息子(四男)と基山へ~危うく迷いかけて反省

2015.09.23(水) 日帰り

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 おととい、娘を連れて作礼山、天山に行ってきたが、四男坊を山に連れていけなかったので、本日、連れていくことにした。  本日もあいにく車を使えないため、公共機関で行ける低山(ファミリーコース)を模索したところ、基山~天拝山縦走コースが目にとまったので、ここに行くことに決めた。まずは基山からということで、JR原田駅へ。  駅に降りたったものの、登山道を示すものは何もなく、ガイドブックを頼りに、登山口を目指した。  その前に、コンビニで食糧を調達しようと、駅前付近でコンビニを探すが、コンビニが無い!しかたが無いので、駅近くのスーパーで買い物。結局、安上がりでラッキー!さて、いざ出発!  しばらく舗装路を歩き、登山口入り口にたどり着いた。  お滝と呼ばれている箇所を通過し、順調に登山道を歩んでいった。  そうこうしているうちに、分岐点に到着。ガイドブックによると、ここから15分ほどで山頂にたどり着くはずだった・・・。  赤いテープも貼ってあるし、この道で間違いないよね、と途中途中確認しながら、道を歩いていっても、目指す山頂にたどり着かない!?  幾度か上り下りを経て、コンパスを確認すると、目的の方向と逆の方向に進んでいることが明らかであった。  途中、三角点があったりして、道を間違えているはずはない!とここまで自信をもって進んできたが、ここでようやく完全に道を間違えていたことを確信した!  ここまで1時間ほど来た道を引き返すのは苦渋の決断であったが、本日は息子を連れてきているし、遭難してしまったら、家族に会わせる顔がないということで、道を引き返した。  まずは、おそらく間違えただろうと考えられる先ほどの分岐点まで戻ることにした。  気持ちが焦っていたこともあり、登り返しのため、バテ気味になったが、息子がいる手前、冷静に気持ちを落ち着かせてここまで来た道を引き返した。  分岐点に戻るまでに、さらに1時間ほど経過。本日予定していた天拝山までの縦走は諦めることにした。  さて分岐点に戻ってきた際、下山中の方にお話しを聞いてみると、やっぱりここで間違えていた。  『史跡コース』と書かれていたので、我々は史跡を見にきたのではない!と先入観があったため、このコースを回避していた。  実際は、この『史跡コース』こそが、山頂へのルートであった。  今回の登山は400mの低山ということもあって、ちょっとナメていたため、事前の情報収集があまりできていなかったことが迷いの原因だと考えている。  迷ってしまったことで精神的にかなりまいっていたこともあって、分岐点にたどり着いたら、そのまま下山しようと考えていたが、山頂までの道のりが明らかとなったため、やっぱり欲が出てしまい、そのまま山頂へ向かった。  ほどなく山頂にたどり着いたら、山頂の広さや、山頂からのあまりの景色の良さに、ここまでの疲れが吹っ飛んでしまった。  安心したら、お腹がすいてきて、ここでランチをすることに。  本日は、息子といっしょに山頂でカップ麺を食べようといろいろ準備してきたものの、肝心のお箸を忘れていた!  山頂にいらっしゃったご家族が気を利かせて、お箸を一膳くださった。感謝!感謝!です。  お腹が満たされたころに、登山とは全く関係のない恰好をされたご婦人とその方のお孫さんが見えられた。  この方とお話しをさせていただいたところ、車で山頂近くまで来ることができるとのことで、我々がここに来るまでにかなり苦労したこともあって、ちょっとガッカリしてしまった。  基山はお子さん用の草スキーのメッカということで、草スキー場のほうを見てみると、たくさんの家族が来ていた。  山頂に着いたときは、そっちの方向には全く気付かず、ここでも観察力の無さを反省。  下山は、JR基山駅に向かうことも考えたが、想定していないルートでまた迷うことがあったら嫌だったので、そのまま来た道を通って下山した。  ちなみに、息子には遭難しかけたことは全く伝えなかったため、罪滅ぼしの意味を込めて、帰りは二日市温泉に立ち寄った。  破格の入浴料の安さにビックリしたが、やっぱり登山の疲れは温泉で癒すのに限るね。  入浴後は、雨も降ってきたこともあって、タクシーで西鉄二日市駅へ向かった。  本日の反省点。  山にある赤い印を盲信してはいけない!ということ。途中、赤色で矢印などもあったので、まさか間違っているとは夢にも思わず進んでしまった。地図とコンパスは必須だね。  それと、今日ほど、携帯電話の必要性を感じたことはなかった!やっぱりYAMAPアプリが必要なのかもしれない!?  ちなみに、本日の出来事を嫁に話したら、嫁は話を聞いてるだけで吐き気がすると。もう子供を連れての登山は止めろ!と言われてしまいそうで、そっちのほうが怖かったかも。  次は、念には念を入れて、情報収集しなければならない!と思いました。

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