活動データ
タイム
10:18
距離
17.3km
のぼり
3387m
くだり
1450m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るいよいよ夏山シーズンも終わりということで、私の中で恒例となっている締めの登山に行ってきました。 これで今年のアルプス登山は終わり。また来夏までウズウズしながら冬眠します(笑) しばらくは標高を下げてのお山歩きですニャハハ(*^▽^*) 今年最後のアルプスはどこへ行こうかなぁ~と地図を見ながら色々と計画を練っていました。 当初の予定では、新穂高から南岳に登り、中岳・大喰岳・槍ヶ岳の稜線歩きを楽しみたいな~と思っていました。 しかし、2週間前に上高地を訪れ河童橋から穂高の山並みを眺めたときに、”あの場所へ行きたい”という思いが強くなりました。 上高地を訪れたときに考えていたプランは、岳沢から重太郎新道を経て前穂・奥穂と縦走するものでしたが、このコースだとおそらく最低2泊3日はかかります。 10月の3連休だと場合によっては降雪の心配もあったので、1泊2日で行ける白出沢ルートで奥穂を目指すことにしました。 今回のプランでは奥穂高岳に登ることしか考えていなかったのですが、奥穂高岳山頂から見たジャンダルムの姿にすっかり魅せられてしまいました(*・・*)ポッ 「格好いい・・・。あそこに行ってみたい」 奥穂高岳から見るとジャンダルムは目と鼻の距離に見え、「よ~しこれなら行ける!!」と思ったんですが、そうは甘くありません。 実際、途中で引き返す方もいて、高度感溢れるルートにびびりまくりました(゚口゚;)うっ・・・・・ 岩場とクサリ場が連続してとてもスリリングですが、これがまた楽しい。 確かに容易なルートではありませんが、基本的に足場はしっかりしているし、危ない場所はクサリで補強されているので慎重に行動すれば大きな問題はないです。 しかし、馬の背だけは違います。 私が感じた範囲ですが、馬の背だけは本当に高度感があり、両脇が切れ落ちていてマジ怖いです。 足の置き場は長野県側にあるんですが、それほど広くないので行きも帰りもびびりまくってました。 緊張が続いたのでジャンダルムに到着したときはさすがにホッとしました。 またジャンダルムから見える景色がとても素晴らしい!! これを見ると疲れも吹っ飛びます。 本当にずっと見ていたい、と思わずにはいられません。 頑張って来た甲斐があったなぁ~と心底思いました。 ジャンダルムを乗り越えられたことで、憧れの剱岳に少しは近づけたかなテヘヘッ(*゚ー゚)> 【白出沢ルート】 飛騨側から登る、最も最短で奥穂までいけるルート。 今回歩いてみて、個人的にはこのコース結構好きなコースです。 まず、林道歩きが長くない、森を抜けるのも割と早い、重太郎橋から鉱石沢まではスリリングな場所を通る、白出沢の最後の登りは直登好きにはたまらないと私のツボにぴたっとはまります。 確かに浮石が多く、登りの時は特にルートが分かりづらいですが、ゆっくり登ればそれほど苦になりません。コルの部分に穂高岳山荘が見えてからが長いですが、後ろを振り返ると笠ヶ岳の見事な眺望が広がっています。これには元気をもらえます。 あと、涸沢経由で奥穂を目指される人と比べて、圧倒的に人が少ないということがあります。 ザイテングラートでの待ち時間とかが無い分登りやすいかもしれません。 ただし、途中避難ポイントが穂高平小屋しかないので、そこが難点ですね。 【気温】 山頂付近は、朝夜かなり冷え込みます。穂高岳山荘でもストーブの周りは人でいっぱいでした。 私はウインドジャケットとダウンジャケットを持って行っていましたが、足元から冷えが来ました。 防寒対策は必須です。
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