活動データ
タイム
08:08
距離
8.1km
のぼり
798m
くだり
794m
活動詳細
すべて見る比良山系のアプローチは色々とありますが、その中でも一番険しいガリバー旅行村から入るルート(八淵ノ滝)へ行って来ました。色んな方のレポートを見ている限り、ヘルメットはともかくとしてスリングまで必要か???と思いましたが、「使わなければそれでも良いのでは?」と思いとりあえず持参して行って来ましたが、初心者の私的にはどちらもあって良かったと思います。登山計画も、当初予定していた時間よりもかかったし、今まで(私が)登った山(ルート)の中で一番ハードでした。でも、「もう、二度と・・・」と言う気持ちは無く、また挑戦したいと思いますね。 ガリバー旅行村~オガサカ分岐 今回の一番の目的地。序盤の魚止の淵までは、普通の山道ですが、そこから先はいきなりの沢沿いのクサリ場が続きます。特に障子ヶ淵手前の渡渉後は、数ヵ所で足をかける所が分かり難いのと岩が滑るので、通過に多くの時間を費やしました・・・その後の大擂鉢を過ぎた後の貴船ヶ淵手前を今度は滝に向って左から右への移動(渡渉含めて)も障子ヶ淵程ではないにしろ、注意しないと滑落します・・・この2つの滝の部分は、滝壺が近い為か、ルート上の岩は非常に滑り易くって、結果的には問題ありませんでしたが、スリングを使用する事で精神的に非常に助かりました。ただ、それでも怖いと言う感覚は何故か無く、むしろ黙々と通過して行ったと言う感覚です。 それ以外の場所は、上で書いた個所のインパクトがキツく、他の登山道で遭遇するとなかなかのクサリ場の連発でしたが、むしろ楽しいジャングルジム的感覚での通過でした。ただ、マヒした感覚は油断を招くので、気を引き締めて行かねばいけませんね。 オガサカ分岐~八雲ヶ原 この辺りからルートは、沢沿いからヤセ尾根へ一気に登って行きます。少し不明瞭な所は有りますが、迷う程では無く注意深く進めば直登で少ししんどい以外は、それ程大した道ではありません。 八雲ヶ原~ガリバー旅行村 八雲ヶ原から広谷分岐までは、比較的穏やかな林の中を進みますが、広谷分岐から先は少し寂しい感じの下りが淡々と続きます。場所によっては、滑りやすい所や、痩せたトラバースルート、ロープ場もあるのでここで気を抜くと意味がありません。大擂鉢に出ると、向いへ渡渉するのですが、沢の流れが速くかつ、岩が滑るのでここも油断は出来ません。渡渉後は、障子ヶ淵へ下りる所までは登りと同じルート。ただ、ここから障子ヶ淵へは一方通行なので下り禁止です。トラバースルートは、崩落跡があってう回路を行きますが、比較的歩きやすいので気が付けば、ガリバー旅行村へって感じです。 今回、過剰な装備と思われる方もおられると思いますが(私もそこまでは不要かと思いました)、結果的に持って行って良かったと思います。特にスリングは、滑りやすい所のクサリ場で装着していると、精神的に非常に安心できました。時間(計画)に対しても、かなりの余裕を持って立てていたのも、無事に帰って来られた要因のひとつだと思います。最後に、うちの奥方とも協力し合って行かないとこの難路を通過出来無かったのでは?ないでしょうかね。現に下山後にお互い言った事ですが、ひとりで行っていたら我々のレベルでは、引き返していたのは間違いありません。「他の人がやっていないから大丈夫」と考えるのでは無く、「我々のレベルだとどこまで必要か??」と改めて実感した一日でした。 あ~~~~楽しかった。また、行こっと!!! AM 6:53 ガリバー旅行村(スタート) 8:30 大擂鉢 10:17 オガサカ分岐 10:59 八雲ヶ原(昼食) PM 12:27 出発 13:04 広谷分岐 14:24 大擂鉢 15:02 ガリバー旅行村(下山)
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