白馬岳2日目

2014.07.21(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 30
休憩時間
1 時間 10
距離
11.2 km
のぼり / くだり
419 / 1680 m

活動詳細

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小屋はなかなか快適だった。夕食も朝食もバイキング形式で食べ放題、部屋は16人収容の相部屋でわずかに4人。ほぼ個室状態でゆったりと過ごすことが出来た。ご来光も拝むことが出来、朝から快晴だ。 6時10分ごろ、小屋を出発し白馬岳へ向かう。時々後ろを振り返っては景色に見入ってしまい、なかなか進まない。それぐらいいい展望なのだ。友人も4回目にして初めての好天候にテンションが上がっている。白馬山荘からは富山側の街並みや日本海も見え、遠くへ来たんだなと実感する。少し休憩をし、いよいよ山頂を目指す。 山頂からはまた違う景色が広がっていた。八方尾根から伸びる唐松岳、奥に五竜岳が雲海から顔を出し、更に奥の稜線がうっすら見えている。更に奥には立山・剱岳、さらに南部の峰々が屹立している。北側に目を向けると、これから歩く稜線と小蓮華岳が見え、少し角度を変えると雪倉岳や朝日岳らしき山が見える。まさに360度の大パノラマと呼ぶにふさわしい眺望だ。 十二分に展望を楽しんだ後は、いよいよ下山開始。白馬岳から見た時はあまり登りがないと思っていたが三国境からは地味に登りが続く。いくつかの小ピークを越えた後、小蓮華岳に到着。ここからは白馬三山がキレイに並んで見える。1時間歩くだけで景色が刻々と変化していく、次の1時間後は何が見えるんだろう?そう考えながら歩ける好天候の稜線歩きは本当に楽しい。 小蓮華岳からは長い下りが待っていた。白馬大池までは様々な高山植物が現れ、疲れた心身を少しだけ癒してくれる。 白馬大池に差し掛かる頃はガスがかかり始め曇り気味になってきたが、それがかえって幽玄的な雰囲気を醸し出していて、いい景色になってきた。小憎い演出をするもんだ。白馬大池の畔の山荘前で一休みし、蓮華温泉方面へ向かう。 蓮華温泉への下りは特に展望はないが、前日降ったであろう雨のせいで足場が滑りやすくなっており、なかなかの悪路になっている。足下を見ながら慎重に下る。天狗の庭からは雪倉・朝日岳が見えるはずだが、ガスのせいで何も見えず。大池から約2時間後、ようやく蓮華温泉に到着。天候に恵まれた、非常に充実した山行だった。

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