白銀の回廊を歩く三岩岳・大戸沢

2018.03.24(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 20
休憩時間
1 時間 1
距離
13.8 km
のぼり / くだり
1481 / 838 m
4 2
5
2 57

活動詳細

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バックカントリーでは、有名な三岩岳・大戸沢 下見を兼ねて、スキーではなくアイゼン&ワカンで周回してきました。 場所は 会津駒・中門岳の東側です。 快晴の中 1人で白銀の回廊 歩ってきました。 冬季残雪限定コースです。標高2000m付近の三岩岳・大戸沢岳のあいだは、誰にも会わず・・360度絶景を1人じめ・・・。 いつも、三本槍から見ていた会津の山々・・・ 今回は、逆方向から見ました。 午前中は 空気が澄んでいたので 那須連山 高原高原 日光連山クッキリ見えました。 越後の山々も 雪がついて とても綺麗でした。 ----------------------------------- 登山口で、車をデポして 会津駒登山口から登って、こちらの登山口へ戻ってくるという 2人組の方とお話ししました。 帰りにも会うことができて 福島県の方で毎週来てると言っていました。 いろいろ情報をお聞きしました。女性の方は、さすが・・顔が日焼けで真黒(笑)・・ 朝は、溶けた雪が固く凍っていたので、12本爪で 前半は歩きました。 大戸沢は、緩やかなちょうど良い斜面で広々 まるで 天然のスキー場のようでした。 三ッ岩沢あたり近く 斜面 35度ぐらいの急登・・長いです。 先の雪が溶けてアイスバーンになり21日に降った雪が10センチぐらい積もってます。 うまく角度を取らないと ズルっといきます。 「きっつー」 先行していた スキーのバックカントリーの方1名 急登中盤で難儀していました。 今日は、スノーシューだけで アイゼンは持ってこなかったとのこと 「自分が先に行ったらどうですかねー」と言って いっしょに歩き出したら 30mぐらい 滑って落ちてしまいました。 「今日は ここで撤退しまーす!」と 降りていきました。 この時、ギヤ(道具)選択重要と・・再認識・・ このあと 雪崩そうに 割れたクレバスを発見 更に、雪に隠れたクレバスに右足踏み抜く。。。('◇')ゞ 「周回できるか、、」と 一瞬弱気になる・・・ しかし 時間もまだたっぷりあるし 絶景が控えているので撤退する理由がない。。。 ここで ワカンを装着・・・進路を右に変えて・・ やっと尾根に出ると 絶景が待っていました. これから歩く白銀の回廊と、南を見ると、那須をはじめ関東の山々 北を見ると 東北の山々 最高(^_-)-☆ 先に尖った ピークが見えます。 「あれ 登るのか・・・?」 あとから それは 三つ岩とわかる・・・ ひとつ登ったら あら もうひとつ・・・ あら もうひとつ。。。なるほど 三岩だー 標高2000メートル強。ピーカンの中ひとり。。。。 360度の展望・・・来て良かった・・・ 正面には 大戸沢、登ってきたルートがはっきりわかる景色・・上部は 那須連山 高原山 日光連山が見えます。 右を見ると燧岳の頭だけ見えます。 お腹がすいてきたー ピークは、風が強いので 谷の部分で 景色の良さそうな場所で休憩 そこで お昼と・・・いつものポーズとジャンプ写真撮影で遊びます。 お昼を終えて いざ出発 まだまだ白銀の回廊 延々続きます。 強風で かなり大きく雪庇が成長して 崩落したところも・・・ 回廊 あまりに長いので ショートカットできないかなーなんて思いましが・・・ いやいや とても急で 無理無理。。。 そして大戸沢岳手前 「ちょっと木も生えているので行けるかー」と ショートカットすることにしました。 しかーし・・・その決断が 試練に・・・('◇')ゞ 35度からまりの急斜面のトラバースの連続 時折り谷になり更に急になったりします・・ 滑っても 命は大丈夫そうだけど・・・もし滑ると。。ルート修正が大変そう。。。 やっとのこと 思っていたルートに戻りました。 結論としては、ショートカットせず大戸沢岳ピークを通ったほうが楽だったかも。。。 正規ルートへ戻ってからは、「もしスキーで滑ったらどうかなー」なんて考えながら降りました。 後半にさしかかると 靴に豆ができたり ちょっと足が痛くなってきました。 標高も低くなって気温が上がってきて 雪はかなりグサグサです。 ここが ふんばりどころ・・・(笑)  無事 戻ってこられました。 下山時間は 3時30分ぐらい・・・ 燧の湯で体を癒して帰りました。 -------------- 35度ぐらいの固い雪の急登・・延々長いトラバース。 雪崩そうな場所の通過と いろいろありましたが・・・ あのロケーション 景色・・・ 「三岩岳・大戸沢」最高です。 岩太郎の雪山のお気に入りの山になりました。 ※ログは、あと少しというところで スマホが不具合を起こして終了してしまいました。

