又兵衛殿に予め見参つかまつる(音羽山-又兵衛桜-カエデの郷ひらら)

2018.03.04(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 40
休憩時間
38
距離
14.2 km
のぼり / くだり
852 / 753 m
30
30
1 38
1 36

活動詳細

すべて見る

4/8に又兵衛桜を見に行くイベントを開催予定で、いくつかはっきりしない点があったため、下見に行ってきました。ついでに、若干気になっていた小学校廃校跡も訪ねてきました。このレポートの後半はイベント関連の内容になっていますのでご理解ください。現在定員に達していますが、ご興味があればご連絡ください。 又兵衛桜は奈良県宇陀市にある一本桜で、この地に住んだとされる後藤又兵衛の屋敷跡にあることから又兵衛桜と呼ばれています。NHK大河ドラマでも映像が使われたことから、近畿一円から見物客が集まります。 このルートは、昨年春にも歩いています。しかし、満開には早すぎて、その迫力を堪能するには至りませんでした。今年は是非満開を見たくて、どうせ行くなら多人数で楽しみたいというわけで、イベントを立ち上げました。桜を見るだけなら、自家用車かバスで行けばいいところ、やっぱり山を絡めたいので、わざわざ音羽山を超えて行きます。桜までなら9キロ、暫定ゴールまでは12キロのコースになります。 迷うような道ではなかった筈ですが念を押しておきたかったこと、結構やばい倒木が今もあるのか確認しておきたかったこと、お手洗い事情を確認しておきたかったこと、などが今日のテーマ。アクセスは近鉄・JR桜井駅南口からバス。出発は0812です。20分くらいで下居(おりい)に。ここから音羽観音目指して登ります。ただこのコース、これだけは言っておきますが、距離は大したことないですが、登りは結構急です。頑張って登ってください。 最初の音羽観音までは、ほとんど簡易舗装ですが、急登です。まあ、観音様に行く坂は大体急ですが。ひいとか言いつつ30分ほどで観音寺到着。一部で有名な庵主さんのお人形がお出迎え。天然記念物のお葉つきイチョウはまだ葉が出てません。ひと息つくと、音羽山山頂を目指します。ルートはふたつありますが、どっちもそれなりにしんどいので、景色のいい展望台ルートをお勧めします。この道は斜行しながら尾根を登るので、やっぱり急ですが幸いあまり長くはありません。展望台からは奈良盆地の南端と、金剛葛城が見えますが、霞んでいてその向こうはあまりはっきりせず。このルートでの唯一の眺望ポイントです。ここからまた少しだけ急登があり、それを済ますとほどなく山頂。南に折れて経ケ塚山方向へ。 昨年は小雨の中を歩いたので、この部分がとにかくスリッピーで困ったのですが、今日は問題なし。経ケ塚へは二段階の急登がありますが、第一段階を過ぎると東に降りる分岐があります。標識もあるので間違わないと思います。ここで今日の登りはほぼ終了。あとは降りるだけ。降りる道は途中林道に出るまではほぼ一本道です。林道の手前、昨年は大きな倒木があり、越えるのに苦労したのですが、今ではある程度処理がなされていて、通行には支障ありません。林道に出るとすぐに右に折れて、再び山道に入ります。ここからは迷う分岐があれば、全部下へ降る選択でうまくいきます。 本郷まで降りてくると、あとは2キロ余り集落内を歩くと、又兵衛桜が見えてきます。桜のシーズンは料金を徴収されますが、今は無料だし、他の客もいません。この桜の脇には桃の林もあるのですが、こちらもまだ蕾。しかし、又兵衛の枝ぶりに4月の期待を感じました。 あとはおまけで、まず本来の解散場所である大宇陀の道の駅を確認。バスは1時間に1本あります。桜の時期に増発されるかは不明。さらに、宇太小学校跡に作られた、「カエデの郷ひらら」目指して再出発。大体40分くらいで到着。校庭には様々な種類のカエデが植えられていて、こういった性格の施設は日本で唯一だと言います。一方、旧校舎の廊下を歩くと、なんとも言えない郷愁を感じます。喫茶があり、パンケーキとコーヒーをいただきました。食事は、今日は給食再現メニューのみ提供されていました。 その後、宇太水分神社に参拝。国宝に指定されている社殿のほか、杉などの巨木が見事です。結果的に時間が余ってしまうも、バスで榛原まで。今日はとにかく天気がよく、桜が咲いていないのがもったいなかったくらいでした。来月も好天に恵まることを期待します。なお、お手洗いは音羽観音には簡易型がありますが、あくまで緊急用かなと。又兵衛桜にはきれいな施設があります。 このレポートはYAMAPにミラーしてあります。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1393689.html === さて、ここからはイベント用記事です。一部はこれまでにお伝えしたことの再録です。 開催日はあくまで開花次第であり、4/1に開花していたら4/8、遅れれば4/15になります。昨年は遅れましたが、例年は4/8ごろに見頃のようです。雨でも行きますが、大雨ならバスツアーに切り替えます。予定は流動的なので、ドタキャンは構いません。 集合は8時に桜井駅南口です。12分発のバスに乗りますので、間に合わなかった方はお待ちしません。ご了承ください。お手洗いは改札内で、出場前にお済ませください。ファミリーマートが北口にあります。 行動予定は以下の通りで、休憩を含め、私の時間の1.5-2倍で計算しました。万葉展望台では食事可能ですが、10時くらいに着いてしまうので、ここでゆっくりすることは考えていません。恐らく又兵衛桜の付近で食事をすることになると思いますし、ここでは屋台が出ているはずです。また、軽食にとどめて道の駅で食べるという選択もあります。バーナーが使えるかは確認していません。悪しからず。 0830 下居バス停 0930 音羽観音寺 1030 音羽山 1230 又兵衛桜 1400 道の駅大宇陀 1430 バス乗車 (excursion:1445 カエデの郷ひらら、1535 バス乗車) 大宇陀からバスに乗ると桜井駅南口に、カエデの郷に行くと榛原駅に着きます。又兵衛桜ではたっぷり時間をとっていますが、屋台で買い食いしたりすることも込みなので、ご希望により早めに出発します。 一応、道の駅で解散しますが、バスの時間は写真をご覧ください。近くに温泉はあるようです。ご希望があれば、ひららまでご案内します。片道4キロくらいで、ここからもバスには乗れます。 イベントについて、(参加表明者以外も含め)ここまたはイベントトーク、メッセージなどでご意見をお聞かせ下さい。

