#56 ガリガリな羊蹄山（真狩）

日帰り圏内の天気予報がイマイチよろしくないので、比較的良さげな真狩から羊蹄山へ。予報では昼前から下り坂とあり、雨や雪を避けたくて頑張って早出。 空が薄明るくなる頃に到着した真狩登山口は、数台分ながら夏季駐車場まで除雪されている。露出した地面から１mほど高くなった雪面は、氷結してガリガリだ。そんな真狩の５時の気象は、気温-1.8℃、風速3.0m、風向は南。最深積雪は、お隣の喜茂別で69cm。 到着時は標高650.1mの南コブも隠れる雲の低さで、テンションもかなり低め。それでも、準備の短時間でテラスの少し上まで雲が上がる。 さあ、出発。登山口のクマゲラを少し過ぎた辺りからスリップ散発。程なくガスが下がってきて、またまたテンション下がる。…が、テラスを過ぎた頃、日差しが雲をこじ開ける。程なく青空となり、山頂と麓の両方向が望まれる。足下のガリガリ斜面には新雪が斑らに積もり、その白さが眩しい。しかし、スリップが多発しだしたのでアイゼンにチェンジ。 あとは、ガスったり晴れたりと忙しい天気ではあるが、スキー担いで外輪まで。ここでスキーデポしてピーク往復。 外輪から真狩への下り口は、ブッシュや小石の露出が多く、スキー保護のため標高で50mほど下げてから滑走開始。 浅い沢形の中央を選ぶと、深さ数センチレベルだけどパウ…ではある。…けれど、積雪部分が斑ら状で、新雪の下がガリガリなものだからアンヨにはクル（笑） それでも標高1500mから1000m位までは、少し緩んで楽しいスキーとなる。 天気が良い方に転び、この時期としてはきれいな雪面も楽しめてラッキーラッキー。 帰りは、京極温泉が定休日、ワイス温泉が夕方から営業…と、温泉ジプシー。それで、岩内のサンサンの湯まで足を延ばす。その後は、共和・小沢の「じぇんとるめん」で塩分補給でございます。