鳥羽・菅島一周

2018.03.24(土) 日帰り

活動データ

タイム

03:28

距離

9.6km

のぼり

511m

くだり

511m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 28
休憩時間
17
距離
9.6 km
のぼり / くだり
511 / 511 m
25
6
3
4
56
29
36

活動詳細

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鳥羽市の離島・菅島を一周してきました。鳥羽市の離島では、神島や答志島は訪れたことはありますが、菅島は初めて。 鳥羽マリンターミナルから市営定期船に乗り、15分程で菅島港に到着。時計回りに菅島一周へ。 舗装された歩きやすい遊歩道。温暖な地域を思わせる木々が生い茂っていて、同じ県内ながら、植生は明らかに違いました。 峠をひとつ越えてしろんご浜へ。しろんご祭が開催される神聖な砂浜。エメラルドグリーンに輝いていて、やっぱり伊勢志摩の海は美しい。 遊歩道を進み菅島灯台へ。レンガ造りでは日本最古の灯台だそう。神島や伊良湖岬の眺めが素晴らしかったです。 遊歩道から分岐して監的哨跡へ。監的哨とは砲弾の着弾点を確認した旧陸軍の監視所。伊良湖岬に発射場があり、神島にも監的哨がありました。監的哨の屋上からの眺めは抜群で、答志島や伊良湖水道はもちろん、大山など360度見渡せました。 遊歩道を進むと、大山と漁港へ下りる卒塔婆のある分岐が出現。大山はここから未舗装の山道。この辺りには猫の額ほどの畑が点在。このような尾根にまで畑があるということは、土地は貴重な存在なのでしょう。 山道を進むと、再度、漁港に下りる分岐が出現。ここにも卒塔婆があり、大山への方向的に、卒塔婆のの分岐で左折したのですが、これが間違い。黒崎という違う方向へ進んでしまいました。正しくは、卒塔婆の分岐を一旦右に進み、卒塔婆のすぐ裏にある分岐を左に進むのです。 しばらく心地よい山道を進むと、菅島の最南端である亀子鼻との分岐。右側が大山への道。分岐を過ぎると、急に高度を上げ、視界が開けた尾根道へ。漁港が眼下に見下ろせ、鳥羽の本土や答志島、伊良湖岬まで見渡せる菅島で一番の絶景でした。 大山まであとわすか。が、ここからはツゲやイバラの藪こぎで酷い目に。ふと気が付くと、大山山頂のプレートが目に付きました。三角点もありましたが、茂みの中で展望はなし。そのまま破線路を進み、林道へ下りようとしましたが、道は消滅。少し戻ったところで分岐して林道へ。 林道は島の西側へぐるっと回ると、採石場が見えてきました。島が大きくえぐられていて、グランドキャニオンみたいな景色が広がっていました。林道をさらに進むと、両側が見下ろせ、まさに天空の林道。 林道はさらに西側へ大回りしますが、登山道でショートカット。巨大な水道タンクの辺りで再び林道に合流。そのまま漁港へ帰還しました。 帰りの定期船が出るまでまだまだ時間があったので、港近くの町を散策することに。民家の軒先を縫うような路地。ロールプレイングゲームのダンジョンを進んでいるような不思議な感覚。お年寄りが井戸端会議をしていたりして、他所様の庭先を通り抜けているみたいでした。 4時間足らずの菅島滞在でしたが、丸一日過ごしたかのような濃い体験ができました。見所がコンパクトに詰まっている島なのですが、全てがダイナミックに感じられたのです。海も山も楽しめるし、身近に離島を味わえるので、これからも時々、鳥羽の島々を訪れたいと思います。

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