音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 桜井駅南口からバスに乗ります。
桜井駅南口からバスに乗ります。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 バス乗り場。ここで待ち合わせ予定です。昨年は、平日ダイヤと勘違いして、結局下居まで歩きました。
バス乗り場。ここで待ち合わせ予定です。昨年は、平日ダイヤと勘違いして、結局下居まで歩きました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 下居バス停下車。
下居バス停下車。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 音羽観音寺への道標。
音羽観音寺への道標。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここから本格的に参道に入ります。簡易舗装の道がほとんどですが、結構急です。心してお登り下さい。
ここから本格的に参道に入ります。簡易舗装の道がほとんどですが、結構急です。心してお登り下さい。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 杉の植林がきれいです。
杉の植林がきれいです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 無常橋。このすぐ向こうに下の立て札が。
無常橋。このすぐ向こうに下の立て札が。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 実際、もうちょっと頑張ったらお寺に着きます。
実際、もうちょっと頑張ったらお寺に着きます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 観音寺到着。
観音寺到着。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 有名なお人形。
有名なお人形。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 お葉つきイチョウの巨木。
お葉つきイチョウの巨木。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 葉っぱに実が付く点で珍しいとのこと。今は実どころか葉もありません。
葉っぱに実が付く点で珍しいとのこと。今は実どころか葉もありません。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 不動堂。本堂からまっすぐこっちに入れる筈なんですが、今日はネットが張ってあって、一度寺から出る必要がありました。
不動堂。本堂からまっすぐこっちに入れる筈なんですが、今日はネットが張ってあって、一度寺から出る必要がありました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここの分岐を右に登ります。左に登っても山頂へは行けますが、右に登った方が景色がいいです。右は急登ですが、左も大差ないので、片道の人は右に登るのをお勧めします。
ここの分岐を右に登ります。左に登っても山頂へは行けますが、右に登った方が景色がいいです。右は急登ですが、左も大差ないので、片道の人は右に登るのをお勧めします。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 万葉展望台への登り。ここも結構急ですが、観音寺までほど長く続かないのが救い。
万葉展望台への登り。ここも結構急ですが、観音寺までほど長く続かないのが救い。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 奈良盆地の南端。畝傍が見えます。
奈良盆地の南端。畝傍が見えます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 金剛葛城。ただ、霞んでいるため、その更に向こうがはっきり見えません。
金剛葛城。ただ、霞んでいるため、その更に向こうがはっきり見えません。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 その後も多少の急登がありますが、さほど長続きせず、山頂に到達。
その後も多少の急登がありますが、さほど長続きせず、山頂に到達。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 三等三角点。
三等三角点。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 山名標いっぱい。
山名標いっぱい。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 こっちに降りても本郷に行けるのかも知れませんが。
こっちに降りても本郷に行けるのかも知れませんが。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 音羽三山と言えば笹ですが、まださほど繁茂していません。
音羽三山と言えば笹ですが、まださほど繁茂していません。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 本日最後の急登。
本日最後の急登。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここを左に降ります。右に登ると経ヶ塚山。
ここを左に降ります。右に登ると経ヶ塚山。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここも下へ。ここから先、悩んだ時は降りる方の分岐を選べばよかったです。
ここも下へ。ここから先、悩んだ時は降りる方の分岐を選べばよかったです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 この倒木が気になっていました。昨年来た時はこの木が道を塞いでいて、通り抜けるのに苦労しました。現在では処理されて、特に通行に支障はありません。
この倒木が気になっていました。昨年来た時はこの木が道を塞いでいて、通り抜けるのに苦労しました。現在では処理されて、特に通行に支障はありません。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 巨木と、手前に祠。
巨木と、手前に祠。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここで林道に出るのですが、すぐに降りる分岐があるので、そっちへ。
ここで林道に出るのですが、すぐに降りる分岐があるので、そっちへ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここからの下りは少々道が荒れています。
ここからの下りは少々道が荒れています。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここの分岐も悩むのですが、原則通り「下り」チョイスが正解です。
ここの分岐も悩むのですが、原則通り「下り」チョイスが正解です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここまで降りると問題なし。あとは舗装路歩きです。
ここまで降りると問題なし。あとは舗装路歩きです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 竹林がきれい。
