活動データ
タイム
04:07
距離
4.5km
のぼり
539m
くだり
644m
活動詳細
すべて見る若狭富士とも呼ばれる青葉山は、若狭西端で、丹後との国境にある秀峰です。山の姿だけでなく、花もなかなかすばらしく、日本海植物の花がたくさん見られます。春は、ユキワリソウとして、ミスミソウの咲く山としてよく知られてるようです。まず、この花を目指して登っていきましたが、登山口すぐから、まず目に付いたのが、スミレサイシン、ヤマルリソウ、トキワイカリソウの三種でした。トキワイカリソウはイカリソウの日本海側の種で、東日本では白色が,西日本では赤紫色が多いとされています。ここ青葉山では、赤紫色が7割、白色が3割といったところでした。スミレサイシンも日本海側のスミレで、大きな葉と大きな花が目立ちます。西峰山頂近くで初めてミスミソウが花をつけていました。日当たりのいいところではかなり大きい花もあって、花の大きさや花弁の数・形も株によってけっこう変わるようです。 西峰は神社の裏、さざれ石状の大岩の上がほんとうの山頂です。ここからは日本海がすぐ近くに。この日は霞で遠望はきかず残念でしたが、見晴らし360度で最高です。 東峰へ向かう尾根上にもミスミソウは咲いていました。東峰から東の中山寺方向に下ると、展望台があって、ここからは高浜の砂浜がきれいに見えました。そのあたりから下の登山道には、ミヤマカタバミが大きな、みごとな群生を作っていました。さらにその下の杉林には、下草としてシャガがすごくたくさん育っていたので、花のころはすばらしいだろうなぁ、などとみんなで話しながら下りました。
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