竜ヶ岳の竜人？(@_@。

今日か明日かを迷っていたけれど、今日行くことに決めていつもよりチョッとだけ早く自宅を出られスタートは９時でした。 遠足尾根は初めて、金山尾根ルートとの分岐直前があんなにきついなんて思わなかった(^-^;・・・上りも下りもきつい斜面は苦手です(^-^;・・・山登りには向いていないって思い知らされる出来事がこの後に待ってました。 上りですれ違ったのはソロの方と３人組の４人だけ、いずれの方も上りも下りも斜面に手こずっているのがはっきり判り、当然皆さんアイゼンやストックをしっかりと装備してます。 山頂はやはり風が強かったので早々に引き上げ、以前は石榑峠へ抜けたけれど、金山尾根へ向かい標高９００ｍくらいのところで腰を下ろせそうな倒木が有ったのでそこで休憩、サーモスのお湯でホットレモネードとカップ麺の味噌煮込みうどんで暖まってからしばらく下っていると下から平地で走るような格好の男性が凄いスピードで上ってきて、挨拶をしてすれ違います。 手袋はしておらず「素手」、荷物は何も無し、靴はアイゼンをしていないどころか登山シューズでさえなく、普通のトレランシューズ・・・彼の踏み跡を見てもほとんどパターンが無い状態なのに(@_@。、どこまで上るつもりか知らないけれど無事に下ってくることを願うばかりでした。 渡渉も終えて駐車場まで残り５００ｍほどのところで彼が走って抜いて行くのに(@_@。・・・挨拶を返すのが精一杯で呆然と見送り、下山時間を朝出した登山届に記入後、有料駐車場で着替えている彼を発見して話しかけました。 「どこまで上ったの？」「頂までです」「竜ヶ岳の頂上？」「ハイ」にびっくりして「あの斜面はどうやって下ったの？」って聞いたら他の人の踏み跡を参考にしながらそれをたどって蛇行しながら・・・」って返事に返す言葉が有りませんでした。 別れてから所要時間を聞いておけば良かったと悔やんだのですが、すれ違ってから抜かれるまで１時間ほどってことから推測すると普通に平地でジョグをするような格好で竜ヶ岳金山尾根ルートを３時間かけずに往復？・・・このコース、無雪期の標準タイムは５時間程度です。 私の下りが下手なことは何度も書いているけれど、雪の積もった竜ヶ岳を登山装備無しであっけなく往復出来てしまう人に驚きを通り越して、同じ人間とは思えないくらいのショックを受けました(^-^; 一応彼も無装備ってことは引け目に感じていたみたいで、何かあったら何を言われるか判らないし迷惑をおかけしましたって言ってましたが、「ガチガチの山屋さんだったら何か言われるかもしれないけれど、私もトレランをやったりするから驚いただけです」って返事をしておきました(*^^)v