From Morning Bear To Sunrise #6：紀北山中をひた走る 野又峠→仙千代ヶ峰→千尋峠

伊勢の朝熊山から大台ヶ原の日出ヶ岳までの稜線を繋げるつもりの、From Morning Bear To Sunrise チャレンジ #6 です。 #5までは南伊勢町温坊から三谷山南方までの稜線を忠実に連続的に繋げてきました。 https://yamap.co.jp/activity/1510030 https://yamap.co.jp/activity/1532076 https://yamap.co.jp/activity/1536800 https://yamap.co.jp/activity/1552858 https://yamap.co.jp/activity/1631454 今回は #5の到達点である、大紀町の三谷山南方から離れた紀北町の山中を起点に、仙千代ヶ峰を経て千尋峠まで縦走してきました。 この辺りは交通的にアクセシビリティが低く、取っ付きにくい印象を持っています。３月中という早めの段階で、このルートをクリアできてホントよかったです。 ・仙千代ヶ峰に是非一度行ってみたかったので、山頂にたどり着けて嬉しかったです。 ・僕の調べでは、web上で拾える仙千代ヶ峰周辺の山行ログはいずれも、北側の宮川ダム方面を起点とするものばかりでした。紀北町つまりは南側から登った記録にたどり着けなかったのです。 しかしながら、国土地理院の地図をみていると、紀北町山中の赤羽川上流から野又峠にいたる実線がひかれているのです。それを頼りに今回、紀北町から登ってみました。 その結果、なんで紀北側登ったログが見つからないか、よくわかりました。稜線にとりつくまでが地獄ルートなんですわ。北側に絶壁に近い大きな岩嵓が構える、沢筋を登ってゆくのです。 なんというか、”あなたの体力、コース選択等の技量、根性、とにかく持てる力全て駆使して、とりあえずガシガシ沢登ってって”というようなエグいルートです。僕も滝沿いの岩を登っている途中でつい下を見てしまって、恐怖で30秒ぐらい動けなくなってしまいました。 僕が持った印象は”池小屋山の高滝をロープなし、目印なしで登る行為をややソフトにした”感じです。多分、僕は２度といかんでしょうし、人様にもお薦めできないルートです。 ・大河内山から南下するルートは目印が殆ど見当たりませんでした。GPS情報、地図情報の重要性が増します。 ・昨年の夏以来、千尋峠から下りました。道すがら、アブにかまれまくって、足がボコボコになったり、川で泳ぎまくったりしたことが思い起こされました。