三岩岳 車を走らせていると、雪山が。。。「登るのあの辺あなーー」なんて 運転
車を走らせていると、雪山が。。。「登るのあの辺あなーー」なんて 運転
三岩岳 歩き出して・・・
歩き出して・・・
三岩岳 最初の難関・・沢わたり・・ なんとか またげました。
最初の難関・・沢わたり・・ なんとか またげました。
三岩岳 前半、雪は、固くしまっているのでアイゼンで十分。
今日は体力を温存するため 最初はスノーポン(ワカン)は、履かず・・
前半、雪は、固くしまっているのでアイゼンで十分。 今日は体力を温存するため 最初はスノーポン(ワカン)は、履かず・・
三岩岳 正面にかっこいい尾根が。。「たぶんあそこを歩けるんだなーーー」下は、適度な斜度で、天然のスキー場のよう・・
正面にかっこいい尾根が。。「たぶんあそこを歩けるんだなーーー」下は、適度な斜度で、天然のスキー場のよう・・
三岩岳 あら、鹿さんのお土産 多数
あら、鹿さんのお土産 多数
三岩岳 三岩沢 近辺 はりついて 急登・・・1か所せりあがったような場所があったので・・しばし休憩 まるでオアシス・・
三岩沢 近辺 はりついて 急登・・・1か所せりあがったような場所があったので・・しばし休憩 まるでオアシス・・
三岩岳 先は長い。。。
先は長い。。。
三岩岳 上空 飛行機雲 写真撮るのやっと。。。
上空 飛行機雲 写真撮るのやっと。。。
三岩岳 反対側 尾根 むこうに あれは 燧岳か。。。
反対側 尾根 むこうに あれは 燧岳か。。。
三岩岳 あまり見せたくない もう少しで 尾根というところで雪崩そうな亀裂 何か所か・・
あまり見せたくない もう少しで 尾根というところで雪崩そうな亀裂 何か所か・・
三岩岳 少し登っていくと (クレバス)に、右足踏み抜く・・('◇')ゞ YABA・・・
少し登っていくと (クレバス)に、右足踏み抜く・・('◇')ゞ YABA・・・
三岩岳 ワカンを履いて 進路変更・・
ワカンを履いて 進路変更・・
三岩岳 もうすぐ 尾根・・・
もうすぐ 尾根・・・
三岩岳 近づいて パチリ
近づいて パチリ
三岩岳 尾根の回廊の先に岩が・・・
尾根の回廊の先に岩が・・・
三岩岳 二つ目の岩 アイゼンで登る先行者のあと。。。
二つ目の岩 アイゼンで登る先行者のあと。。。
三岩岳 寒さに耐える 樹木たち
寒さに耐える 樹木たち
三岩岳 南を見ると・・あれは高原高原・・ハンターMTスキー場だ・・・
南を見ると・・あれは高原高原・・ハンターMTスキー場だ・・・
三岩岳 我が故郷の百村 大佐飛 などの山々。。。
我が故郷の百村 大佐飛 などの山々。。。
三岩岳 こちらは、たかつえスキー場に 那須連山・・
こちらは、たかつえスキー場に 那須連山・・
三岩岳 北を見ると 雪のついた越後の山々 山名わからず(^^ゞ
北を見ると 雪のついた越後の山々 山名わからず(^^ゞ
三岩岳 ピークは 風が強いので 谷間でお昼休憩 お腹すいたー
ピークは 風が強いので 谷間でお昼休憩 お腹すいたー
三岩岳 食後のあとは 三脚をつかって。。いつもの・・
食後のあとは 三脚をつかって。。いつもの・・
三岩岳 そして・・・ジャーンプ 足場や柔らかく 難しいと思ったが 3回目で 何とか絵になるのが1枚
そして・・・ジャーンプ 足場や柔らかく 難しいと思ったが 3回目で 何とか絵になるのが1枚
三岩岳 正面には 登ってきたルート 登山口の谷間が見えます。上部は高原山など。。。
正面には 登ってきたルート 登山口の谷間が見えます。上部は高原山など。。。
三岩岳 これは 歩ってきたところをパチリ
これは 歩ってきたところをパチリ
三岩岳 これから 行く 白銀の回廊 延々続きます・・・この先ずーっと 足跡なし。。。左側は日光連山ですね。
これから 行く 白銀の回廊 延々続きます・・・この先ずーっと 足跡なし。。。左側は日光連山ですね。
三岩岳 強風でアイスバーンのような場所も・・・
強風でアイスバーンのような場所も・・・
三岩岳 あら・・かわいい先行者あり・・
あら・・かわいい先行者あり・・
三岩岳 雪庇が 崩れた場所も・・あり
雪庇が 崩れた場所も・・あり
三岩岳 大戸沢岳 少し手前で 頂上へ行かず シュートカット・・このあと延々トラバースします(-_-;)
大戸沢岳 少し手前で 頂上へ行かず シュートカット・・このあと延々トラバースします(-_-;)
三岩岳 トラバースした跡・・ほんとに・・これでもか・・と思う 長い長いトラバース
トラバースした跡・・ほんとに・・これでもか・・と思う 長い長いトラバース
三岩岳 谷間のような場所をトラバースまたトラバース 滑っても 命は大丈夫そうだけど・・・もし滑ると。。ルート修正が大変そう。。。
谷間のような場所をトラバースまたトラバース 滑っても 命は大丈夫そうだけど・・・もし滑ると。。ルート修正が大変そう。。。
三岩岳 振り返って 歩いた尾根
振り返って 歩いた尾根
三岩岳 やっと 思っていたルートへ 
やっと 思っていたルートへ 
三岩岳 また 歩った尾根を振り返る
また 歩った尾根を振り返る
三岩岳 「このぐらいのツリーランならスキーで滑るのいいなー」なんて思いながら
「このぐらいのツリーランならスキーで滑るのいいなー」なんて思いながら
三岩岳 歩く 歩く。。。
歩く 歩く。。。
三岩岳 再びBCの方と・・・会い  無事下山 フーー
再びBCの方と・・・会い  無事下山 フーー
三岩岳 車で温泉に向かう途中。会津駒 登山口 まだ 雪ありますねー
車で温泉に向かう途中。会津駒 登山口 まだ 雪ありますねー
三岩岳 燧の湯へ。。。
燧の湯へ。。。
三岩岳 さっぱり・・・
さっぱり・・・

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