崩落谷を降りてみたら(>_<)

2018.03.11(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 29
休憩時間
2 時間 9
距離
7.6 km
のぼり / くだり
738 / 735 m
35
5 45

活動詳細

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「久々に山に行きたい」という以前の勤務先の登山部長からのLINEに 「部長が一緒なら西峰登ってみたい!」とお願いし(笑) 1人ではイマイチ腰が上がらなかった根子岳の西峰へ。 偽ピーク以降は「ベテランCLが一緒でなければ駄目」という看板があるので あの細尾根を通過して本峰へ行けるのかどうか、ばかり考えていましたが 敵(根子様)もさるもの! 予想外の障害物に難儀しました・・・それはエビの尻尾(笑) 硬い氷がものすごい勢いで連続的に落ちてきて バシバシと私たちを攻撃・・・イタッ! イタッ!と叫びながら 「ヘルメット着用していて良かった」と、こんなとこで思うとは(^^;) しかも… 硬い氷がものすごい勢いで連続的に落ちてきたエビの尻尾が登山道に降り積もり、 アイゼンがまったく効かない「ダダ滑りロード」を作り上げていて、 ザラザラと滑り落ちる氷の上を落ちないように歩くので必死・・・ 西峰を目の前にして、ここでギブ(><) 私のスキルがもすこし上がったら再挑戦したいです。 危険を避けて西峰を諦めたはずなのに…下山に、登山道ではない崩落谷を下ってみようか?と挑戦する私たち。 ところどころ、ズドンと切れ落ちていて、そのたびサイドに巻いてみたり色々手を尽くして、あと少し、というとこまで泥だらけ(私だけ)になりながら下降。 ところが… ラスボス的な切れ落ちがどうしても降りれず💦 私が右巻きで行けるかを見に行こうとしたのですが、降りてはいけない落差を降りて、手を置いた大きな岩が、土が柔らかいので体重に耐え切れず抜け落ちて滑り落ち。 切れ落ちた崖の数センチ手前でかろうじてストップ。 そこから落ちたら、下の岩場に叩きつけられること必至。 しかも部長がロープを投げようと準備してくれている間も ジリジリと少しずつ滑り続け、更に捕まるものが何もない。 唯一、15センチくらい上に、枯れ木を発見したけど あれに捕まれたとしても、死んでる木で、抜けたら私もヤバイ(><) ゆっくり少しずつ重力に逆らってプッシュホールドしながらジリジリ上がり、怖いけど木に命をかけてみたらどうやら根っこはしっかりしている模様。しかしいつ抜けるかわからん・・・ 部長がロープを投げてくれると言うけど、とりあえず、そのロープまでは自力で到達しないといけないので😅 枯れ木に全体重をかけないようにしながらズルズル滑る地面をまたプッシュホールドしながら上昇・・・ ようやくロープをキャッチ! 決して頼ってはいけない物ばかりに頼ってのギャンブルでした。 降りてはいけない段差を降りてしまったこと、反省しております🥲 結局、ここを下ることはできず 尾根に登り返して下山。 勿論藪こぎまくりで、新品ヘルメットは傷だらけ、トレッキングパンツはボロボロで再起不能→泣く泣く廃棄。 なにはともあれ、怪我がなく下山できて良かったです。

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