勤労者山岳会机上学習会。2月25日

2018.03.05(月) 日帰り

活動詳細

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「九重の日帰り登山の装備について」福岡地区協議会で、山初心者🔰向けの事故ゼロ学習会の3回目でした。私の会ではベテランの先輩も多いので初心者🔰の私の為にやって頂いたみたいに感じて参加しました。 ラリーグラスの貞苅店長を迎えての装備のお話しでしたが、商品のバイヤーとしてと云う感じより、登山者の先輩としてのアドバイスでした。色んな体験談も有りました。 靴は足に相談して選ぶこと。自分の足が例えば幅広いと思っていてもそうではない。横幅はぴったりで 包み込む感じ、先端は指一本位のゆとりがいります。足には親指から小指までを結んだ線が丸い人と斜め真っ直ぐの人などがいます。また、かかとを地面についてつま先を上げた時に真上の紐をぎゅっと締めて下さい。そうすることで下山時に安定します。試し履きもして下さい。靴は下山靴なのです。(靴下は登山用で試着です。) ストックはまず使い方は余り前方を突かないで下さい。転倒の原因です。それから足の負担を腕に疲れを分散させます。ストックは鎖場の前で畳んだりしては渋滞するので、ザックの肩の紐に挿して登ります。また、小屋に入る時はザックからはみ出る形にしない事。別にして手で持っか、ザックにしまう折り畳めるタイプにして下さい。他の方の安全の為です。自然保護の為に先端はカバーして下さい。折り畳み式のストックは6年位い前から出ていますが、不具合は無いが折れやすい樹脂製品と水などで錆びたりして不具合が起こるアルミ製品が有ります。不具合の調節は40回中2回折れ任意でやってます。 服装は冬には汗をかかない様なメリノーウールが良いです。涼しい環境でしか育たない羊です。通気性が良いマイトラックスキンメッシュを場所に応じて重ね着する事も。ゴアテックスの製品、カッパなどは体脂肪に弱いので、洗濯機でしっかり洗って撥水回復材をスプレーして長持ちさせて下さい。巻きスカートとタイツは怪我のリスクが高くて女性にもズボンをおすすめしています。 膝痛四大原因は、姿勢、筋力と柔軟性、歩き方、筋疲労(山と渓谷3月号) (九州の雪山の話しですが、)ゴムで止めるチェーンスパイクは爪が7~8㎜しかなくてやはり6本爪アイゼンの方が良いです。 冬靴というのはワンタッチアイゼンが付けられることを意味するのでは有りません。中に防寒構造が付けられています。日本アルプスなどの冬山には必需品です。(オーバーヤッケも必需品。ヘルメットを被ったままで、すっぽり入れるよ。ーK先輩談。) 日曜日の営業が忙しい日に休まれてとても分かり易く説明して頂きました。貞苅店長有り難うございました。 山の楽しみは安全でこそです。同じ様な話と思わないのが大事です。くじゅう連山は大分県のお山ですが、とても素晴らしい所だと思います。色んなコースを色んな登り方で楽しみたいと思います。学習会を計画された先輩方に心から感謝致します。

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