活動データ
タイム
05:40
距離
10.9km
のぼり
960m
くだり
958m
活動詳細
すべて見る※初挑戦(撤退):https://yamap.co.jp/activity/1597215 宮城県と山形県の県境にそびえ立つ『面白山』は、東北地方を南北に貫く『奥羽山脈』のほぼ中央部に位置する山だ。その名は、神仏習合の思想が、雪に覆われたの姿の美しさと結びつき、「面の白い山」として信仰されるようになったことに由来する、ともされている。そんな本峰は、春~秋にかけては勿論、冬季の積雪下においても、多くの登山者に親しまれているのだ。 さて、そんな面白山であるが、筆者は2週間前に一度、雪山登山のスキルアップを図る目的もあって、本峰への登頂を試みたのである。……が、頂上まであと一歩という所で、吹雪による視界不良で撤退を余儀なくされ、非常に悔しい思いをした。できれば近いうちに再び挑みたい、という思いが、それから徐々に自身の胸中で膨れ上がりつつあったのである。 一方、先週末にはツアー会社による基本的なアイゼン・ピッケルワークの講習会に参加したこともあり、早速学んだことを実戦で活用してみたいと思っていた所であった。折しも、この2週間で気象条件は大きく変化し、近傍の山稜においても、厳冬期から残雪期へと登山環境は変貌を遂げつつあり、それはこの面白山も例外ではなさそうである。そして、この時期こそアイゼンやピッケルが威力を発揮する場面が多い、というのも上述の講習会で得た情報であった。 しかるに、この間挑戦したばかりとはいえ、再び面白山を目指すのも理にかなっている。しかも、『てんきとくらす』によると、次の日曜日の気象条件は登山に最適。したがって、この機を逸する選択肢は無かろうと判断した次第だ。 ともあれ、迎えた当日の天候は朝から快晴。まだ見ぬ面白山のハイライトへ思いを馳せつつ、張り切って出発だ。 <注意事項> 面白山高原駅から天童高原キャンプ場までの登山道は、後述の通り条件が悪く、極めて歩きづらかった。やや遠回りになるが、平行する林道も利用可能なので、筆者のような雪山初心者の場合、この時期はそちらを歩いた方がよさそうである。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。