活動データ
タイム
06:42
距離
8.3km
のぼり
702m
くだり
699m
活動詳細
すべて見る日増しに心の中で闇三姉妹、妬美、嫉美、辛美が勢力を拡大中。 このままではリアルにムスカになりそうなので心底楽しまねばと東陵コースから石鎚山に登った。 今回は東陵コースデビューのくりきんさん、石鎚山デビューののせっちさん、そして東陵マスターのしばてんさんとその相棒ソーヤ(坐骨神経痛+尿酸値高め)の4人パーティ。 もはやジョイントというよりレギュラーメンバーですな。 のせっちさんは東陵コース禁断の動画プラスしばてんさん、くりきんさんのヘルメット装備を見てしまって、不安を隠せない様子。 バリエーションルートなので危険なことには間違いないが、経験者の同行と充分注意していればそれほど難しくないコースと説明を受けると少し安心したのか覚悟を決められたようだった。 今日は天気もいいし、絶好の登山日和。 たっぷり楽しみましょ。 ■サクッと東陵基部 さすが登山指数A判定、先週とは比べものにならない数の車がゲート前に列をなす。 駐車スペースがあるだろうかと心配したが、ゲートが開いた直後だったのでそれなりに駐車スペースがあり一安心。 さっそく準備を整えて出発。 ずいぶん肌寒くなってきたので、夏の頃に比べると格段にいいペースで進んでいける。 途中、YAMAPユーザーのご夫婦に声をかけていただき、感激。 一年前、しばてんさんと山で声をかけられたら嬉しいねなんてことを話していたなあ。 これぢゃ、TSUTAYAでエロビのコーナーへ行けないねと言うと「自意識過剰」と一刀両断されてしまった。 なんにせよ、お声がけしていただけるのは有り難いことです。 先週もこのコースを登ったので写真撮影も少なく、あっさり東陵基部に到着。 ベンチ3とベンチ4のあるこの場所は絶好の休憩ポイントで、そのまま登山道を進む人達と東陵コースへと進む人達が山談義に華を咲かすポイント。 まるで旅する人々が行き交う空港のような雰囲気があって好きな場所のひとつ、さながら山のターミナルといったところか。 今日もそれぞれの山旅へと向かう人々でにぎわっている。 ■ワクワクと南尖峰へ 東陵デビューのふたりは、多分ドキドキワクワクであろう東陵コースへと分け入っていく。 いきなりの急登は木の根を掴みながらグッと身体を持ち上げてクリア。 すぐに「通行禁止」の立て札が現れる。 通常の登山道ではないですよという念押しの意味が込められていると解釈。 ここから先は案内看板、マーカは一切なく当然自己責任で進むことになる。 ただし、多くの人が行き交うコースなので踏み跡は明瞭で注意深く進めば迷うことはないと思われる。 足元が笹に隠れている上に切れ堕ちている場所もあるのでくれぐれも油断禁物。 さらに急斜面を笹を掴みながらグイグイッと確実に身体を持ち上げていく作業が登山をしてるなあと気分を盛り上げてくれる。 少しずつ近づいてくる南尖峰はダイナミック! 見た目に圧倒される笹滝やカニの横ばいも実際に体験してみれば、さほど苦にならない。 トラブルもなく無事最後の関門、南尖峰直下の岩場に到着。 まず、しばてんさんがお手本を披露、続いて微妙なスタンスに戸惑いながらものせっちさん、くりきんさんと続く。 さて自分も一年ぶりの関門に挑みますか! すっかり登り方を忘れてしまっていたのでしばてんさんにアドバイスを貰いながらスタンスを探して順調に… はうっ! ここでまさかの重痛いシビレが足の付け根を襲う。 うそーん!ここで? 愚痴っても後戻りなどできるはずもなく、どうにか力の入るポジションを見つけてヨロヨロクリア。 やれやれと登った先にはMの方々が待っていた。 ■ザワザワの弥山へ 冬の伊予富士を6本爪のスパイクで登り切るという伝説のモリヤンさんと相棒さんが山頂で待っていてくれた。 久しぶりの再会にテンションも上がると同時にその身体能力の高さと変態能力の濃さに圧倒される(笑) しばし山談義の後、墓場尾根へ行くという彼らと一旦別れて天狗岳へと向かうことに。 全身を使って登ったので腹は減ったが、弥山方向は遠目にみても人でごった返している。 しかたがないので天狗岳を少し下った岩場で昼飯をとることにした。 とりあえず、ノンアルで乾杯。 各自が昼飯を取る中、くりきんクッキングスタート。 本日のメニューは肉まんに水餃子とお手軽中華らしいが、調理中に大事件発生! くりきんさん、ガマンができなかったのか、まだ蒸し終わっていない調理器の蓋を開けて蒸気が霧散。 大丈夫なのか? その後、モリヤンさんたちも程なく合流し楽しいランチタイムのスタート。 何事もなかったかの様に肉まんをほおばるくりきんさの表情は少し微妙だった。 楽しさ1.5倍増(当社比)のランチタイムを終えると弥山へと向かう。 大混雑の岩場と鎖場、登りと下りを10人区切りで交互に通過してようやく弥山に到着。 なんだか疲れてしまった。 たどりついた山頂は人人人で埋め尽くされて、座る場所さえ見あたらなかった。 ■ゾロゾロの下山道へ あまりの人の多さに、記念撮影と山頂限定バッヂを購入して、さっさと下山開始。 しかし、こちらも行列が続く。 普段山では、お会いしても1組2組くらいという感じなので、この状況はある意味貴重な体験。 急いでも仕方がないのでモリヤンさん達とバカ話に華をさかせながら、二の鎖小屋まで、まったりと下りていく。 成就コースと土小屋コースの分岐でおふたりとお別れ、楽しい一時でした。 分岐後は混雑もましになり、快調に下りてアッサリ下山。 ソフトクリームでクールダウンののち、温泉へと向かう。 やっぱり楽しいぞ東陵コース。 ありがとうございました。 本日の温泉は全員初めての古岩屋荘の温泉。 温泉は岩風呂のみとシンプルだが湯あたりは柔らかく、疲れがほぐれていく感じが心地よい。 入浴料も高知では考えられない400円。安い! 湯上がりは、やっぱり麦の炭酸でしょうとノンアルで再び乾杯。 食堂の食券自販機にキジの文字を発見、キジならば食してみなければとキジうどんを注文。 かなり甘めの出汁だが、しつこい甘さではなく後を惹く旨さは初体験。 新たなキジシリーズは昔ながらの味が病みつきになりそう。 東陵デビューのふたりもだいぶ楽しめたようで何よりでした。 さて、次はどの山登りましょ。
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