ノルディックウォーキングのススメ

2018.03.10(土) 日帰り

活動詳細

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今回は、ノルディックウォーキングのポール(杖)について、説明します。 私が活動をする上で、その日のコースによって使い分けをしていますが、よくわからない方も多いと思いますので解説したいと思います。 私の持っているポールは、二種類あります。 一つは、アグレッシブポールと呼ばれるもの(一枚目の写真)です。 ノルディックウォーキングが、フィンランドのクロスカントリーより派生したお話はプロフィールでしました。正にこのポールは元祖フィンランド式のポールといえます。 特徴は、握らなくてもストラップで手首に固定していて、地面への設置面が斜め(二枚目の写真)になっているので、ポールで地面を押し出す事により、推進力が生まれポールなしの歩行よりも早く歩く事ができます。体も安定するので坂道の登りは特に効果を発揮します。 足腰がそこそこ強いスポーツマン向けのポールです。 もう一つが、デフェンシブポールと呼ばれるものです。こちらはフィンランド式のポール元にして、介護用もしくはリハビリ用に日本で作られました。ですから、日本式のポールともいえます。 このポールの特徴は、手をストラップに差し込む形になっているので手軽さがあり、万一の転倒時でも手からポールを手放す事もできます。 こちらの設置面は、垂直にしっかり地面を支えてくれる形になっています。 ですから、足腰に自信のない方やほぼ寝たきりの状態から歩行訓練やリハビリ用としても使えます。 また、階段の登り降りや足場の悪い所でもその効果を発揮します。アスファルトから山のハイキングなら十分といえるでしょう。 あと、私は持ってませんが、トレッキングポールと呼ばれるものもあります。 これは、ノルディックウォーキングのポールではありませんが、設置面が尖っているので草地や岩場などではこのポールの方が優ります。ただ、山もアスファルトも歩くという方は、ノルディックウォーキングのデフェンシブのポールの方が万能といえるでしょう。

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