竹林がきれい。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 真ん中に見えるのが、熊ヶ岳(今日は行ってません)の反射板だと思います。
真ん中に見えるのが、熊ヶ岳(今日は行ってません)の反射板だと思います。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 又兵衛桜、見えました!
又兵衛桜、見えました!
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 道標。右に行くとおとわ。
道標。右に行くとおとわ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 振り返り。
振り返り。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 これが満開になるところを見たいものです。
これが満開になるところを見たいものです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 又兵衛桜の隣には桃の林があります。蕾が膨らんできています。
又兵衛桜の隣には桃の林があります。蕾が膨らんできています。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 城山。立ち寄ろうかなと思いましたが、遠回りになるのでやめました。
城山。立ち寄ろうかなと思いましたが、遠回りになるのでやめました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 大宇陀体育館。
大宇陀体育館。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 大宇陀バス停の時刻表。ご参考までに。
大宇陀バス停の時刻表。ご参考までに。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 道の駅。
道の駅。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 酒蔵があって、喫茶と日本酒も楽しめるそうです。
酒蔵があって、喫茶と日本酒も楽しめるそうです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ひららに到着。40分ほどかかりました。
ひららに到着。40分ほどかかりました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 宇太小学校廃校跡の再利用です。
宇太小学校廃校跡の再利用です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 古いピアノが。
古いピアノが。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 RAWのバレル変形が入ってます。
RAWのバレル変形が入ってます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 当時の机と椅子も残されています。
当時の机と椅子も残されています。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 洗面所にカエルの置物が。
洗面所にカエルの置物が。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 校庭には多種多様なカエデの木が。
校庭には多種多様なカエデの木が。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 時計は止まっているようですね。
時計は止まっているようですね。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 これはなんの蕾なんでしょうかね。
これはなんの蕾なんでしょうかね。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 懐かしい地図。
懐かしい地図。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 カフェに来たら、ミニコンサートをやっていました。
カフェに来たら、ミニコンサートをやっていました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 テーブルも生徒用の机と椅子が用いられています。
テーブルも生徒用の机と椅子が用いられています。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 パンケーキを食べました。通常は食事もできますが、今日は給食再現メニュー限定でした。私はパンを食べていったので、軽食のみに。なお、メープルシロップ添えだったので、「自家製ですか」と尋ねたところ、輸入物だそうです。売店ではメープルシュガーも売っていましたが、これもカナダ製でした。
パンケーキを食べました。通常は食事もできますが、今日は給食再現メニュー限定でした。私はパンを食べていったので、軽食のみに。なお、メープルシロップ添えだったので、「自家製ですか」と尋ねたところ、輸入物だそうです。売店ではメープルシュガーも売っていましたが、これもカナダ製でした。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 教室の電灯も昭和風ですね。
教室の電灯も昭和風ですね。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 多分、廃校前に書かれた文字だと思うのですが、「友」、「挑戦」と書かれていたようです。妙に胸が打たれました。
多分、廃校前に書かれた文字だと思うのですが、「友」、「挑戦」と書かれていたようです。妙に胸が打たれました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 いい感じで飛行機が飛んでくれました。
いい感じで飛行機が飛んでくれました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 この木もいい感じです。
この木もいい感じです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ひららを後にして、水分神社にやってきました。
ひららを後にして、水分神社にやってきました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 この社殿は国宝です。
この社殿は国宝です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 いくつもの巨木があります。
いくつもの巨木があります。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 これは頼朝杉と言うそうです(ただし、二代目らしい)。
これは頼朝杉と言うそうです(ただし、二代目らしい)。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 古市場水分神社バス停でゴール。
古市場水分神社バス停でゴール。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 霧氷バスに乗ったバス停。
霧氷バスに乗ったバス停。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 榛原駅から電車に乗って帰宅。
榛原駅から電車に乗って帰宅。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。