金剛堂山ロンリーラッセル撤退

野暮用で富山訪問のついでに日帰りでいける山を検討して金剛堂山に行くことに。 YAMAPメンバーさんの軌跡を参考に利賀スノーバレーから登る。 この3,4日急激に冷えて、おまけに北陸は週末ずっと雨模様の天気でした。 しかも山間部はけっこう雪が降ったようで、30cmくらいは新雪が積もってました。週末に登った方はほぼ皆無だったのか、スキー跡が一筋あるのみ。 駐車場から登山道へ入るとすぐにズボズボ、12本爪とスノーポンをセット。それでも足首からひざくらいまで沈みます。 踏み跡は皆無なので、これがずっと続くことに・・・ 途中ルートを逸脱したりしながら尾根道に出ましたが、すでに時間が押し始めてます。。 片折岳の手前から雪も降り始めてテンションダダ下がり・・・ 3月下旬から気温も上がってきてるので、いかに新雪といえどカキ氷のような状態で、ズブズブ沈みまくる上に重い・・・ 片折岳からの下りに差し掛かるころには、雪が横殴りになってきてさらにテンション急降下。 片折岳の次のピークで進むかどうか思案し、時間いっぱいまで行けるところまで行こうと決意、ここから先も雪庇が崩れまくってルートに苦労する。 金剛堂山への尾根道でバックリ開いた場所に出る。 スキー跡は｢割れて落ちそうに見える方｣を通っている・・・え？ ちょうどタイムアップになったのと、このクレバスっぽいところに心折れて撤退を決意。 復路もズブズブの腐れ雪に足をとられまくって、玉の汗を流す結果に。 下山といえどさっぱり楽にならず、全行程プチラッセルでただ疲れに行っただけの山行になりました。 経験値だけは上がったかな・・・