活動データ
タイム
04:31
距離
19.2km
のぼり
936m
くだり
1336m
活動詳細
すべて見るという事で、伊豆稜線歩道歩きの後編です。 土肥温泉の中浜バス停から20分程で伽藍山~達磨山登山口最寄りのバス停大曲茶屋に9時頃に到着。ここから昨日のゴール船原峠へ公道を道なりに登っていく。思ったより距離があり、早足で40分弱もかかった。その間、多くのバイクが私の横を通り過ぎて行ったので人気のツーリングコースなんだなと。 船原峠からは西伊豆スカイラインへ階段を上がっていく、数分低木の登山道を登っていくとすぐにスカイラインへ出る。ここからはほとんど公道歩きで申し訳程度に時々登山道を歩くという感じ。そして天気は重苦しい曇天、ガスも濃く富士山どころか先の稜線も見えない状態。そんな感じで気分も盛り上がらないままとりあえずゴールを目指して淡々と歩を進める。 船原峠から45分ほどで伽藍山山頂へ到着。山頂と言っても道路。道路脇に刺さった山頂標識がかろうじて「ここは山頂だ」と主張しているだけ。。。無表情で通過。 伽藍山から達磨山に向けても相変わらず公道歩きがメインだが、昨日の仁科峠以降の熊笹に囲まれた素敵な登山道歩きも増えてくる。天気さえよければ駿河湾と富士山、南アルプスを見ながら気持ちよくあるけるのだろうが、この日は海から爆風に乗って吹き上がってくるガスで20m先が見えない状況。あの世の様な風景の中を歩く。こういうのも嫌いでは無いが、残念だ。 伽藍山から30分程で達磨山山頂に到着。大して軽くも無い私の体がよろめく程の爆風に辟易する。歩き通しでお腹も減ったので大きめの岩の影に隠れておにぎりを食べる。しかし、強風が叩きつけてくる霧で体がどんどん冷えていくので逃げるように戸田峠へ下る。修善寺方面はガスがかかっておらず多少展望が望める。 達磨山から小走り気味に下ること30分戸田峠に到着。徐々に天気は回復している様には見えたが、既にテンションが下がり切っていたので、ちょうど修善寺行のバスが停まっていたらさっさと帰路に就いていただろう。しかし、時刻表を見ると次のバスまで40分程あったのでとりあえず金冠山へ登る。 金冠山は戸田峠から10分程で登れた。ここも風が強い。もし晴れていたら良い景色なんだろうな。。。熊笹の陰で残りのおにぎりを食べる。一息ついて修善寺に下ろうかとも思ったが、ここまで予定より1時間は早く到着できたし、体力も有り余っているし、色々と不完全燃焼だったのでせめて海でも見るかと、沼津方面の海へ下る。 金冠山から沼津方面へ下るには、山の尾根を歩いて下る富士見ルートといこいの森の中を下るルートがある。ここまでで強風とガスにうんざりしていたので、森ルートで下る事にする。森の中の沢に沿って下る何ともない道だが、そんなに人も通らないと見えところどころ道が不明瞭なのでテープやペンキの印に注意しながら歩いた方が良い。途中、何か獣のガルルるるぅぅぅと威嚇する様な声が聞こえたが、伊豆の山には熊はいないという事は知ってるんだよ!とこちらも強気で大きな声で威嚇し返す。弱者には強い男、それが俺。 30分程で森を抜け、キャンプ場に到着。なかなか広い敷地であったがシーズンではないので誰も居なかった。ここからは登山道ではなく、海まで普通の道路である。そしてキャンプ場から30分程、川に沿って荒れ気味の道路を下っていくとミカン畑地帯に出る。海も見えてくる。ミカン畑には電気柵が張り巡らされているのでうっかり道端で休もうものならビリっとなるので注意が必要だろう。しかし、せっかくの電気柵だがカラスは空から侵入し好き放題ミカンを啄んでいた。 のどかなミカン畑の風景を楽しみつつ更に30分程歩くと今日のゴール木負農協バス停に到着。そして目の前に広がる海。自販機でジュースを買って一気に飲み干す。建物の陰で着替えて身支度を整えていたら、ちょうど沼津行のバスも来たので帰路へ。乗客は私一人、海沿いの田舎町の風景を眺めながら感慨にふけっていると、3つ目のバス停から不穏な集団が大挙してバスに乗り込んでくる。ラブライバーどもである。。。ラブライブサンシャインが終わって久しいが、まだイベントで盛り上がり続けていたのか、商魂たくまし過ぎる。。。車窓から見る風景はラブライブのキャラのポスター、旗、痛車、グッズでいっぱい。見事に旅情に浸りたい気分を踏みにじられる。思えば昨年の伊豆旅行の最後もラブライブに汚されたのだった。。。 15時頃沼津駅に到着。バスで気疲れしたのでさっさと帰路へ就く。しかし快速アクティー号速い、17時過ぎには浅草に帰れた。 という事で2日かけて伊豆稜線歩道を完歩したが、2日とも天気に恵まれず富士山を見ながらの稜線歩きは叶わなかった。展望のポテンシャルが高いコースだという事は実際歩いてみて良くわかった。次は晩秋から冬にかけて、空気が澄んでいる季節にもう一度歩いてみたい。 そして今回は32kmのロングコースを歩き切るため、必要に迫られ緩い下り坂の時だけ小走りするよう心掛けた。それだけでも初日は1時間強の時間を短縮できたと思う。公共交通機関使いにとってこの1時間短縮は大きく、行ける山の選択肢が広がるのは間違いない。今後の山行では、ちょっと走って時間短縮する事を取り入れていきたい。 それと伊豆にはまだ、下田から松崎までの40km強の海岸線を歩く南伊豆トレイルコースというものがあるらしい。夏はそっちに挑戦してみようか。その区間って(特に海沿い)、バスの便が極端に少なく昨年の旅行時に諦めた観光スポット多かったし。
活動の装備
- モンベル(mont-bell)サンダーパス パンツ Men's
- その他(Other)7mesh recon jacket
- その他(Other)tilak attack jacket
- コロンビア(Columbia)セイバー3ミッドオムニテック
- モンベル(mont-bell)ジオライン M.W. ラウンドネックシャツ Men's
- ワコール(Wacoal)CW-X スポーツタイツ スタイルフリーボトム (ロング丈) 吸汗速乾 UVカット VCO509 BU S [メンズ]
- パタゴニア(patagonia)メンズ・バギーズ・パンツ(レギュラー)
- グラナイトギア(GRANITE GEAR)VIRGATE 26
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。