2018年 3月14日 増山城

3月半ば、増山城。 ヤマップで最初に載せたのがここです。 増山城は婦負郡の守護代神保氏の城で、越中三大山城の一つです。 さて、今回も目的はオウレン。 やはり咲いていました。 城門(復元)をくぐりすぐのところで群生しています。 オウレンは漢字で黄蓮。ハスに似ることから来ていますが、花は1センチほど、草丈は15㎝で三つほど枝分かれして花を咲かせます。 また漢方にも用いられ、播種より収穫までには5−6年を要するとのことで身体のほてりを抑えたり、胃腸を整えたり、またイライラを鎮める働きがあります。 この生薬には、抗菌作用・抗炎症作用がある、ベルベリンというアルカロイドが含まれます。 ※アルカロイドは有毒物質です。キンポウゲ科は有毒植物が殆どで口にするものではありません。 今回は、一の丸には行かず、下を通り周遊。林道に出ると、なんとまぁ、気の早いのがもう咲いていました、ショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の常緑多年草)。 林道は一部欠損。車は通れません。下の方に下りていくと、林道脇にもオウレン。 まだ種類は少ないですが、花が咲き始めていました。 これから随時花が咲いて行く事でしょう。 花の季節。山笑うとは、よく言ったものです。