大峰奥駈道 山上ヶ岳(1719.4m) 〜八経ヶ岳(1915.2)

2015.09.20(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 43
休憩時間
25
距離
10.4 km
のぼり / くだり
1102 / 263 m
DAY 2
合計時間
9 時間 31
休憩時間
1 時間 48
距離
16.2 km
のぼり / くだり
1434 / 1226 m
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活動詳細

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 シルバーウィークを使って近畿の山に行ってきた。今回は初めて飛行機を使用した。ジェットスター航空は福岡から関空まで飛ぶ。リーズナブルな金額だが時間が選べないのが難点だ。 9月19日  15:30に関空に到着した。この時間では登山口である洞川温泉に行く交通機関が無いので、奈良の五条にあるユースに宿泊した。 9月20日  ユースを7時に出て下市口8:20のバスに乗車して9:30に洞川温泉に到着した。温泉街を歩くと鯖寿司を見つけたので2個買った。とても美味しかった。お勧めです。  1時間ほどアスファルト道を歩いて山上ヶ岳の登山道となる。ここから女人禁制となる。時代と伝統の間というか大変な場所であるのは間違いなさそうだ。  修験道スタイルの人もいた。あいさつは「ようおまいり」と言う。最初は戸惑うがすぐに慣れた。2時間ほどで吉野から続く大峰奥駈道と合流する。いよいよ世界遺産を歩くことになる。  山上ヶ岳が近づくと宿坊が何件か現れる。宿泊(夕朝付8000円)の手続きをして、空荷で山頂を目指す。午前中は晴だったが霧がかかってしまい展望は無かった。西の岩のところでかすかに見える夕日を楽しんだ。  宿坊はお風呂がついているのが良い。これは行ってみて知った。食事は精進料理なのでとても寂しい。これでは値段を取りすぎだと思った。  余談だがこの後、登山者と会うたびに宿坊に泊まったと言うとニヤッとされて感想を聞かれた。みんな一度は泊まっていてがっかりした記憶があるということだった。もう少し美味しい料理を提供したら登山客も増えて賑わうと思われるが伝統に乗っ取るということで難しいのだろうか? 9月21日  4時半起床、5時に質素な朝ごはんを食べ5時半には山頂に行きご来光を待ったが雲が厚く見ることはできなかった。6時に弥山を目指してスタートした。  しばらく行くと女人結界が現れた。山上ヶ岳近辺だけが規制されてるようだ。  登山道は山上ヶ岳付近よりもワイルドになり七曜岳手前や行者還岳手前は険しい所があった。  本日の行程が一番長く20km以上の行程となる。この一体は雨の多い地域で、天気予報が晴れでも午後からは雨の可能性があるということだったので少し急ぎすぎたのか、左膝が痛くなり曲げ伸ばしがきつくなった。行者還岳付近では本格的に痛み出した。飛行機で来たのでストックを持ってこなかったのも災いしたようだ。  弥山手前の最後の上りではペースはガタ落ちとなりと多くの人に道を譲りながらとぼとぼと歩いた。  15時過ぎに弥山小屋に着いて手続きをした。夕食のみで7000円だった。食事は今まで泊まった山小屋食の中では良いとは言えないが、宿坊の後なので小さいハンバーグがとても美味しかった。 9月22日  4時半起床 身支度&ラーメンの後、八経ヶ岳をめざした。残念ながらバッテリーが少ないのでヤマップでログをとるのはあきらめた。  ご来光には少し間に合わなかったが美しい景色を堪能することができた。本日は大変天気が良さそうなのだが天川川合に下山するのでちょっと残念だ。だが洞川温泉に入るという楽しみもあるのでモチベーションも上がる。足が痛いが比較的ゆるやかな下りなのでペースを考えバスの時間に間に合うように負荷をかけた。途中からストック代わりになる枝をゲットしてからはペースを更に上げた。軽い登りは痛みがないので普段は嫌な下山中の登りが嬉しかった。頭のなかは温泉&ご飯だった。  結果 無事に11時くらいのバスに間に合い温泉に入り、郵便局に行ってリュックを自宅に送り(初めてやってしまった)、そこで聞いた中華料理で昼ごはんを食べた。山の中にある中華屋だがとても美味しかった。名前はしょうぶ(漢字がわかりません)といった。お腹の空いた登山者にはお勧めです。 登山を終えて  日本100名山である八経ヶ岳や修験道のメッカである山上ヶ岳に登った。古道や修験道のの雰囲気を味わった。福岡の英彦山や宝満山も昔はこのような雰囲気だったのかと思った。  また、飛行機は速いのだが、公共機関を使って登山口を目指すと大変だった。5日もあれば車で来たほうが良かったかなとも思ったが、テレビでは大渋滞のニュースが・・・  どっちがいいか?(^_^;) 

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