム

06:09

距離

43.3km

のぼり

216m

くだり

219m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 9
休憩時間
20
距離
43.3 km
のぼり / くだり
216 / 219 m
1 41
2 15
1 17

活動詳細

すべて見る

『今度の18日にマラソン走るんやけど』とマラソン未体験のバンド仲間の0氏から連絡があったのは、マラソン本番の10日前のことだった。 どうやらサプライズでびっくりさせようと思い今まで黙っていたらしい。 まあびっくりはしたけれど、もっと早く教えてくれたら色々とアドバイスできたのに。とは言ってももう時間がない、 どうしたものか?とりあえず『まさかスニーカーで走ったりしよらんやろな?』と聞いて見た。 返事は、ちゃんとしたランニングシューズは持ってないと言う事ことだ。 それならばちゃんとしたシューズを買いに行こうと、さっそく街のミズノに連れて行き足のサイズの計測から始める。 初めてのランシューは、ちゃんとした店に行って買いましょう。自分の足のサイズや形、足裏の形、重心の位置、外股内股 などなど自分の足のことがよくわかりアドバイスも色々してもらえます。 そしてそのままミズノのランステーションのロッカーを借りて着替えて試走も兼ねてランニングへ。 練習の度合いを聞いてみると毎日ではないがちょこちょこ走っていると、距離は10キロ半ばくらいまでは行けたらしい 20キロに挑戦したが途中で足が痛くなったので諦めたと言うことらしい。「マジか?それでフルに挑戦か?』と思ったが。 いつも走っているように走らせてみるとやはり早い。ここの早いはスピードじゃなくペースが早いんですね。 横に並走して会話しながら走り「このペース、会話ができるペースで走ること。」初心者はこれくらいのスピードで十分です。 このスピードで長く走ることから始めましょう。距離よりも時間です。まず1時間目標、 トレーニングしてると段々と1時間で走れる距離が伸びます。すると1時間走るのが苦にならないようになります。 会話の出来るスピードがジョギングで、会話の出来なくなる苦しくなるスピードがランニングです。などと教えながらラン。 フォームのことなども教えたいが残り10日では修正のしようがないので「足首の前のところが痛くなる」と言うので 重心の真下で着地できるように足裏全体で着地するようにアドバイス。 さてこの子をどうやってゴールまで導いたらよいものか?レースまで悩みました。 そしてレース当日、少しでも楽に走ってもらおうとテーピングを施すために足にテーピングしているとどうも上手く貼り付かない。 「何か塗ってる?」と聞くと、どうやらワセリンを塗ると良いとスポーツショップの店員に教えてもらったので 体全体に足の先まで塗ってきたとのたまう。(爆)しかもその店員さんは100キロウォークの経験者だったらしい。 そういえば100キロウォークに出た人は股ずれでエライ目にあうと聞いたことがあるが。 マラソンでは、ワセリンを塗るのは服のこすれるところ胸や脇の裏、それから肌の露出する腕や足に乾燥寒さ対策のために塗ります。 特に乳首は要注意です、ランシャツ1枚でマラソン走るとチクビ血だらけになります。対策に二プレスなどを貼ります。 私は、サージカルテープを10時に貼ってました。でも一番はコンプレッションのシャツやピチピチシャツを着ることです。 ピチシャツとタイツは買ったと言っていたのでまさかこんなことになるとは。よってテーピングの効果は無しでスタート。 作戦というか基本のペースは㌔8分を目標で、イーブンに走れて5時間半でのゴール。 横に並走して相棒の調子を見ながらペースメイク。なかなか調子が良さそうでマズマズの走りだし。 しかしここで調子に乗ってペースを上げすぎると後半に確実にツケが回ってくるのでペースを抑えつつ並走する。 とは言っても後半に歩かせてくれと言うだろうし、少し時間や余裕、貯金を作ってやっておかなければ。 ということで前半は少し早めの㌔7分後半のペースでレースメイク。 こんなにゆっくりのペースでいいの?と不安の様子だったが、いいんですこれで。初心者はほとんどここで突っ込んで失敗するんです。 とりあえず20キロまでは、このペースでいけました。関門も10分の余裕。ですがここから先が本人の未到の距離です。 少しつらそうなので給水所ごとに歩くことを勧めます。ただし歩くときも横について早足で歩きます。だらだら歩いちゃダメです。 横で早足で歩くと早足でついてきます、まだ大丈夫です。今回は、コールドスプレーも持参してます。ふりかけます。 自分のレースじゃ持ってきたことないです。ランナー飴もなめさせます。足が攣ることはありませんでした。 そして山場の30キロ、誰もが苦しみもがく地獄の30キロ過ぎです。 ここからはなるべく少しだけ前を走るようにします。かなりペースが落ちてきています。 歩かせてと言うことも増えてきたのでキロ8分から9分の間を行ったり来たり、でも歩くときは早足の鬼教官です! それでも9分台になることはなく頑張って走っていました。なかなかの根性もんやな〜! つらそうな顔をしているので沿道の応援の人たちとハイタッチしたり、ツーショット自撮りしたりと明るい雰囲気をメーキング ハイタッチしたら?と言うとちょこちょこ沿道の子供達を見つけてはハイタッチしてました。(笑) でもこれが効くんです笑顔とハイタッチ、疲れたからだと脳みそに元気100倍! そして最後の関門もクリアー。なんとか5時間50分台でゴールできました。 いや〜6時間走は流石にきつかったのですが、いい経験ができました。自分が初めてマラソンを走った時のことを思い出しながら 初心に帰ることができました。そして何より相棒がゴールできたのが自分がゴールできたことよりも嬉しかったです!

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。