大河原峠からの蓼科山登山

2015.10.07(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 1
休憩時間
29
距離
6.5 km
のぼり / くだり
518 / 514 m
1 5
28
7
51

活動詳細

すべて見る

秋晴れの良い天気に誘われ、初の蓼科山へ! 蓼科山は「諏訪富士」の別名通り諏訪側(西側)から見ると頂上が平らな円錐形に見えますが、佐久平側(東側)から見るとミカンの乗った鏡餅みたいに見えます。 自宅から大河原峠へは蓼科スカイラインを通り車で1時間少々。快適なドライブで大河原峠到着。 大河原峠の駐車場は半分ほど埋まっていました。公衆トイレや売店もあります。 大河原ヒュッテの前を通って登山口から登山開始。まずは二段構成の蓼科山の一段目、前掛山の尾根を目指します。 初めからなかなかの急坂な上、ちょっと行くと石がゴロゴロの状態になり、結構登るのがしんどいです。 登り始めから40分ほどで急坂が終わりほぼ平坦な道になりました。一段目の上=鏡餅の上の平らな部分に出た感じでしょうか。 林の中を15分ほど進むと「標高2,380m 佐久平最高地点」の標識がありました。さらに進むと、木々の間から蓼科山の山頂(=餅の上のミカン部分)が見えてきます。登山開始から1時間10分かかり、2段目ふもとの将軍平に到着。蓼科山荘前の広場で昼食休憩しました。 さて、いよいよ頂上(=餅の上のミカン)に挑みます! 急な坂道を進み始めると、「ん!?」上からパラパラと何か降ってきます。 地面に落ちたものを見ると、氷の粒のような物。 周囲をを見上げて、樹木の枝先をよく見ると、氷がついてます!(いわゆる霧氷ってやつですか) これが強風でゆすられてパラパラと下に落ちてきていたんですね。 そういえば、さっき見た山頂部の右側が部分的に白くなっていた気がしたのもこれか!と納得。 進むにつれ、登山道は「道」というより積み重なった岩をよじ登っていく状態になります。さらには風も強くなります。 必死で岩にへばりつきながら登っていると、何やらヘリコプターの音が近づいてきている気がします。 何か?と思い振り返ると、眼下にヘリと先ほどの蓼科山荘の屋根が見えました。 どうやら山荘の荷物をヘリで上げ下げしているようです。普段あまり見られない光景を見ることができました。 というか、こんな岩をよじ登る状況だって、普段めったにないことです。 高い所はどちらかというと苦手なのでかなりビビりつつ、出来るだけ後ろを振り返らないようにして何とか蓼科山頂ヒュッテに到着! 鏡餅の2段目の上に着きました!将軍平から30分少々です。 将軍平から頂上までは、霧氷が付く位に気温が低いうえに風が強いのでしっかり防寒対策をとることが必要ですね。 蓼科山山頂部は一面に岩と石が広がり、相当な広さです。岩と岩の間を跳ぶようにして移動し、蓼科山頂上の三角点、蓼科神社奥宮、展望台などを順に見て回ります。天気が良いので見晴らしは最高。頂上南側からは八ヶ岳連峰が望め、西側の端の展望台からは白樺湖や女神湖、北アルプスの山々などが見渡せました。 さて、30分少々頂上部を楽しんだ後は・・・下山、です。 登ってくる時には後ろを振り向かないようにして来たのですが、帰りはそうは行きません。 恐ろしいほどの絶景に正面から向き合いながら、両手・両足を踏ん張り、慎重に岩から岩へ移っていきます。 吹き付ける強風が、これまた恐怖心を煽ってくれます。 とはいえ、何とか無事に将軍平まで戻ってくることができました。 頂上から約25分。 後ほど気が付きましたが、この一番の難所の岩場の写真が登りも下りも全くありません。 それだけ余裕がなかった事が解ります。 将軍平で軽く休憩後、来た時と同じ道をたどって降りました。1時間ほどで大河原峠に無事到着。 岩場で無駄に力が入ったせいか、すっかり首筋と肩が凝ってしまいました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。