チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 40
休憩時間
1 時間 39
距離
13.4 km
のぼり / くだり
382 / 343 m
4 41

活動詳細

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トランジット含め3日、飛行機でカラファテに入りそのままバスでナタレスへ。一泊してパイネに入る。チリペソでしか入園料が払えないと聞いていたがドルでもユーロでも払えるようだった。宿泊予約もたいしてチェックされなかった。 西側の予約が取れなかったのでwトレックを一本東へずらし初日は東のseronに入る。たった12キロのなだらかな道が結構辛い。時差ボケと座りっぱなしによる筋力の低下を考慮に入れていなかった。朝雨がパラついたが昼には晴れた。トレイルは人用と馬用に分かれていたのだが、人用のトレイルに明らかな馬糞が落ちている。道はぬかるんでいて景色に見とれて歩いていたら右足を沼に持っていかれた。軽く凹む。途中日本人に会った。なんでも、サークルトレックに来たが峠が深雪で通行止になり、いつ開くともわからないので諦めて引き返して来たそうだ。これから行けば越えられるかもと言われたが、どちらにしても西側は予約が取れていないので行けるところまで行って引き返すことに決めた。そんなこんなでseronキャンプ場に到着。着くや否や近くにいたアレハンドロにマテ茶をもらった。飲むと早く歩けるようになるらしい。到着が昼だったので結構暇だった。スラックラインがあったので遊んだ。難しい。小屋番曰く、クンフーの気(チー)だ!ということだったが、ちょっと何言ってるかよくわからなかった。結構粘ったが結局三歩以上前には進めなかった。その後軽い柔軟をして時間を潰す。”前屈だって高校生の頃は一昔前の携帯電話のようだったのに、今ではこの通りiPhoneさ。”というジョークが思いのほかウケて気分がよかった。夜までには10人ほどの人が集まって各々夕食を作った。サークルトレックの入り口であることもあり、強そうなトレッカーが何人かいた。話題は荷物を如何に軽くするかがメインだった。登山用品や、食料を乾燥させる方法についてみんなで議論した。僕のテントは棺桶のように小さく、晩御飯はマヨネーズ64グラムだった。それ何につけるの?と聞かれた。そのまま食う。と答えた。それどうやって着替えるの?と聞かれた。着替えないよ。と答えた。それ以上の軽量化に成功した人はいないようだったが、誰もいい考えだとは思っていないようだった。そして空にはコンドルが舞い、夜空は星で満たされた。

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